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2006年6月に作成された記事

6月7日 手塚治虫文化賞贈呈式

東京會舘でひらかれた手塚治虫文化賞の贈呈式に行ってきた。なぜ筆者が、というと、同賞は候補作選定の段階で一般読者からの推薦を募集しており、大賞受賞作の推薦者から2名が贈呈式に招待される。これに当籤した、というわけだ。なんたる僥倖。一生分の運を使い果たしてしまったかもしれない。
式は17時30分からだが、案内状には17時15分までにこい、となっている。勿論、仕事が終わってからではまにあわない。よってこの日は年休。午後半休でもよかったのだが、へたに出ていって、帰れなくなると困るので、思い切って一日休んでしまう。
夕方まで時間があるので、買い物(本やらCDやら)とか、その他所用をおこないたかったのだが、未明に目がさめてしまい、当日乗に長文のコメントを書いたりしていたため、次に起きたのが中途半端な時刻になってしまい、断念。
早めに家を出たので、16時50分ごろについてしまった。
案内状にあるとおり、受付で封筒をわたすと、中身(招待状など)ごと回収されてしまう。名前をチェックしたら返してくれると思っていたのだが。しまった、中身を抜いて渡すのだった、と後悔。でも、後で聞くと、中身は返してもらった人もいるらしい。担当者によってまちまちだった模様。
資料などをもらう。資料は式次第、受賞作発表時の記事のコピー、選考経過や選評、過去の受賞作などが書かれた小冊子、それにピンバッジ。このピンバッジは毎年デザインがかわるのだそうで、これを楽しみに贈呈式に出席している人も多いらしい。今年は手塚治虫とアトムが肩を組んでいる図。
小冊子にあった選評を、「失踪日記」の部分のみ転載しておく。発表時に新聞に出ていたものもあるが、のっていないのもあるので、ファンには興味もあろうかと思うので。

 吾妻ひでおにしか描けない世界。画風が子ども向けなのに、中身は重い。このアンバランスが吾妻の特長だったが、この作品でそれを極限的に示した。(荒俣 宏氏評)

 ギャグ・マンガ家の宿命ともいえる暗闇に足を踏み入れ、また戻ってきた。驚嘆すべきことだ。それを娯楽読み物にしてしまうところが、もっととんでもない。地獄にいても観察してしまう性は、やはりギャグ・マンガ家。さすが吾妻。(いしかわじゅん氏評)

 マンガ家が自身の身辺雑記を描くことは、今、それほど珍しくない。その草分けである作者が、ガチンコで自分自身の体験を描くと、群を抜いて面白い。壮絶な内容だが、マンガとして純粋に楽しめる。吾妻の作家性がマンガというエンターテインメントを肌で分かっているからこそ、楽しませるのだと思う。(印口 崇氏評)

 アルコール依存症、失踪という異常体験を客観化しつつユーモラスに描いた異色作。体験だけに頼った手記マンガではなく、作家と自意識という日本近代文芸のテーマも読み取れる。(呉 智英氏評)

 これだけの体験をし、生還して作品として描ききった。惜しみない賛辞を贈りたい。ホームレスになっても、やがてガスの配管工になり、また不思議な道を辿り、マンガの世界に戻ってくる。泣き笑いのような感覚を私たちに抱かせ、人間に対する愛しみの感覚を蘇らせてくれる。(藤本由香里氏評)

 しばしば「壊れる」などと表現される、ギャグ・マンガ家の過酷な精神状態からの生還の記録である。実体験が作家の内部で濾過され、独自の表現へと昇華して生まれた傑作である。過酷でありながら、どこか楽しげにも思える放浪生活の中で出会う、ちょっと世の中からずれた人々は、吾妻マンガの登場人物そのもの。作者の目に映る不条理な妄想世界は、いまや厳然たる実話となって読者の前に広がる。その不思議な感覚を、いかにもマンガらしい、吾妻の丸っこい絵柄が支えている。いま吾妻ひでおはギャグ・マンガの絵と文法で、とんでもない世界を語り始めた。(村上知彦氏評)

まだ会場の用意ができていないので、控え室へ。資料でも読んでいようかと思ったら、吾妻先生のファンクラブ関連での知り合いである、Gさん、Tさんほかが入ってきた。両氏と久闊を叙する。両氏らが編集した第34回日本漫画家協会賞大賞受賞記念の冊子「吾妻讃」(「ななこ・ざ・すーぱーがーる」特別増刊号)を御恵贈いただく。
一行の中に法体の人物と、小柄な眼鏡の女性がいる。おそらく、と思ったら、やはり蛭児神建(元)さんと夫人であった。
ほどなく会場の用意ができたので、移動する。
始まるまでまだ時間がかなりあるので、展示されている受賞作のパネルやサイン本等を見にいったり写真にとったり。
そうこうしているうちに開場がだんだんうまってくる。吾妻先生ゆかりの人たちも多数。いちいち名前は書かないが、高千穂遙さんが随分やせていたのにはびっくりした。
ところで、こういう式典の場なので、筆者は普通にスーツで行ったのだが、出席者の中にはフリーの人も多いので、服装は多彩。Tシャツ姿もめずらしくない。
贈呈式は秋山社長ほかの挨拶、来賓紹介、選考委員紹介(香山リカさんはトレードマークの眼鏡姿ではなかった)等のあと、贈呈式。吾妻先生は「尊敬する手塚先生の名前のついた賞をいただけて光栄です。今後はロリコンとかをやめまして、まじめに生活していきたいと思います。みなさんもアル中とかは気を付けてください。」とごくみじかい挨拶。もともと人前とかの苦手な人だし、今は鬱病もあるので、この程度の長さでも(うけていましたが)結構たいへんだったろうと思う。始終うつむき加減で、しんどそうだったし。
なお、先の挨拶、朝日新聞紙上ではロリコンのあとに(マンガ)とはいっていたけど、本当にロリコンマンガという意味だったのかどうかは不明。ちょっと前に公式サイトに「ChuBohを買うのをやめた。」とか書いていたし。
他の受賞者の挨拶は、長くなるので略。ひぐちアサさんも伊東理佐さんもしっかりメモを用意してきて、それなりの長さ。小野耕世さんは、御尊父(漫画家の小野佐世男)と手塚の思い出などにはなしがおよぶと、感極まって、何度も言葉が途切れていた。
贈呈式が終わってパーティー。実はこのパーティーの最中に、大賞受賞者への花束贈呈がある。そしてそのプレゼンターは、一般読者推薦者、すなわち筆者ともう一人の推薦者なのだ。ちなみにもう一人の方は女性。多分男女一人ずつ選んだのだろう。この女性は筆者とはちがい、むかしからの吾妻ファンではないもよう。これは偶然だろうが、期せずしてバランスが取れたといえよう。
花束をわたす際に一言話してもらう、と聞いていたので、お祝いの言葉を考えてきていたのだが、司会者は、筆者に対しては「どうしてこの作品を推薦しようと思いましたか。」とふってきた。
そこで、用意してきたコメントを即興でアレンジして、次のごとく述べた。「私事になりますが、私、二十年ほど前(の吾妻ブームのころ)、吾妻先生のファンクラブでいろいろと活動をしていました。しかし、その後、作品数も少なくなり、また、「失踪日記」に書かれているようなこと(失踪、アル中)の噂も伝わって来、心を痛めていたのですが、このたびその経験を見事な作品に昇華されました。これを読んで、今年の大賞はこれしかない、と思いました。」
てなわけで、たいへん緊張しながらも、なんとか大役を果たし終えた。
そのあと、Gさん、Tさんらに「そんな役割があったのか。だったら今日の記念に是非とも先生のサインをもらっておけ。」と言われる。筆者は先生のサインはすでにいくつか持っているため、今日は遠慮しておくつもりだったので、色紙も本も持ってきていなかったのだが、両氏らに背中をおされて(感謝しています)、先に書いた資料の小冊子の「失踪日記」の紹介ページに(失礼ながら)サインをもらう。
19時過ぎぐらいにパーティー終了。会場を出ようとすると、入口に花が。菊地成孔さんから吾妻先生に、だった。
そのあと、Gさん、Tさんに打ち上げ、というか、祝杯の宴をさそっていただき、有楽町のだん家へ。ほかにOさん、さらに悟東あすか師。悟東師は、吾妻先生の唯一の直弟子いうべき方(アシスタントは弟子ではないとすると)。いろいろ興味ぶかいお話をうかがう。ほかにもなつかしい話あり、意外な話ありで、閉店まぎわまで。
本当にうれしく楽しい一日だった。
ところで後日、「手塚治虫文化賞」事務局から封書がとどく。開封してみたら、一般読者推薦者から抽籤で図書カードが当たった、とのこと。二重に当たったのか、贈呈式招待者にはもれなく(といっても二人だが)くれたのかはわからないが、とてもうれしい。デザインは勿論、「失踪日記」の表紙。勿体なくって、使えません。
ところでこの封筒(長辺に封がある)を開けるとき、のりづけ部分にはさみをつっこんで切ったら、送り状も一緒に両断してしまった。ああ、なんたるミス。

6月1日 渋さ知らズ at 新宿Pit Inn

高岡さんがクビになったり、低音環境が解散したり、渡部さんが鉄割をやめたりと、ナニかと周辺の話題にことかかない渋さ知らズのPit Inn定期ライブ。
19時15分ごろ着いて、チケット購入。14番。しばらくすると、リハーサルを終えたメンバーが外に出てきた。中島さんはもう、おなかが随分大きくなっている(今日でしばらくお休みとのこと)。
ほぼオンタイムで開場。
今日の会場配置は、前方にダンススペース、つづいて椅子のみの席が1列、机+椅子の席が3~5列。3列目にすわる。
20時5分開演。出演はミュージシャンが18人、7人ぐらい(正確に把握できていない)。久しぶりにさやか・ぺろがそろっている。
曲は「ナーダム」、不明、不明、「ひこーき」、「Pちゃん」、「仙頭」。「ナーダム」だけで45分という長尺で、休憩なしで22時30分まで。舞踏多数出演なので、パフォーマンス多彩。演奏も、ネットでの評判は上々のよう。でも筆者はなんとなく、渋さ知らズはいま、転機かな、生みの苦しみ、というか、変化の苦しみの最中かな、という印象を受けてしまった。これはもともと、大編成渋さより、中編成渋さ(「劇場」など)の方が好みだからかもしれない。
とりあえず、「劇場」がいま、どんな感じか、きいてみたい。
次回「劇場」は7月13日か。忙しいさかりだな。行くのはちょっと無理かもしれない。

5月29日 徹夜

月末までの仕事がさっぱりはかどらない。そこで、三星月一をあきらめて、一気にやってしまおうと考えた。翌日のEmergecy!には是非とも行きたいので。
そうしたら、これが予想以上にはかどらず、徹夜になってしまった。
よって、初電で帰り、30日はお休み。ぶっ倒れて寝る。
夜になっても疲労回復せず、結局Emergency!もサボってしまった。
ああ、なにやってんだか。

一週間に十日来い?

6月9日付け朝日新聞朝刊のオピニオン面「三者三論」は「不妊治療の公費助成」というテーマなのだが、そのなかの蓮舫さんの「論」より(聞き手・平塚史歩)。
「(不妊)治療を受けている女性の3割は週に5回から9回通院しているというデータがある。」
しゅ、週に9回?あたしゃ、不妊治療についてはまったく無知なんですが、ホントですか?一週間は七日しかないんですが。むかし、「一週間に十日来い」って歌がありましたけど、そのデンですか?毎日通院して、さらに日によっては午前午後2回行かなきゃいけなかったりするんですか?
でも、これにつづけて「半休などの休みを取りやすくするべきだ。」とあるんですけど、週に9回となると、半休取るの取らないのではおっつかないような気がするんですが。
これって、ホントに「週に5回から9回通院」なんでしょうか。月に、とかではなくて。
どなたかくわしい方、おしえてください。いや、読んでいて本気で気になったので。

5月26日 missing link plays Miles Davis#2 at rooster-north-side

今日はマイルス・デイビスの誕生日。去年につづき、missing linkはマイルスのtributeライブをやる。
会場のrooster-north-sideは、名前どおりroosterの姉妹店。本店とはちがい、「レンタル専門ライブハウス」とのこと。ということは、今日のも自主ライブになるのかな。
このハコ、筆者ははじめてだが、青梅街道ぞいなので、道はわかりやすい。
公称開演予定の19時30分ちょっと前に着く。まだ先客1人。一番前の席に座る。実際の開演時間の20時段階で6人。マンツーマンではないか。と思ったが、開演後に2・3人入ってきたので、マンツーマンはまぬがれる。でも、つばなれしていないなあ。
例によってプログラムの転記。

1st set
1,Bitches Brew(M.Davis)
2,It's About That Time(M.Davis)
3,All Blue(M.Davis)
4,Flamenco Sketches(M.Davis)
Mari's improvisation
5,DIRECTIONS(J.Zawinul)

2nd set
nakayama's improvization
1,MEN UM TRAVEZ(H.Pascoal)
2,Circle in the Round(M.Davis)
3,Rated X(M.Davis)
4,Spanish Key(M.Davis)
5,Freedom Jazz Dance(E.Harrice)

1st set、MCもなしで一気に演奏。21時8分まで。
30分の休憩をはさんで、2nd setもMCなしで一気に。22時40分終了。
去年は前半がマイルスカバー、後半がオリジナルという構成だったが、今年は前後半ともカバー。plays Miles Davisのタイトルに徹していた。
後半、関根が音の出るぬいぐるみをいくつか持ち込んで鳴らしていたのが印象深い。というか、笑った。
それと、早川のベースアンプの後ろにカーテンがあったのだが、これが音でふるえていたのがおかしかった。勿論、客席にはそれ以上の超重低音が飛んできており、筆者の太ももが共鳴してふるえたりしていた。
それから今日は、中山はキーボードのみでギターなし。
終演後、久原大河画伯、Rさんらと雑談。早川さんともすこし。
吉田さんに某件を申し出ると、すごくよろこばれ、お礼にとむかしのソロライブのCD-Rをくれた。お礼を先払いされてしまった感じ。
雑談が長引き、結局終電。
帰宅後、某件をさっそくやる。おおいによろこんでもらえたようで、たいへん結構。筆者のくだらない趣味が人によろこばれるとは思わなかった。なんでも役に立つことがあるものだ。

5月24日 Ubiquitous at 新宿Pit Inn

ひさびさのライブ。23日ぶりだ。こんなマトモなことでいいのか > 儂。
Ubiquitousとは、バイオリンの金子飛鳥の新ユニット。メンバーはほかに鬼怒無月(G)、ヤヒロトモヒロ(Per)。バンド名のUbiquitousは、普通はユビキタスと読むが、このバンドではユビクトスと読ませるのだそうだ。
19時25分ごろ着。Oさんを見かける。
10分ほどおくれて開場。最前列にすわる。天気が悪いにもかかわらず、なかなかの入り。席は八割以上埋まっていたのではなかろうか。
20時5分ごろ、メンバーが出てくる。すこしチューニングをやったかと思うと、場内の明かりが落ちて真っ暗に。ステージ背景のPit Innのロゴの下に額に入った画がかけてあり、そこにのみスポットが当たっている。
金子のボーカルから曲が始まる。バイオリン、ギターはともにアコースティック。4分ほどのみじかい曲。タイトルは「涼やかなる暁」。
明かりがつき、ひきつづき15分ほどの曲「チャカスカ」。アルゼンチンのチャカレラというポリリズムをベースにした曲。
ここでMC。Ubiquitousのコンセプトなどのはなし。このユニットではアートとのコラボレーションを積極的にしていきたい、とのこと、ステージの画は今日のチラシにも使ったものだが、金子の妹である蓮実万葉の「夜明けと夕暮れのソルベ」という作品であること、場内にはほかにもいくつか蓮実の作品が飾られていることなど。
3曲目は鬼怒の「パイパーズ・ストーン」。10分ほど。
ひきつづき「星の生まれるところ」。これも10分弱。金子が今日はじめてエレキバイオリンを使う。
5曲目「パルス」。金子の母(やはりアーティスト)の画にインスパイアされた曲。やはり10分ぐらい。金子、鬼怒ともにエレキ。
このあと、蓮実がステージに呼ばれ、場内展示作品の自作解説をし、休憩。21時。
後半は21時30分から。
まず、鬼怒の「Three Colors of The Sky」。近日発売のERAのサードアルバムのタイトルチューンでもある。10分弱。
つぎに即興。ただしタイトルつき。「M81」。遠い恒星の光が観測できたというニュースにインスパイアされた演奏。金子、鬼怒ともにエレキ。
後半3曲目「ムーン・ノクターン」。金子はボーカルのみ。場内の明かりが落ち、メドレーのようにつぎの曲につづく。「夜明けと夕暮れのソルベ」。上記の画をテーマにした即興。金子、鬼怒ともにエレキ。
本編ラストに「The Dance of Death」。山本六三の銅版画のタイトルみたいだが、関係あるのかどうかはしらない。絃の二人はひきつづきエレキ。
アンコールで再登場すると、告知を忘れていた、ということで、告知コーナー。鬼怒のボンデージフルーツ+Yaeでアルバムを作る、というはなしが興味をひく。女性ボーカル入りとは、初期ボンフルを思わせる。
アンコール曲はできたばかりの曲「Yew」。構成を決めていなかったとかで、あわてて打ち合わせ。「リハでやったようにしましょう。」「え、それだとすごくみじかいですよ。」「じゃあ、云々。」
で、22時35分ごろ終了。
このユニット、今後も継続していくとのこと。ほとんど最小編成のユニットだが、この3人の組み合わせならば、どんなことでもできそう。まさにUbiquitous(遍在)。これからどのように展開していくのか、楽しみ。

5月20日寺島令子 Un-official HP 第8回全国統一off

連休明けも、楽しみにしていた「ナスノミツルの弾きっぱなし!」が仕事の都合でいけなかったり、ZEKオーケストラをサボってしまったり、なかなかライブに行けないでいる。
さて、そんな日々のなか、今年も恒例の寺島令子 Un-official HP全国統一offがおこなわれた。同サイトの常連としては年に一度のおたのしみ、である。しかしこれがまたKBBやHAYAKAWAのライブの日とかさなっているのだから、いやはや、である。特にHAYAKAWAは復活ライブ、なのだが、まあしかたがない。ほんと、かさなる日にはかさなるものだ。
さてoffだが、去年までは〇次会と称していた昼の部が、今年は一次会、ということになる。今年は弥生美術館と竹久夢二美術館(併設されている)の見学。弥生美術館では松本かつぢ展が開催中。とかいいながら、実は今回の参加者は、筆者をふくめて、だれもこれまで松本かつぢを知らなかったのだが。ちなみに松本かつぢとは戦前・戦後にわたっておもに少女雑誌で活躍した挿絵画家・漫画家。
14時に美術館のはすむかいの東大弥生門内でまちあわせ。今年はもともと参加予定者が少ないうえ、急病欠席者が一人。そのうえSさん親子はなぜかずーとまえに来て、すでに美術館をみおわっていて、お茶を飲んでいるとかで、とりあえずは寺島先生をふくめて6人だけ。集合時間だけをきめて、各自自由見学。美術館でワイワイやるわけにもいかないので。とはいえ、せまい美術館なので、あちこちで顔を合わせて、ささやきあったりする。
弥生美術館は3階までが展示室で、1・2階が松本かつぢ展、3階が高畠華宵の展示で、こちらは常設展らしい。2階から渡り廊下で竹久夢二美術館につながっており、そちらは1・2階が展示室。弥生美術館の過去の展覧会のポスター(も掲示してある)をみると、こういう挿絵などを中心とした、大衆美術の展示をやっている美術館らしい。
松本かつぢ展は、雑誌の挿絵、附録などの印刷物を中心に原画もすこし展示されている。基本的には読み捨てにされたであろう、雑誌などが残っていることに感動する一方、やぶれた印刷物をつなぎ合わせて展示されているものもあり、大衆美術のはかなさも感じさせられる。いまの出版物ならば、もう少しきちんと保存されていたりもするのだろうが。
原画はびっくりするほど綺麗。修正とか下書きのあととかが、まったくといっていいほどない。原画そのものが鑑賞するにたりるでき。本来こういう絵は、いわば印刷物が完成品なので、原画そのものには印刷に出ない修正あととかがあってもいいし、むしろあるのが普通だと思うのだが、あまりに見事で感心。
竹久夢二美術館を出るところに、和服の女性(老若さまざま)の写真が大量にはってある。なにかと思ったら、着物で来館した人の写真だそうだ。なかには袴姿で、まるで「ハイカラさんが通る」みたいな人も。場所が場所だけにちょっと大正ロマン萌え。
帰りに売店で松本かつぢ本(勿論これも売っていた)、ではなくて、「高畠華宵 大正・昭和 レトロビューティー」という本(この美術館の人が編集している)を買う。いや、かつぢもいいんだけど、華宵のりりしいのになぜかエロティックな絵のほうが好きなので。でも「馬賊の唄」の挿絵が収録されていないのはちょっと残念。
美術館見学終了後、Sさん親子も合流して、併設の「夢二カフェ 港や」でお茶。
その後、予定では東大構内散策だったのだが、空模様があやしいので(天気予報でも夕方大雨だとか言っていたし)、寺島先生の提案で文京区役所シビックタワーに行くことに。「リビング東京」でとりあげられたばかりの場所。リアル「リビング東京」だ、とか言いながら歩く。が、なにも考えずに歩いていたために、大江戸線に向かっているつもりが、千代田線に出てしまったので、二次会場のある新宿三丁目に目的地変更。ただし、二次会までには時間があるので、BYGSビル地下の喫茶店?(ルノアールが満席だったので、そのとなりの店。店名忘れた)でふたたびお茶。ウエイトレスが水をこぼしてSさんにかかってしまう。寺島先生曰く「ここから恋が生まれることも。」ここはギャルゲーの世界で、あのウエイトレスはドジっ娘キャラですかい。
二次会は18時からなので、17時30分ちょっとすぎぐらいにここを出る。Jさん親子はここで帰る。
すぐ近くのトルコレストラン「ボスポラス ハサン」に移動。Lさん合流。トルコビールでトルコ料理。まずまずめずらしくて結構美味。
ほどなく田中としひさ先生合流。Sさんや田中先生など、イケるクチの人はイエニラク(葡萄のリカー。水で割ると白くにごる)も。食べながらいろいろおしゃべり。
この店では水曜・土曜日には20時からベリーダンスのショーがあり、われわれはそれも目的に20時30分まで予約していたのだが、空席まちの人がいるから、ということで19時45分ごろに追い出されてしまった。筆者はベリーダンサーの出演するライブを何度もみているので、それほどでもないが、ほかの参加者にはちょっと残念だったかもしれない。
今年のoffは三次会もなく、ここまで。えらく健全な時間に終了。今年は参加者も少数だったので、いつものように2テーブルに分かれる、とかいうこともなく、それぞれじっくり話ができ、オフラインミーティング本来の姿、ともいうべきものであったといえよう。これもまた楽し。
解散後、これからアケタの店に行けば、HAYAKAWAを途中からきけるな、とは思ったが、混んでいそうなので、すなおに帰る。ちなみにHAYAKAWAは予想どおり、というかそれ以上に混んでいたらしい。途中からではすわる場所どころか、立っている場所もなかった、といううわさも(当日の写真。通路にまで椅子が出ている)。まああきらめて正解だった、としておこう。

5月1日 山下洋輔・金子飛鳥・柳原旭・八尋知洋 at 新宿Pit Inn および連休中の記

すでに一箇月もたってしまったが、いまごろゴールデンウィークのはなしを書く。そんなにおくれて、しかも何日分もまとめて書くのは日乗といわんだろうという御意見もおありでしょうが、ここはそもそもそういういい加減なところなのです。きくところによると、勝海舟の晩年の日記も極端にとびとびだそうだし、まあいいではないですか。
で、なんでこういう事態になっているかというと、勿論いそがしかったからだ。すくなくとも筆者の主観においては。
特に4月はいそがしいだけでなく、なれぬ仕事も多くて精神的につらかった。そんなわけで、連休はじめの2日間(4月29・30日)はその反動でなにもやる気なし。ずーと睡眠不足でもあったので、ほとんど寝てすごしていたようなもの。
5月1日もほぼそのような状態だったのだが、前売り券を買っていたので、Pit Innに行く。前売り買っていなければ、絶対にサボっただろう。
19時20分すぎ着。入口に花盛。めずらしい。贈り主は「山下洋輔ファンクラブ福井」。これまためずらしい、というか、ちょっと不思議な気分。
19時30分ほぼ丁度に開場。最前列にすわる。場内ほぼ満席。
開演も20時2分ごろだったので、ほぼオンタイムといってよい。
金子飛鳥をきくのはひさしぶりだ。筆者は、金子はほとんどエレキバイオリンしかきいたことがないのだが、今日はアコースティック。
1曲目「フライト・フォー・ツー」。「ジャズマン忠臣蔵」用に書いた曲。
2曲目はなつかしい「キアズマ」。
3曲目は「Who Knows ~影がその体から離れないように~」。金子の曲。佐山雅弘のために書いた曲だそうだ。
4曲目のおなじみ「スパイダー」で前半終了。20時53分。
21時30分ごろから後半。
最初に金子の「風の谷」を山下・金子デュオで。
そのあとは全員で。「ワイルド・ボア」、「ダンス・オブ・デス」、「JG Bird」、ラストはやはりおなじみの「クルディッシュ・ダンス」。22時25分。
アンコールに3分ほどのみじかい曲をやって、終了。
5月2日以降、またまた気力なし。外出なんかがものすごく面倒くさくなってしまう。
くわえて本を読みたい欲求がフツフツとわいて出る。
そんなわけでこまっちゃクレズマも、板橋文夫2DAYSも、渋さ知らズ劇場もサボって、本を読んだり、寝てたりの怠惰な生活。4月26日に買った「歴史の中の天皇」や「華族」をはじめ、つん読だった本(「地獄を二度も見た天皇 光厳院 」等)やら、以前読んだ本の読みかえしやら。やるべきことはサボりまくりだが、これはこれで楽し、
6日だったか、7日だったかにチンドン屋の音が聞こえる。コンビニに行くついでに見てみたら、近くの居酒屋の開店宣伝らしい。うちの近くでチンドン屋を見かけるとは思わなかった。このチンドン屋、ひょっとすると数年前にこまっちゃクレズマのゲストに来ていた人かもしれない。屋号にみおぼえが。

MDレコーダーの奇妙な症状

使っているポータブルMDレコーダーの調子がわるい。
はじめに症状があったのが先月はじめ。録音したばかりのディスクを入れると、BLANK DISCと表示される。いろいろためしてみると、録音後、一旦ディスクをとりだすと、その段階で録音内容が消えてしまうらしい。停止ボタンを押したときに、TOCを書きこんでいるむねの表示はちゃんと出ているのだが、実際にはちゃんと書き込まれていないのかもしれない。
あきらめて数日放置したあとに、もう一度ためしてみると、こんどはちゃんと消えずにいた。どうも一時的に御機嫌が悪かっただけかな、と思ったのだが、その後つかっていると、またおなじ症状が出るのだ。うまくいくこともあるのだが、だめなときの方がずっと多い。
4年半使っているので、そろそろ寿命かな。ソニー製品だし、タイマーが発動されたのかもしれない。
こんな信用おけない状態じゃ、当然使用にたえない。買いかえざるをえないだろう。昨日もらった勤続表彰金はこれに消えるのかな。お金って、どうしてフトコロを素通りしていくんでしょうね。

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