文化廳的には「手をこまねく」のださうだ
文化廳から平成20年度「国語に関する世論調査」の結果についてが發表されてゐます。その調査結果については特に論評する氣はないのですが、氣になったのは「10.言葉の意味」の項目。
五つの言葉を挙げて,どの意味で使っているかを尋ねた
ものなのだけど、その(1)が「手をこまねく」。たしかに辭書にすら「こまねく」がのってゐたりするけれど、本來は「こまぬく」。「こまねく」ってのは、いはば「ねこ」を「ぬこ」と言ってゐるやうなものだ。「ぬこ」よりもずっと許容度は高いけどね。
それでも文化廳のやうな機關が調査するのなら「こまぬく」でするべきだと思ふんだけどなあ。
これで何年かのちに「手をこまぬく」と「手をこまねく」のどちらが正用か、てな調査をやって「あやまって“こまねく”と言ってゐる人が多い」なんてコメントが出たりするとわらふなあ。
それはさうと、googleで檢索してみると、「手をこまぬく」が約30,200件、「手をこまねく」が約11,800件でした。結構ただしくつかってゐる人が多いといふことなんですね。
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