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いまどきの新聞の日本語

ときどき新聞の日本語がなっとらん、といふ記事を書いてゐるけど、また一つ見つけてしまった。
6月30日付(すこし古くてすまん)の朝日新聞朝刊國際面の寫眞についてゐたキャプション。
「バグダッド中心部の検問所で28日、警備にあたるイラクの警察官=AP。バグダッドはこの日、ふだんからよく起きる砂嵐に見舞われ、昼間から夕方のような明るさだった」
あのねえ、晝間なのに砂嵐のせゐで薄暗かったと言ひたいんでせう。それなのに「○○のやうな明るさ」はないでせう。それだと本來よりも明るかったのかと思ってしまひますよ。「歌舞伎町は夜中でもネオンがかがやき、晝間のやうな明るさだ。」とかね。
いやもちろん「明るさ」には「明度」といふ意味があることは知ってゐますよ。だからこの文をまちがひだとは言はない。でも、わかりにくいへたくそな文だとは言へる。すくなくとも文を書くのが仕事である新聞記者が書くべき文ぢゃない。どうして「晝間でも夕方のやうな薄暗さだった」とか書けないのかねえ。

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