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4月3日夕刊の「素粒子」

それにしてもどうして「素粒子」ってこう低レベルなのだろう。
3日付のもひどいもの。2項目めの文はこう。
「高杉晋作27歳、吉田松陰29歳、坂本龍馬31歳、近藤勇33歳。彼らの生涯を思うとき、43歳で未熟者呼ばわりされる現代政治家とは何であろう。年々歳々人類退化か。」
政治家と幕末志士とどうして比較になるのか。やっていることも要求される資質もまたく別ものだろうに。もうすこし適切なたとえはないのか。
この4人はそれぞれに英傑だし、カリスマではあるが、政治家として老練であったかどうかは不明、というしかない。そもそも、たとえば吉田松陰は海外密航をくわだてて失敗したり、幕閣暗殺をくわだてて失敗したりした挙句、処刑されてしまったのだ。その行動はきわめて「未熟」で青くさい。そしてそれこそが松陰の魅力ではないのか。
単に若くして大きなことを成し遂げた、というだけなら松坂大輔投手が18歳のときになにを成し遂げたか、それにくらべて「現代政治家」は未熟、といえるのだろうか。年々歳々退化しているのは「素粒子」の方だ。
ついでに3項目め。「歩きながらテレビの時代到来。景色を見ず、会話をせず、本を読まず、画面だけがお友達の人生とは、さぞ退屈だろうと思うがね。」
まあ、粗忽亭も携帯電話の画面を見ながら歩いているやつは大嫌いだが(ぶつかりそうで迷惑)、それにしてもねえ。ワンセグがはじまると「景色を見ず、会話をせず、本を読まず、画面だけがお友達」になるのかね。きっとテレビ放送がはじまったときにもおなじようなことを言ったんだろうねえ。電話に対しても「手紙を書かず云々」と言ったんだろうねえ。ワープロや電子メールに対しても「手で文字を書かず云々」と言ったんだろうねえ。
そういう思考停止、物事を単純にしか見ない人生など、さぞおろかだと思うがね。

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