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11月26日 早川・秋の豪華合奏会 at アケタの店

ひる、amazonより渋さ知らズのDVD「ALLD OF SHIBUSA」とどく。ALLDってなんだ。ALLとOLDの合成語だろうか。amazonなどでは「ALL OF SHIBUSA」となっていたりした(今はなおっている)。
ジャケット表は泉晴紀氏による渋さ知らズメンバーの集合似顔絵。すみにこっそりダンドリくんもいたりする。そういえば「渋龍」のライナーノーツは久住昌之氏だったな。
ジャケット裏は表の絵のもとになったと思われる写真。表が集合似顔絵、裏がそのもと写真、っていうのは生活向上委員会大管弦楽団の「This is Music is This?」の方式だな。
泉氏は渋さ知らズはほとんど知らずに、写真だけを見てジャケットをかいたような気がする。各人の特徴があまり表現されていなく、写真と対照させなければ、だれがだれだかほとんどわからない。南波ちゃんなんかドレスのような服にかかれている。もと写真では勿論例のワイシャツ姿なのだが、はしの方で、上半身が写っているだけなので、知らなければワイシャツとは見えないかもしれない。逆に渋さ知らズでの南波ちゃんを知っていれば、ちゃんとワイシャツにかくはずだし。
泉氏の画力にケチをつける気はないが、写実ではない、デフォルメの似顔絵の場合は、画力以上にその対象の内的な特徴などを把握し、それを絵としてどう表現できるかにかかっている、と思う。山藤章二氏や、身近なところでは久原大河画伯の似顔絵に説得力があるのはそれゆえだと思う。特に大河画伯は基本的に自分のすきな対象しかかかないのだし。いしいひさいち先生の似顔絵などは客観的にはちっとも似ていないにもかかわらず、主観的にはそっくり、というかどこからどうみてもその人、というのは、上記のことの典型例だろう。だとすれば、今回の例は泉氏に依頼した側に責任がある、といえよう。まあ、受けた方にも責任の一半は当然あるのだが。
さて、ライブ。初期のチラシには「早川・晩秋大合奏会」となっていたが、後期のチラシでは本項のタイトルのごとくになっている。よって、そちらに準拠しておく。
19時50分ごろ着。まだ数人。おかげで最前列真ん中に座れた。最終的な動員数は1ダース、かな(Gさんは客のうちにふくめていいのだろうか)。
20時12分開演。まずメンバー紹介。出演は早川岳晴、後藤篤、中山努、北澤篤、それに片山広明のトラで立花秀輝。中山は今日はギター。ふと気がつくと、立花以外は全員missing linkのメンバーなんだな。
1st setは「Am」、「いかれた地図」、「Tochi」、「キャラバン」(D.エリントン)。トータルで約70分。
休憩約20分。
2nd set。最初にふたたびメンバー紹介。「途中できた人もいるから」ということで、1st setでもした、なぜ片山が欠場かのはなしをもう一度。つづいて「曲のことをなにも言っていなかった」と、1st setの曲名を。
2nd setの曲は「エレキ・ドラゴン」、「バリタコ」、「Down,Down」。「Down,Down」が個人的には今日の白眉。
ここでCDの宣伝。わざとらしく「あ、ここにあるのはCDだ。」といって笑わせる。
ラストは「マイケル・ジャクソンが逮捕されたとき、ワイドショーでBGMにつかわれた由緒ある曲」こと「玄武」。これも「Down,Down」におとらずすばらしい演奏。
アンコールは「ヒット曲」だそうだが、筆者は何の曲か知りません。22時56分終了。なかなかたっぷりの演奏。
内容もよし。早川+片山のおなじみコンビがきけなかったのは残念だが、逆にいうと、早川さんのセッションで立花さんが入ったのは、筆者ははじめてなので、またちがった取り合わせがきけてよかった、ともいえる。
西荻窪駅前の牛角食堂で遅い夕食をとってかえったら、終電。それものりかえはぎりぎりだった。中央線は土日祝は快速が(西荻窪には止まらないうえに)早くなくなってしまうので、不便だなあ。

おまけにこの日の朝日新聞夕刊「素粒子」より。
≪「議員なら自由に物言え」と首相。ただし翼賛論に限ると付け加えるのを忘れたらしい。反対者には刺客と離党勧告が待ってるぞ。≫
「自由に物言」ったために「刺客」をおくられたり、「離党勧告」をされたりした人っていたっけか。正確で公正な報道がモットーの朝日新聞の論説委員様がそう書いているのだから、粗忽亭が知らないだけできっといたんでしょうなあ。粗忽亭が知っているのは、党議拘束に違反したために党公認を得られなかった(「刺客」をおくられた)とか、党公認候補に対抗して立候補したために「離党勧告」された人だけなんだけど。粗忽亭は小学校の社会科で「自由に意見をたたかわせ、そのうえで決まったことにしたがうのが民主主義」とならったし、ましてや政党とは「共通の原理・政策をもち、一定の政治理念実現のため」(広辞苑第四版より)の存在なのだから、非公認、離党勧告はむしろ当然だと思うのだがなあ。首相がひとりでかってに「党議」をきめたのならともかく。
で、「自由に物言」ったために「刺客」をおくられたり、「離党勧告」をされたりした人って、一体だれのことなんでしょうね。

附記 「ずれずれ草」によるとアンコール曲は「Watermelon Man」とのことです。

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渋全 渋さ知らズ圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了して17年。ジャズでカテゴライズされることが多いけど、実はジャズ、ロック、ラテン、フォークのどれにも属さないジャンルレスな彼ら。楽しい音楽を躍動感たっぷりに表現し、展開力も申し分なし!でも、おいら、多くを....... [続きを読む]

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