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「素粒子」筆者はなにもわかってゐない

今日の(あ、昨日になってしまった)朝日新聞夕刊の「素粒子」欄にかうある。

 いつまで唱える時代錯誤。中国を「シナ」と呼べと石原都知事。では日本は「倭」?首都大学は江戸大学とでも。

これは朝刊の記事“都知事「中国を『シナ』と呼ばなきゃダメ」首都大学卒業式”に呼応したものだ。呼ばなきゃダメ、ってのはどうかと思ふが、記事中に
英語や仏語などで中国を意味する言葉が「シナ」に類する音であることなどを根拠にあげた。
とあるとほり、チャイナ、シーヌ、シニカなど、多くの國でかの國のことをシナと同種の言葉で呼んでゐる。すべて「秦」が語源であるといはれてゐる。
しかし、日本のことを「倭」と呼んでゐる國はあまりない。韓國や中國などが日本を侮蔑的に呼ぶときに使ってゐるくらゐだ。ちなみに倭といふ字にはチビ助、といふやうなニュアンスがある。本質的に侮蔑語であり、シナと同質ではない。
日本のことは世界の多くの國がジャパンだとかジャポンだとかハポンだとかいふふうに呼んでゐる。これはもちろんジパングからきてゐるのだが、ジパングは「日本國」の訛りといはれてゐるのだから、世界中で日本のことは日本國と呼んでゐるのだ。
冒頭にあげた「素粒子」の記述は、それを知らずに書いたのなら無智蒙昧であるし、知って書いたのなら惡質なミスリードである。いづれにしろ、讀んでゐて不愉快の念を禁じ得なかった。

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