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2006年1月に作成された記事

1月30日 MINGA at 新宿Pit Inn

今日の出演は早坂紗知、永田利樹、吉田桂一(P)、大儀見元、ウィンチェスター・ニー・テテ、ゲストとして川嶋哲郎。顔ぶれは2.26の出演予定者の核となるメンバー、というところ。2.26はピアノは当然山下洋輔で、さらにコスマス・カピッツァがくわわり、3パーカッションになる。なお、昨日はDolphyで早坂、永田、新澤健一郎(key)、大儀見、コスマス、川嶋でやっていたようで、2日連続で2.26の前哨戦、といったおもむきか。
19時50分ごろ到着。先客5名。遠慮なく最前列どまんなかにすわる。開演までにあと2人ほど。26日の林栄一五重奏団で厚生年金会館のときの1%、と書いたが、今日はそのまた半分か。今日もなかなか豪華な顔ぶれなのに勿体ない。
なお、吉田はMINGA初参加で、早坂との共演もこれで3回目だそうだ。
開演まちの時間にチラシを見ていると、2月11日に池袋のOPENでおこなわれる「渡辺勝&シルバラード・ユニット ミーツ 佐々木彩子」のチラシが。その紹介文で佐々木彩子を「繊細で暖かな歌声の女性ヴォーカリスト」と書いてある。う、ピアニストではなかったのか、とちょっと違和感。ひきがたりをするのだろうが、せめてピアニスト兼ボーカリスト、といってほしいような気が。HOT MUSIC SCHOOLで室舘彩がフルートの、ではなく、ボーカルの講師になっているのをなんとなく思い出す。
20時10分過ぎに開演。それまでに入場者は+2人。
1曲目「ベンゴ」。川嶋のテナー、早坂のアルトのソロがすばらしい。
2曲目「金色の煙」、3曲目「Exiles」(早坂の新曲)、4曲目題不明で21時10分ごろまでが1st set。この間に結構入場者があったらしく、客数は2倍にふえていた。これで林さんのときとおなじくらいになった。
30分ほどの休憩をはさんで後半。1曲目「Casa Forte」。2曲目はちょっとなつかしい(?)「Heso」。サックスバトルがきかせる。3曲目題不明(バラード曲)。川嶋はフルートでしっとりと。4曲目は「Better Git Hit in Your Soul」。めずらしい。MINGAでこれ、やったことあったっけ。オリジナリティーのある「Better Git Hit in Your Soul」で楽しかった。アンコールに「Cai Dentro」をやって、22時50分終了。
今日はフロント2管、なので、掛け合いあり、バトルありでにぎやかで結構。1管には1管の、2管には2管のおもしろさがある。客席の反応もたいへんよし。
終演後、紗知さんに挨拶、雑談。厚生年金会館のことなど。2.26のチケットを持ってきているとのことなので、早速買う。永田さんにも挨拶して帰宅。

1月29日 梅津和時KIKI BAND at 新宿Pit Inn

21日の厚生年金会館以降、西の方をタビしていたKIKI BANDのPit Innでのライブ。このあとは翌日のいわきでおわりだ。
どたばたしていて家を出るのがおくれてしまい、開場予定の19時30分丁度に着。KIKI BANDに来るべき人たちの顔多数。ほどなく開場。まにあってよかった。
前売券の売れいきもよかったそうで、満席+立ち見多数。筆者は3列目にすわる。となりにすわったKさんとうわさ話など。ツアー中の入りはあんまりよくなかったとか。
定刻を2分ほどすぎて開演。1st setは「Squirrelly Dragon」、「Dowser」、「発端は破綻」、「I Like Your Nerve」、「Monkey Mash」。ジョー・トランプのドラムソロ(「I Like Your Nerve」など)のでかいこと。ぶっとい腕でどっすんどっすんたたきまくる。厚生年金会館ではいくぶん離れた席できいていたのだが、今日のようにすぐちかくできくと、その迫力がダイレクトにつたわる。そのドラムスの影響か、全体の音の傾向も大きくかわり、以前とはある種別バンドのよう。
途中のMCで、ツアー中にジョー・トランプの名前に漢字を当てはめたというはなし。「丈 斗乱風」だそうだ。暴走族みたい、とは梅津さんの言。20時50分まで。
休憩25分。
2nd setは「Dressler#36」、「ビバ!中央線ジャズ」、「Vietnamese Gospel」、「ンゴメコンベ」、「空飛ぶ首」。「空飛ぶ首」では出だしでミスがあり、やりなおし。
アンコールでおひさしぶり「Fucking Ada」。これが今日のベスト。演奏もコーラスもド迫力で、それでいて情感を感じさせるもの。ちょっと涙腺があやしくなりそうだった。あとで知り合いたちと話したら、同様の声がいくつも。たまたま筆者だけがそう感じた、というわけではなかったらしい。
この曲がおわってもアンコールの拍手なりやまず。とはいえ、おそらくレパートリーもつきているようで(他の3人はともかくジョーは)、カーテンコールだけやっておわり。22時10分すぎと早め。
終演後、カウンターの方に行くと渡辺隆雄さんらのすがたが。ジョー・トランプは久原大河画伯のTシャツ(ローランド・カークの絵)を着て御満悦。なかなか気に入っているらしい。筆者も「Very Exciting!」などとアヤシゲな英語で話しかけて握手、持参したCDにサインをもらう。カタカナで「ジョー」とはいっている。つぎには是非、漢字をおぼえてほしい。「斗乱風」はともかく、「丈」はやさしいので、これだけでも是非。
ジョー・トランプはとても愛想もよく「気はやさしくて力持ち」なイメージ。
あとサインをもらいそこねていた鬼怒さんにももらう(梅津さん、早川さんは以前にもらっている)。ちなみに今日販売分のCDには事前にサインしてあったらしい。
なお、今日はビデオカメラが固定とハンディの2台はいっていた。DVDにする予定だとか。今日の演奏はその価値充分にあり。完成がおおいに楽しみ。
この日、CD4枚ほか落札。

どなた?

当日乗のアクセスログをみていたら、桃園書房のリモートホストから検索語「粗忽亭主人」でアクセスしてきた人がいた。ということは、なにかを検索していてたまたまヒットした、というわけじゃなく、わざわざアクセスしてくれた、ということだろう。
ログによりと、5箇月前に1度アクセスがあって、今回が2度目らしい。最近なにかの検索からアクセスがあったのなら、「このまえ、こんな名前のところアクセスしたなあ。」とかいうのかとも考えられるのだが、そうでもなさそうだし。桃園書房に、というか出版社に知りあいはいないしなあ。
なんかえらく気になるので、もし、私の知っている人なら、こっそりどなたなのかおしえてください。っていっても、このアクセス頻度じゃ、これを読んでいる可能性はすくないだろうけど。

1月26日 林栄一五重奏団 at 新宿Pit Inn

今年最初の新宿Pit Inn、だけど、Shinjuku New Year Jazz Festivalに行っているので、実質的には最初、とはいえないな。
勤務先を出るのがすこしおくれてしまって、新宿三丁目駅についたのが19時35分ごろ。松屋新宿三丁目店で食事をしてから、と思ったら、しまっている!つぶれたらしい。まだ入口のガラス戸に新商品やバイト募集のポスターがはられたまま。しかたがないのであわてて神戸らんぷ亭でとじ丼をかきこむ。
19時55分ごろPit Inn着。入場者十数人。豪華メンバー(林、渡辺隆雄、久保島直樹、伊藤啓太、小山彰太)なのにもったいない。林さんは4日前二千人のまえでやったばかりだが、今日の聴衆はその1%以下なんですね。もっともNAVEさんもキヨシローのときは千人とかをまえにやっているわけだけど。
3列目にすわる。しばらくしてうしろを見ると久原大河画伯がいる。KIKI BANDのツアーについていくはずだったのに。いそがしくてあきらめたらしい。この日くばられたmissing linkのフライヤー(勿論大河画伯作)に関連しての話など。吉田隆一さんは次回にまにあいそうらしい。めでたい。
20時7分開演。
1st setは ?(曲名聞きとれず)、「Donna Lee」、「Song For」、「Better Git Hit in Your Soul」の4曲。21時9分まで。
2nd setは21時37分から。「I Mean You」、「夜と友達」、「You Don't Know」、「平和に生きる権利」の4曲。22時40分終了。
内容としては、割とストレートなジャズ。テーマがあって、ソロまわしがあって、という一般的なパターン。それでもこの人たちがやると、私がフツーのジャズをきいたときに感じるそこはかとない退屈感を感じないのはなぜだろう。ソロのアドリブのスリリングさのためだろうか。というよりは、やっぱりこの人たちの「音」がすき、ということにつきるんだろうな。
なお、この日のベストは「平和に生きる権利」。ソロまわしでは、一般的な「ほかの楽器の演奏をバックにソロをとる」のではなく、まったくのソロになったりも。そこにあふれる緊張感。こういう部分にひかれるのかなあ。

1月22日 Shinjuku New Year Jazz Festival 2006 2日目

今日はもともとは行く予定でなかったので、朝がしんどい。しかも開演は13時からと早い。
そんなわけで家を出るのが大幅におくれて、到着は13時55分。当然、最初のWhat is HIP? + ケイコ・リーはききのがし。丁度セットチェンジ中だった。What is HIP?はかつては六本木Pit Innに月イチぐらいで出ていたグループ。六ピがつぶれてから新ピに出るようになった。この機会に一度きいてみるのもいいもんだとは思ったのだが、疲労(というか怠慢)には勝てなかった。
席にむかう。1階1列32番。つまり最前列どまんなか。すごい席だ。行くととなりの席に来れなくなったはずの(それゆえ筆者はそのチケットをゆずってもらった)Kさんがいる。来れることになったらしい。んで、じつはチケット、2枚もっていたのだそうだ。ううむ。
セットチェンジ中、雑談。なんでも今日はダフ屋が出ていたそうだ。さすがに大御所中心の日。(昨日は前衛系中心、とでもいうべきか。)
14時8分から渋谷毅ORCHESTRA。今日の中では2番目にたのしみなグループ。2曲やったあと、ゲストの坂田明がくわわる。坂田はその後、最後まで。
つぎにもう一人のゲスト、酒井俊登場。「Crazy Love」をうたってさがる。酒井はこれ1曲だけだった。ちょっと残念。
そのあと2曲やって、終了。14時57分。
15時11分から佐藤充彦 plays Masahiko Togashi。ピアノソロ。マサヒコがマサヒコをひく、という趣向か。
1曲やったあと、「私のもち時間は15分ですので。」ということで、つづけてもう2曲やり、本当に15分で退場。もうちょっと長くてもいいような。
セットチェンジのあいだにトイレと、物販。「林栄一×板橋文夫 DUO Vol.II - Live at Dolphy -」を買う。
15時40分から日野皓正クインテット。他のメンバーは多田誠司、石井彰、金澤英明、井上功一。16時25分まで。つかれているせいもあって、すこしうとうとしてしまう。ので、何曲やったかよくわからない。3曲以上であることはたしかだが。
16時45分から辛島文雄ユニット。他のメンバーは池田篤、TOKU、井上陽介、ジョージ大塚。17時30分まで3曲。おそらくこの2日間で一番ジャズらしいジャズ。でも、筆者はさきほどからの睡魔と必死で格闘。最前列のどまんなかでうとうとしていちゃあいかんのだが。
セットチェンジのあいだに、めざましにコーヒーをのみにロビーへ。さきにトイレに行き、自動販売機にむかって歩いていると久原大河画伯に会う。さきほど来たばかりらしい。「昨日の夜、飲みすぎちゃって。まあ、板橋さんにまにあえばいいかな、と。」「私もねむくてコーヒー買いに行くところで。」などと話す。
で、コーヒーを買った途端に「準備ができ次第はじまります。御入場ください。」との声が。場内は飲食禁止なので、いそいで飲む。とはいえ、熱いコーヒーをゴクゴクと飲みほすこともできず、気ばかりあせる。
無事まにあい、17時45分から森山・板橋グループ。筆者にとっては今日最大の目玉。というか、これがなければこの足元のわるいなか、タダでも絶対に来ていない。
メンバーは森山威男、板橋文夫、林栄一、井上淑彦、音川英二、望月英明。
実は森山を生できくのははじめて。首都圏でのライブはあまり多くないから、行く機会にめぐまれなかったのだ。レコード等ならば山下洋輔トリオを中心に結構きいているのだけれど。
余談だが、森山が在籍していたころの山下トリオの演奏というと、すさまじいものだった。森山のドラミングも壮絶だし、山下もいまでこそ随分丸くなってきているが、このころの演奏は過激、なんてことばではあらわせないようなものだった。とても30年も前の演奏だとは思えない。いまでもあれだけのことをやっている人はそうはいない。もっとも、個人的には第3期~第4期の方が好きなのだけれど。坂田明、武田和命、林栄一ととてつもないサックス奏者が参加していたせいもあって。
わき道にそれた。この日の演奏は「アリゲーター・ダンス」、「渡良瀬」、「サンライズ」、「グッドバイ」の4曲で45分。いやー、すばらしい。板橋、森山の男気対決。力と力のぶつかりあい。むかし山下洋輔がジャズ=プロレス論をとなえていたが、まさにそれ。その気になればいつでも相手の命をとれるもの同士が、みずからのわざをアピールしつつも相手の良いところも引き出す。勿論、他の4人もいうことはなし。たったの45分しかないことがおしくてならない。
つぎのセットチェンジの間、大河画伯が席にきたので、Kさんをまじえて3人で雑談。セットチェンジはこの日一番ながく、20分以上かかる。実は楽器のセットに、ではなく、ピアノの調律しなおしに一番時間をとられている。さすがに板橋さんが力いっぱい弾いたあとだなあ。
大トリは渡辺貞夫グループ。他のメンバーは小野塚晃、吉野弘志、石川雅春、ンジャセ・ニャン。(一般には)一番の目玉プログラムだけに出番も1時間強と長めだった。短めの曲を9曲。ンジャセ・ニャンのパーカッションはまずまずおもしろかった。でも、全般には(悪くはないんだけど)わざわざききに行こうと思いはしないなあ。いや、これは趣味の問題であり、演奏そのものはよかったと思うし、場内の反応もよかったんだけど。
さて、そんなこんなで今日も25分おしで終了。
2日間を通しての最大の感想というと「俺ってつくづくジャズファンじゃないなあ。」ということ。「ジャズの殿堂」新宿Pit Innに毎年40回以上かよい、その40周年記念フェスに2日とも来た者のいうことではないとは思うが、そう感ぜざるをえなかった。勿論、この2日間の出演グループはどれも、ひろい意味ではジャズなのだが、そのなかでも渋さ知らズ(あんなのはジャズじゃないといわれて横濱ジャズプロムナードに出られなくなったらしい)、KIKI BAND(ほとんどロック)、八向山、森山・板橋グループなどを堪能し、ジャズのメインストリームというべき大御所はそれほどでもない、ということからすれば、やはりそういわざるをえない。だいたい、ジャズ入門書のたぐいで取り上げられているアルバムって、ほとんど聴いたことないもんなあ。結局、筆者が好きなのはジャズ、というより、ジャズ周辺のなにか、なのだろう。それらはやっぱり変態音楽、ということばで表現するしかないものなのかもしれない。

1月21日 Shinjuku New Year Jazz Festival 2006 初日

新宿Pit Inn40周年記念コンサート。東京厚生年金会館で21・22の2日間の開催。
筆者が東京厚生年金会館に行くのは15年ぶり。いつのまにかウェルシティなんて愛称がついているんですね。
ちなみに15年前はなんで行ったのかというと、Pit Innの25周年記念コンサートで、です。なお、それ以外には行ったことがありません。
開演までには多少余裕をもって出かけたのだが、雪のため電車がおくれ、15時開演のところ、ついたのは14時52分ごろ。
招待者受付にならぶ。といっても招待者なわけではない。早坂紗知さんのセンでチケットを取ってもらったのだが、招待者受付でうけとり、ということだったので。
ところが、自分の番になってそのむね言うと、当日券売り場で、といわれる。連絡不徹底だなあ。あわてて当日券窓口にならびなおす。前には3人ならんでいただけだが、(取りおきでなく)本当の当日券のひとは座席表で空席を確認しながらこの席、と指定して買うので、結構時間がかかる。さっきから「まもなくはじまりますからお早めに御入場ください。」とアナウンスされているので、ちょっとじれる。
なんとか2分ぐらい前に入れる。1階12列30番。前後左右ともにほぼどまんなか。筆者は発売日の翌日にPit Innに行っているので、そのときに自分で買ったらもっと前だったかもしれない。ただし、音響的には最高の席だったようにも思う(後述)。
筆者の入場と同時に司会者の開演挨拶、つづいて佐藤オーナーの挨拶。
15時きっかりに最初のグループ、渋さ知らズオーケストラ。スクリーンにメンバーの顔写真がうつしだされるなか(これは他のグループも同様だった)、出演者登場。出演メンバーは……多数。スクリーンがVJにかわり(VJはグループによってあったりなかったりだった)、「ひこーき」。東洋組の舞踏が、証明の関係で左右のかべにかげが大きくうつり、本体そのものを見ているよりもむしろ幻想的。
「ひこーき」がおわるとぺろ、さらに骨折で入院中のはずの渡部真一が松葉杖をつきながら登場。筆者の席からはよく見えなかったが、ニーブレスもつけていたらしい。曲は「股旅」。ぺろのダンスのかげも同前。渡部は松葉杖を櫂に見立てて船をこぐしぐさをしたり、ギターに見立ててひくまねをしたり。元気なけが人だ。
あと、「仙頭」をやって、「すてきち」で退場。15時50分まで。あっという間。
セットチェンジのあいだ、となりの席の人をみたら、Sさんとその連れだった。このあたり、紗知さんの取り置き席、だろうから、顔見知りがいても不思議ではない。
さらにKさんがやってきて、明日急に葬式のてつだいをしなければいけなくなったので、かわりに来ませんか、といわれる。明日の出演者は筆者にはあまり興味のない大御所系が中心なので、行かないつもりだったのだ。考えておいてください、といわれる。
つぎの出演者は三好“3吉”功郎スペシャル・ユニット。セットチェンジに時間がかかり、16時15分から。メンバーは三好のほか、村田陽一、原朋直、井上陽介、村上“PONTA”秀一、仙波清彦。17時20分まで5曲。三好のリーダーグループをきくのははじめてだが、思ったよりスローな曲、しずかな曲が多かった。もっとひきまくりかと思っていたんだけど。PONTA、仙波師匠のパーカッション組はさすが。特に仙波師匠はやっぱりよい。
つぎのセットチェンジのあいだ、トイレに行き、物販をのぞく。CD売り場は出演グループごとのコーナーにわかれている。渋さ知らズのコーナーで「KIRIE」を買う。「渋全」のポスターをおまけにくれた。その「渋全」はなかったが(あとできいたところによると、売り切れたらしい)。ちなみにポスターの図柄は先日のドム・フェスティバルのときにとった写真。そのために梅津和時さんまでうつっている。そのCDに全然参加していない人までうつっちゃっていいのだろうか。まあ、ポスターの図柄で買うわけじゃないからどうでもいいといえばどうでもいいのだけれど。
3番目の出演は梅津和時KIKI BAND。17時35分から。さっきのセットチェンジが長かったので油断していて、最初30秒ぐらいききのがしてしまった。
KIKI BANDは新井田さんの脱退以来、1年1箇月ぶりのライブだ。4曲。鬼怒のギターが大爆発。新ドラマーのジョー・トランプもさすが。さらにゲストに今堀恒雄を加えて2曲。18時15分まで。
18時35分からPain Killer。1曲やったあと、ゲストの近藤等則をくわえて1曲。さらに予告にはなかった大友良英をもくわえて2曲。19時10分まで。
19時37分から大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ+菊地成孔。20時32分までで4曲。Sachiko MのSine waves(宇波拓のComp & オブジェクツもか?)がサラウンドになって席のまわりをとびかう。はじめはだれかが携帯電話をならしているのかと思った。このへんの効果は近藤祥昭の力か。ちなみに最前列ではサラウンドなきこえかたはしなかったらしい。これはまんなかの席のたまものだろう。
今日のトリは室内楽団八向山。20時48分から。
3人で1曲やり、ゲストの早坂紗知、川嶋哲郎をくわえて2曲。紗知さんは登場時もソロも随分ウケていた。重畳。
八向山の音はサックスがくわわることで随分かわる。トロンボーンが比較的低音でまるい感じの音なのに対して、サックスの音は(特にこの2人は)とがった音だからだろう。「室内楽団」が「前衛ジャズバンド」にかわった感じ、というとちょっと言いすぎだが、まあ、そんな感じ。
終演は21時35分。予定より30分以上のおし。おもにセットチェンジのせいだろう。
明日のチケットの件、無駄になるともったいないのでゆずりうけることにする。ただでもらうのも悪いので、手元にあった小銭(非万札)をはらう。
Kさん、久原大河画伯らとすこししゃべって帰る。道が凍っていてとてもこわい。

1月17日 HAの4号 at アケタの店

いまごろやっとですが、今年最初のライブです。行こうかなー、と思っていたのを5つ前後(ってアバウトですが)サボってしまったりしたので。
アケタの店にむかう途中にある食料品店(本業は酒屋か)の店頭特売ワゴンにホーメル社のランチョンミートがならんでいるのが目にはいったので、思わず立ち止まって見てしまう。ホーメル社の製品なのに、缶にはSPAMではなく、単にLUNCHEON MEATとだけ書かれている。ホーメル、こういう製品もつくっているんだね。他社ならばともかく、ホーメルが超有名ブランドのSPAMをなにゆえつかわないのか不思議。SPAMとレシピがちがうのだろうか。
店についたのは19時50分ごろか。もう相当の入り。その後もぞくぞくと客がはいり、ほぼ満席。とはいえアケタですから20人ぐらいですけどね。
島田店長がレジから離れていたので、チャージをはらうよりも前にレジ近くにいた早川夫妻に挨拶。していると、すぐあとから久原大河画伯がはいってきた。とか思っているとRさんも。いまさらながら新年の挨拶など。ほかにも知った顔何人か。
さて、これまで説明していないが、HAの4号とはなんぞや、ということを書いておかなければいけない。HAYAKAWAを解散した早川岳晴さんが、新バンドにむけて動きはじめて、とりあえずこのメンバーで、ということ。このまま新バンドになるわけではない。メンバーは早川(B)、橋本ジュン(G)、加藤崇之(G)、磯部潤(Ds)、北澤篤(Ds)。ユニット名の由来はきかなかったけど、HAYAKAWAの第4期にあたるから、かな。
20時3分開演。1st set、52分で4曲。MCなど一切なし。
休憩25分。この間、大河画伯と雑談。片山広明with渋さ知らズの新譜のジャケットデザインがかっこいい、ということなど。これ、片山さんのサイトにプロトタイプのデザインがのったのをみたとき、おもわず「かっこいい!」とつぶやいてしまったのだが、その一両日後に大河画伯が片山さんの掲示板に「かっこイー!」とかきこんでいたのだ。丸小野さんデザインのCDは何枚ももっているが、ひょっとするとこれはベストワークではないか。などと言ってしまうと少々軽率にすぎるが、丸小野さんのジャケデザはシブいものが多い(Studio Weeのタイトル一覧参照。ここのCDはすべて丸小野さんのデザイン。)が、これはなんというかむちゃ派手、というか、片山さんの表現をかりるとエグい。ちょっと意表をつかれるぐらい今までのとは傾向がちがう。片山さんも渋さ知らズもしらない人がこのジャケットをみたら、どういう音楽を想像するだろうか、と思うとおもしろい。
さて、2nd set。21時21分から。メンバー紹介、2曲(新曲あり)、CD宣伝、2曲、+アンコールで22時35分終了。
いやー、おもしろかった。旧HAYAKAWAと編成はおなじだが、なんといっても日本一(ひょっとすると世界一)の変態ギタリストがくわわっているのだ。その音は(ギターのみならずElectronicsも)超個性的。それにおとらず個性的なベース(他の3人もだが)がぶつかるのだから、ある種の融合反応をおこして、one & onlyな轟音になっている。旧HAYAKAWAとは90度くらい方向のちがう音、といってもいいかもしれない。新バンドにこのうちだれが参加するのか、どういうメンバーになるのかは未定のようだが、おおいに楽しみ。
終演後、しばらく雑談などをしたあと、大河画伯、Rさんと一緒に駅まで。運わるく快速のはざま。やむなく各停にのる。

「失踪日記」文化庁メディア芸術祭大賞受賞のコメント発表される

今年はいまだライブに一度も行っていない。今年も去年同様、1月5日の渋さ知らズ劇場がライブはじめになる予定だったのだが、出かけるまえに読みだした某ブログ(とっても有名なとこ)が止まらなくなってしまって、さぼってしまった。ほかにもその気になれば行こうかと思いつつ、結局行かなかったものもいくつか。
そんなわけで、なにも書くねたがなかったのだが、そのあいだにレンタルカウンターのアドレスがかわっていて、2日ほど作動も表示もされていなかったり、別館はテンプレートの不具合かなんかで表示がすべて中央よせになってしまって読みにくくなっていたり(サポートフォーラムのかきこみを参照してテンプレをいじって修正)、わざわざ項目をたててかくほどではないことはいろいろあったのです。
さて、文化庁メディア芸術祭のページに受賞コメントがのっているので、「失踪日記」のページをリンクしておく。「なぜなら笑ってほしかったからです。 」というところがすばらしい。やはり吾妻先生は根っからの漫画家、それもギャグ漫画家だ。
だれがかいたのかはわからないが、贈賞理由も的を射ている。
ただ、タイトルの下につけられている分類(?)がストーリーマンガなのはちょっと疑問。この賞の開催概要では

【マンガ部門】
マンガ作品
[ストーリーマンガ、コママンガ(四コマ、一コマなど)、オンラインマンガ、自主制作マンガなど]

となっているので、しかたがないのかもしれないが。
しかしこの「失踪日記」という作品、贈賞理由にあるとおり「私マンガ」にはちがいないが、(これも贈賞理由にあるとおり)「エッセイマンガ」でもないし、ストーリー漫画にもギャグ漫画にも分類しがたい。そういえば吾妻先生のかつての不条理ものも表面はギャグでありながら、単純にギャグ漫画に分類するのをいさぎよしとしない作品が多かった(「狂乱星雲記」、「るなてっく」など)。すぐれた作品の前ではジャンルわけなど不毛な点は漫画も音楽もおなじなのかもしれない。

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