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二代目登場

前々エントリで書いたとほり、うちの二匹の猫のうち一匹(ルー)が三箇月まへに急死してしまひました。そしてこれも前々エントリとそのコメント欄で書いたとほり、もう一匹(サーヤ)がとてもさびしさうにしてゐます。
そんなわけで、ルーの死後しばらくしてサーヤをワクチン接種に動物病院につれていったときに、里親さがしのはなしがあれば聲をかけてくれるやうにお願ひしてきました。季節がら、そろそろ仔猫の生まれる季節でもありますし、この春生まれの仔を一匹もらひたい、とのかんがへです。
牝同士だと仲良くなりにくいとのうわさもありますので、ルーとおなじく牡を希望しました。
その數日後から、妻は早速「名前をかんがへた。」とか言ひだします。「tigerに通じるからティガ、leopardに通じるからレオ、あるいはタロウとか。」と言ってゐます。もう、これだからおたくは。わたしはそんなに露骨におたくっぽい名前はいやだ、もらふ仔が決まってからかんがへれば良い、と受け流しておきました。
さて、一昨日18日の午後、そろそろ焦れてきた妻が動物病院に電話をかけてみたら、丁度はなしがもちこまれてゐるところだったのです。その日の夕方、動物病院の待合室でお見合ひとなりました。
聞くところによると、生まれてすぐの四つ子の捨て猫をひろった人がゐて、その人にたのまれて仔猫をあづかって里親探しをしてゐる人が連れてきてゐる、やうでした。牡3匹、牝1匹のきゃうだいでしたが、牝は午前中に引き取り手が決まったさうで、ゐたのは牡3匹だけでした。上に書いたとほり、うちは牡がほしかったので、問題ありません。
まだ生まれて2箇月になるすこしまへのやうです。最近は仔犬仔猫は3箇月まで親から引き離さない方が良いとされてゐるやうですが、そもそも親がゐないのですから、それならむしろ早い方があたらしい環境になじみやすくて良いでせう。
1匹は全身キジトラ、もう1匹はキジトラに白足袋、最後の1匹は白がベースで、背中に薄めのキジトラ模樣といふキジトラ系兄弟でした。できれば全部もらひたいぐらゐかはいいのですが、さういふわけにもいきません。
實は動物病院に里親希望を申し出たときに柄とかの希望を聞かれ、「どんな仔でも縁があれば」と答へてゐたのですが、わたしも妻も本當はルー同樣キジトラなら良いなあ、ルーみたいに大きくなるのが良いなあ、と漠然と思ってゐたのです。でもルーの代用品がほしいわけではないので、あへて希望とはしなかったのでした。
ところが天のいかなる配劑か、キジトラ系が3匹眼の前にゐます。その中でも全身キジトラが一番よく育ってゐたやうですし、元氣も良い。そのうへ手が大きい。妻によると、手の大きな仔は大きくなるのだとか。抱き上げた感じも見た目よりみっしりと重く、これも大きくなる兆候だとか。そんなわけでこの仔をもらふことにしました。
Tiega_2
歸り道で妻は早速「キジトラだから名前はティガに決まり。」と言ひだします。その後いろいろかんがへましたが、どうしてもゆづりさうにないので、妥協して「正しくはティーガとしよう。短めに呼んでも聞きのがしておいてやらう。」といふことにしました。
うちに連れて歸ると、しばらくはおびえるかな、と思ひましたが、キャリーケースから出すと同時になじんぢゃったみたいです。物怖ぢしない性格のやうです。いつの間にか生まれたときからここにゐるやうな顏をしてゐます。
入浴中にふたたびティーガの名前のことをかんがへてゐたら、もう一つアイデアが浮かびました。先代のルーのやうに大きくて男前でやさしくておほらかな猫に育ってもらひたいとの願ひを込めて、ルーにルートヴィヒ1世の諡をつけ、その二代目として正式には「ルートヴィヒ2世“ティーガ”」と大層な名前にしてみました。神聖キジトラ帝國第二代皇帝陛下ですな。
もちろんルーとまったくおなじになる必要はありません。現に臆病で人見知りでおっとりしてゐたルーに對して、ティーガは好奇心旺盛で人懐つこく活溌です。また、ルーの長くりっぱな尻尾に對して、ティーガの尻尾は人の小指ぐらゐしかありません。日本猫の血が濃いのでせうか。
でも甘えん坊はルーに負けないやうで、小さな體でベッドによじのぼってきて、わたしや妻に寄り添って眠ったり、わたしの胸の上に乘って眠って、寢返りをうって胸から轉げ落ちたりしてゐます。
なぜか脚やら腕やらにぢゃれついてきますが、爪を出したままなのでちょっと痛かったりします。ケットの上から足の親指にかじりついてきもしました(これはとても痛い)。
ベッドサイドボードにマグカップにお茶(烏龍茶と麥茶のブレンド)を入れたのを置いてゐたら、ベッドからサイドボードに移って飮んでゐました。水のはうが良からうと汲んできてやってもこっちばかり飮みます。お茶が氣に入ったやうです。
そんなこんなでとても良い仔が來てくれてしあはせです。うちになじまなかったら、なつかなかったらといふ心配も無用でした。
でもまだ一つ難題があります。サーヤです。前述のとほりサーヤがさびしがってゐるから、といふのがもらった理由の一つなのですが、自分以外にちやほやされるのが來たのが氣に入らないのかすっかりすねてしまったやうです(このあたりがおほらかなルーとやたらとプライドの高いサーヤのちがひ。ルーはサーヤがもらはれて來たときもおほらかに受け入れたとのことです)。自分の隱れ家にこもってしまひ、なかなか出てこなくなってしまひました。實はこれが一番心配だったのですけどね。
それでも夜中におしっこしに出てきたときはちょっと離れてベッドをうかがってゐたので、「サーヤ、おいで。」と呼んでやるとそろそろと近づいてきて、ベッドの端に乘った、と思ったらすぐにをりて隱れ家にもどってしまひました。ティーガのことが氣にはなってゐるやうです。はやく仲良くなってほしいものです。

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