« 「失踪日記」、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞! | トップページ | 4月28日 MINGA All Stars Special at 新宿Pit Inn »

4月26日 MINGA meets カルメン・マキ at CHACHA HOUSE およびこの日買った本3冊

午後、社外で会議。終了時刻は帰社するには遅いし、そのままライブに出かけるには早いという中途半端な時間。
「風雲児たち 幕末編」の9巻の発売日なので、時間つぶしをかねてB書店K店にいってみる。この本屋はビジネス街の本屋にしては品ぞろえがいいのだが、数年前に店舗面積が半減してしまったので、どうかなあ、と不安をいだきつつ、漫画コーナーでさがす。既刊は何点かあったが、9巻は見あたらず。やはり発売当日には入らないか、と思ったら、レジ前に平積みされていた。一昨年の手塚治虫文化賞特別賞受賞以来、メジャーになったものだ。かつて(幕末編になるまえ)新刊が出るたびにあちこちさがしまわったのがうそのよう。あのころはamazonもなかったしで大変だったんだから。
このほかに吉田孝「歴史の中の天皇」(岩波新書)、小田部雄次「華族」(中公新書)を買う。歴史関連ばかりだ。いかにも粗忽亭らしい。
「風雲児たち」はますます佳境に入り、大変おもしろい。ただ、海防掛の大久保一翁について、徒頭という低い身分から抜擢された、というふうに書いてあるのは疑問。徒頭は役高千石の布衣役であり、決して低い身分、役職ではない。徒は御家人役であり、下級武士と言ってさしつかえないが、徒頭は旗本、それも両番筋の者がつく役職で、むしろ出世コースというべき役職だ。徒から昇進する徒組頭と混同しているのではないか。
あと、下曽根金三郎を古式砲術家、というのもいかがか。江川太郎左衛門にはおよばずとも、かりにも高島秋帆門下であり、免許皆伝を受けている以上、洋式砲術家というべきであろう。ちなみに下曽根金三郎も尚歯会のメンバーだったらしい。
「歴史の中の天皇」は、太古から現代まで、天皇の存在、位置づけがどのように変化したのかが整理できて参考になる。著者の専門(古代史)以外の部分もひとりで書いたものだが、専門書ではない一般教養書なので、不足はあまり感じない。
「華族」は華族制度の概説や、草創期の解説部分などは浅見雅男の「華族誕生」のひきうつしに近いような感じも受けた(勿論参考文献にはのっている)が、巻末の全受爵者の一覧などは圧巻。そしてそれ以上にいわゆる朝鮮貴族にもふれているのは類書にあまりみられないものであり、おもしろい。
ただし、公家の家格の解説などは、まちがいとまではいえないものの、意をつくしていない感がある。あの書き方では羽林家や名家はどの家も権大納言まで昇進できるように読めてしまう。極官がもっと低い家もあるのだ。それにおなじ表の中に「大納言」と「権大納言」が同居しているのもいただけない。江戸時代には権のつかない大納言は存在しない(つまり権大納言=大納言といってさしつかえない)のだから、表記を統一しないと混乱する。
(以上、本の内容については、当然ながら後日読んだものである)

本を買い、夕食をとったのち、吉祥寺へ。CHACHA HOUSEはSOMETIMEの姉妹店で、もともとは西洋乞食という名前のレストランだったものが3月からライブハウスになったらしい。駅からすこし離れており、19時45分開演予定のところ、19時37分ごろとぎりぎりの到着になってしまった。しゃれた雰囲気の、結構大きい店。
席は店員が案内する方式で、はじめ2階(正確には地下1階)に連れて行かれたが、タバコについて聞かれ、吸わないと答えると下の階(1階、正確には地下2階)に禁煙席がある、というのでそちらにしようかと思ったが、2階にSさんがいたので、そのとなりに座ることにした。
19時50分、MINGAが登場。今日のメンバーは早坂紗知、永田利樹、新沢健一郎、コスマス・カピッツァ。「ベンゴ」をやって、メンバー紹介。「今日は自分の中ではジプシーナイト。」と早坂。つづいて「イエロー・モンク」。
ここからカルメン・マキが加わって、「トリックスター」、「マンデー・ブルー・ソング」。あと1曲(曲名?)。ここまでが1st set。20時35分ごろ。
1st setはあまり客が入っていなかったのだが、休憩中に結構入ってくる。レストランだったころのなごりで、開演時間にかかわらず来店する客が多いのだろうか。2nd set開始時にはそこそこの入りになっていた。
2nd setは21時45分から。全員で1曲(曲名?)。つづいてMINGAのみで「Ghost on the Crave」、「Lucifer's Bebop」と永田の曲を2曲。
マキがくわわって、「The Water is Wide」、曲名?の2曲。マキ退場して、ラストの「キンバラ」。コーラスの部分でマキ再登場してくわわる。22時37分。
アンコールはMINGAで「Cai Dentro」と「Peace Warriors」。マキもくわわって「Summer Time」で終了。22時57分。
マキさんは何度かMINGAを聴きにきているそうで、そのためか初共演とは思えない息の合い方。決して歌手と伴奏ではなく、全体でひとつの世界を作っている。MINGAのファンにもマキさんのファンにもエキサイティングな内容だったと思う。今後もときどき一緒にやる予定とのことで、楽しみ。
紗知さんらに挨拶して帰宅。

« 「失踪日記」、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞! | トップページ | 4月28日 MINGA All Stars Special at 新宿Pit Inn »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/8411/10127542

この記事へのトラックバック一覧です: 4月26日 MINGA meets カルメン・マキ at CHACHA HOUSE およびこの日買った本3冊:

« 「失踪日記」、第10回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞! | トップページ | 4月28日 MINGA All Stars Special at 新宿Pit Inn »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ninja