角ハイボールのポスター
最近、サントリーが角ハイボールの罐入りをヒットさせ、ハイボール復權のうごきがあるさうです。あひかはらずサントリーの宣傳上手には舌を卷きます。
昨日夕食をとった食堂にも角ハイボールのポスターが貼ってありました。一見しわが入ったやうに見える背景印刷に角甁の繪。大きく「いざ!とりあえず!角ハイボール」の見出しは古風な活字。本文はつぎのとほり。
美味しいハイボール。其れはキンと冷えております。
其れはソーダ水のシュワシュワが生きております。
更に!ソーダ水におぼれない角のウマ味が活きている。
此れぞ美味しいハイボール。
一口飲めば言ひ知れぬウマ味が広がります。
注文は、どうぞ「角ハイ」とご指名で!
全體にレトロっぽい雰圍氣なので、「言ひ知れぬ」と正かなで書いたのでせうね。しかし「とりあえず」「冷えております」「生きております」「ウマ味が活きている」は新かな。さういふ中途半端なことなら、無理に正かなをつかはない方が良いのにねえ。このコピーを書いたやつも、そのまま通した廣告代理店も、採用したサントリーの宣傳部もみんな馬鹿。だれひとりこんな初步的ミスに氣がつかないのだから。せめて辭書ぐらゐひいてみればよいのに。
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コメント
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これは、好意的に捉へるとわかってゐて敢へて新仮名を使ったのではないでせうか。
「とりあへず」「冷えてをります」だと解らない人があると判断した結果ではないかと。
で、「言ひ知れぬ」くらゐは解るだらうからと、ここだけは正假名。
無論、正假名派から言はせれば、違和感ありまくりで誉められた処置ではありません。
椎名林檎あたりの歌詞をみても同じやうな違和感を抱きます。
投稿: あび卯月 | 2010.03.20 22:57
コメントありがたうございます。
なるほど、さうかもしれませんね。それにしても漫畫に出てくるやうなステロタイプな僞外人のことば(ヘイ!ユー、ミーとフレンドにならう。のたぐひ)みたいで氣もちが惡いですね。
椎名林檎さんの歌詞もそんな感じなのですか。わたしは椎名さんは全然聞かないもので、まったく知りませんでした。椎名さんといへば、數年前に「平成風俗」(いま檢索してタイトルを調べました)の發賣時の新聞全面廣告を見たときは腰をぬかさんばかりに驚きました。斎藤ネコさんと共作名義で、名前もまったく同等の活字で表示されてゐる!もっともなぜかネコさんも聞いたことないのですがね。その周邊の人々(太田惠資さんとか)はしょっちゅう聞いてゐるのになあ。
投稿: 粗忽亭主人 | 2010.03.23 09:59