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9月21日 山下洋輔PANJAスイング・オーケストラ

なにぶんにもメンバーをあつめるのが大変なので、数年に1回ぐらいしか活動しないPANJAスイング・オーケストラ(今年は再来月、岡崎市であるらしいが)。この日はBlue Clover Charity Concertと銘うたれている。朝日新聞社の主催、日本対がん協会の後援で、前立腺癌撲滅キャンペーンの一翼を担いつつ、チケット売り上げの10%を寄付するのだそうだ。
会場は文京シビックホール大ホール。1,802席もあるでかいホール。筆者の席は1階22列41番。まん中より少しうしろ、上手のはしの方。5,500円(S席)もしてステージから随分遠いなあ、と思ってしまう。Pit Innやアケタの店では、この半額(以下)でステージから数メートルで鑑賞できて、そのうえワンドリンクついてしまうからなあ、とそういうライブになれきっている筆者は思ってしまうのだ。
それはさておき。
入場時にわたされたチラシには当然先述のキャンペーンの趣旨を書いたビラがふくまれており、シンボルマークのブルークローバーがデザインされたピンズがついていた。
入りは上々。開演(19時予定)が早いので、おくれてくる人も少々あったが、9割ぐらいは入っていたのではないだろうか。あ、2階席は見えないのでよくわからないけど。
19時5分ごろ客電が落ち、タキシード(だと思うが遠いのでよくわからない)を着た山下が登場。ピアノソロをはじめる。つづいて吉野弘志(b)が、さらに村上“ポンタ”(ds)秀一がくわわってピアノトリオになる。
その演奏(インプロ?)がおわると山下のMC。第一部はこのトリオをベースにゲストをからめて、とのこと。なんだ、全編PANJAスイング・オーケストラでやるんじゃないのか。そんなはなし聞いていないぞ。
2曲目はトリオ+渡辺香津美(g)で「遠州燕返し」。
3曲目はトリオ+渡辺+中路英明(tb)+大貫妙子(vo)で。あ、いや、もう一人いたな。誰だったっけ。フルートのように見えたけど、今日はフルートいないしなあ。
ここで山下と大貫が前立腺癌に関するトーク。
4曲目にトリオ+渡辺+大貫で「花売り娘」。途中から梅津和時がクラリネットでくわわる。
第一部最後の曲、とMCがあり、トリオ+坂田明(as)+日野皓正(tp)で「オレオ」。坂田と日野のかけあいがときにはユーモラスに、ときにはハードに。第一部では一番のきかせどころだったように思う。19時47分まで。
第二部は20時5分スタート。客電が落ち、オーケストラがはじまる、が、ステージに山下の姿はなし。と思っているうちに渡辺が客席の入口からギターをひきながら登場、スポットライトをあびつつ場内を通ってステージへ。坂田、日野も同様に。つづいて山下がピアニカを吹きながら場内にあらわれ、同様にステージへ。
そのあと山下、坂田、渡辺、日野が前立腺癌検診の啓発トーク。坂田に田中角栄が降臨したりする。
つづいてはPANJAのみで「In the Mood」。+もう1曲(題名わかりません)。
ここでメンバー紹介。それにあわせてメンバーを書いておくと、山下洋輔(p)、杉本喜代志(g)、吉野弘志(b)、村上“ポンタ”秀一(ds)、藤陵雅裕、梅津和時、片山広明、石兼武美(以上sax)、藤本忍、松島啓之、吉田哲治(以上tp)、中路英明(tb)である。
4曲目には大貫をくわえて「Shall We Dance?」。
そして「今日最後の曲となりました。村上“ポンタ”秀一のドラムスをフィーチャーして、ゲストをまじえておなじみのこの曲を。」と山下のMC。まだ20時43分だ。PANJAなれしている人なら「ははん、あの曲を長めにやるんだな。」とピンとくるところ。はじまったのは果たして「Sing Sing Sing」であった。しばらくPANJAのみでテーマ等をやり、登場した坂田がポンタのドラムスをバックにソロ。梅津と藤陵が坂田の両わきにしゃがみ、シャボン玉を吹く。
つづいて渡辺(+ポンタ)ソロ。梅津、藤陵は、今度は渡辺に紙ふぶきを。
つぎにヒノテル(+ポンタ)ソロ。今度は大量の細い紙テープ。
山下・ポンタデュオをへて、ドラムソロ。梅津と藤陵がポンタのうしろにまわり、大量の紙ふぶき。
そして大貫がワンコーラスほどうたい、「Sing Sing Sing」は21時5分(それほど長くなかった)終了。
大拍手のなかアンコールの幕が開くと、オケのメンバーがいたところにイルミネーションが。クリスマスの街路樹のイルミネーションのように見えたが、星空のイメージらしい。山下+ヒノテルで「星に願いを」だった。そのままピアノソロになり、録音されたストリングス曲が流れ、全員でカーテンコール。ストリングスの流れるなか、終演のアナウンス。21時15分終了。
さきにも書いたとおり、滅多にきけないPANJAスイング・オーケストラをきけたのはうれしい。曲の盛り上がりもよし。ただ、PANJAは第二部だけだったのが少々残念。それからPANJAはただでさえ豪華メンバーなのだから、ゲストなどはなくてもいいのではないか。いや、今日のゲストが悪いわけではまったくないのだが、PANJAだけで大さわぎしてくれれば、筆者にとっては充分だ、ということだ。まあ、動員をかんがえれば、「豪華ゲスト」も必要なのだろうが。それと、PANJAスイング・オーケストラを「幻の」ビッグバンドにしないためにもCDかDVDを出してほしい。スタジオ新録ではなく、ライブ版でかまわないから。

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コメント

こんばんわ。いいコンサートでしたね。詳しく記録されてますので、読みながらフラッシュバックしてしまいます。僕は2階の中央あたりだったんで、みんなミジンコくらいにしか見えませんでした。30年ぶりくらいで見た坂田明が元気だったんで嬉しかったです。
それにしても中高年のファンの多さにびっくりです。

>雑派様

コメントありがとうございます。
ミジンコくらいにしか云々は坂田明をみちびく序言葉、ですね。
私は坂田さんをみるのは今年3回目ですが、そのうち1度はアケタの店で1メートル半ほどの至近距離でした。

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