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1月22日 Shinjuku New Year Jazz Festival 2006 2日目

今日はもともとは行く予定でなかったので、朝がしんどい。しかも開演は13時からと早い。
そんなわけで家を出るのが大幅におくれて、到着は13時55分。当然、最初のWhat is HIP? + ケイコ・リーはききのがし。丁度セットチェンジ中だった。What is HIP?はかつては六本木Pit Innに月イチぐらいで出ていたグループ。六ピがつぶれてから新ピに出るようになった。この機会に一度きいてみるのもいいもんだとは思ったのだが、疲労(というか怠慢)には勝てなかった。
席にむかう。1階1列32番。つまり最前列どまんなか。すごい席だ。行くととなりの席に来れなくなったはずの(それゆえ筆者はそのチケットをゆずってもらった)Kさんがいる。来れることになったらしい。んで、じつはチケット、2枚もっていたのだそうだ。ううむ。
セットチェンジ中、雑談。なんでも今日はダフ屋が出ていたそうだ。さすがに大御所中心の日。(昨日は前衛系中心、とでもいうべきか。)
14時8分から渋谷毅ORCHESTRA。今日の中では2番目にたのしみなグループ。2曲やったあと、ゲストの坂田明がくわわる。坂田はその後、最後まで。
つぎにもう一人のゲスト、酒井俊登場。「Crazy Love」をうたってさがる。酒井はこれ1曲だけだった。ちょっと残念。
そのあと2曲やって、終了。14時57分。
15時11分から佐藤充彦 plays Masahiko Togashi。ピアノソロ。マサヒコがマサヒコをひく、という趣向か。
1曲やったあと、「私のもち時間は15分ですので。」ということで、つづけてもう2曲やり、本当に15分で退場。もうちょっと長くてもいいような。
セットチェンジのあいだにトイレと、物販。「林栄一×板橋文夫 DUO Vol.II - Live at Dolphy -」を買う。
15時40分から日野皓正クインテット。他のメンバーは多田誠司、石井彰、金澤英明、井上功一。16時25分まで。つかれているせいもあって、すこしうとうとしてしまう。ので、何曲やったかよくわからない。3曲以上であることはたしかだが。
16時45分から辛島文雄ユニット。他のメンバーは池田篤、TOKU、井上陽介、ジョージ大塚。17時30分まで3曲。おそらくこの2日間で一番ジャズらしいジャズ。でも、筆者はさきほどからの睡魔と必死で格闘。最前列のどまんなかでうとうとしていちゃあいかんのだが。
セットチェンジのあいだに、めざましにコーヒーをのみにロビーへ。さきにトイレに行き、自動販売機にむかって歩いていると久原大河画伯に会う。さきほど来たばかりらしい。「昨日の夜、飲みすぎちゃって。まあ、板橋さんにまにあえばいいかな、と。」「私もねむくてコーヒー買いに行くところで。」などと話す。
で、コーヒーを買った途端に「準備ができ次第はじまります。御入場ください。」との声が。場内は飲食禁止なので、いそいで飲む。とはいえ、熱いコーヒーをゴクゴクと飲みほすこともできず、気ばかりあせる。
無事まにあい、17時45分から森山・板橋グループ。筆者にとっては今日最大の目玉。というか、これがなければこの足元のわるいなか、タダでも絶対に来ていない。
メンバーは森山威男、板橋文夫、林栄一、井上淑彦、音川英二、望月英明。
実は森山を生できくのははじめて。首都圏でのライブはあまり多くないから、行く機会にめぐまれなかったのだ。レコード等ならば山下洋輔トリオを中心に結構きいているのだけれど。
余談だが、森山が在籍していたころの山下トリオの演奏というと、すさまじいものだった。森山のドラミングも壮絶だし、山下もいまでこそ随分丸くなってきているが、このころの演奏は過激、なんてことばではあらわせないようなものだった。とても30年も前の演奏だとは思えない。いまでもあれだけのことをやっている人はそうはいない。もっとも、個人的には第3期~第4期の方が好きなのだけれど。坂田明、武田和命、林栄一ととてつもないサックス奏者が参加していたせいもあって。
わき道にそれた。この日の演奏は「アリゲーター・ダンス」、「渡良瀬」、「サンライズ」、「グッドバイ」の4曲で45分。いやー、すばらしい。板橋、森山の男気対決。力と力のぶつかりあい。むかし山下洋輔がジャズ=プロレス論をとなえていたが、まさにそれ。その気になればいつでも相手の命をとれるもの同士が、みずからのわざをアピールしつつも相手の良いところも引き出す。勿論、他の4人もいうことはなし。たったの45分しかないことがおしくてならない。
つぎのセットチェンジの間、大河画伯が席にきたので、Kさんをまじえて3人で雑談。セットチェンジはこの日一番ながく、20分以上かかる。実は楽器のセットに、ではなく、ピアノの調律しなおしに一番時間をとられている。さすがに板橋さんが力いっぱい弾いたあとだなあ。
大トリは渡辺貞夫グループ。他のメンバーは小野塚晃、吉野弘志、石川雅春、ンジャセ・ニャン。(一般には)一番の目玉プログラムだけに出番も1時間強と長めだった。短めの曲を9曲。ンジャセ・ニャンのパーカッションはまずまずおもしろかった。でも、全般には(悪くはないんだけど)わざわざききに行こうと思いはしないなあ。いや、これは趣味の問題であり、演奏そのものはよかったと思うし、場内の反応もよかったんだけど。
さて、そんなこんなで今日も25分おしで終了。
2日間を通しての最大の感想というと「俺ってつくづくジャズファンじゃないなあ。」ということ。「ジャズの殿堂」新宿Pit Innに毎年40回以上かよい、その40周年記念フェスに2日とも来た者のいうことではないとは思うが、そう感ぜざるをえなかった。勿論、この2日間の出演グループはどれも、ひろい意味ではジャズなのだが、そのなかでも渋さ知らズ(あんなのはジャズじゃないといわれて横濱ジャズプロムナードに出られなくなったらしい)、KIKI BAND(ほとんどロック)、八向山、森山・板橋グループなどを堪能し、ジャズのメインストリームというべき大御所はそれほどでもない、ということからすれば、やはりそういわざるをえない。だいたい、ジャズ入門書のたぐいで取り上げられているアルバムって、ほとんど聴いたことないもんなあ。結局、筆者が好きなのはジャズ、というより、ジャズ周辺のなにか、なのだろう。それらはやっぱり変態音楽、ということばで表現するしかないものなのかもしれない。

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