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10月8日 横濱ジャズプロムナード2005 1日目

去年は2日目のみの参加だったが、今年は1日目のみの参加。
この時期だというのにやけにむしあついうえに、少々雨もよい。去年といい、ジャズプロは天候にめぐまれないな。
まずはMINGAを聴きに関内小ホールへ。11時40分ごろホール前についたら長蛇の列。大ホールのギター・サミットが混雑しているのだとおもったら、小ホールの方だった。開場がおくれているらしい。11時50分にやっと開場。3列目にすわる。
開演時、ほぼ満席。さらに入場者ありで、開演後に完全に満席になる。あとできいたところ、つぎからつぎへと入場者が押しよせ、カウントしただけでも100人以上の入場をことわったそうだ。去年の情文ホールでもはいりきれなかった人がいたようだが、情文ホールよりひろい(すこしだけど)関内小ホールでこれはすごい。なんかベテランのスタッフも朝イチのプログラムでこれだけ客がつめかけたのははじめて、といっていたそうだ。MINGA、来年はいよいよ大ホール進出か。は極端にしても、開港記念館かランドマークホールあたりにすべきではないだろうか。
12時5分開演。出演は早坂紗知、永田利樹、中島徹、ワガン・ンジャエ・ローズ、アブドゥ・バイファル、大儀見元、北原雅彦。プログラムではイバ・ンジャエ・ローズの名前もあるが、イバは今回は不参加。
1曲目は「ジャボニー」という曲。雨乞いの歌らしい。
2曲目に「Cai Dentro」。早坂、自分のソロがおわると、ステージのそでに水を取りにいく。自分の分だけでなく、メンバー各人の分も持ってくる。気くばりのいきとどいたバンマスだ。
つぎにアブドゥの「ブン・ブン」。
4曲目に、去年にひきつづき永田の「Lucifer's Bebop」。この曲をライブできくのはひょっとすると去年のジャズプロ以来ではないか。今回はベースソロからはいっていった。何度きいてもいい曲だ。
ラストに「Quimbara」で、13時3分終了。
たいへん力のはいったいい演奏だった。ワガンのスティックなど、何度も先がくだけて飛んでいた。
あまりにノリがよいためか、隣席の人はおもいっきりからだをゆらしていた。それはまあいいのだが、それがあまりに激しいので、こちらの席までゆれて、なんか酔いそうになってしまった。演奏をきくのにも時々集中がそがれるし。ちょっとした不幸。
終演後、Kさんに声をかけられる。朝イチで一仕事したあと、新幹線でかけつけ、開演ぎりぎりに飛びこんだのだそうだ。入場をことわられなくて幸いでした。
その後、永田さん、紗知さん、物販をてつだっていたK子ちゃんらに挨拶&雑談。

つぎにおなじく小ホールで芳垣安洋カルテットをKさんと聴く。メンバーは芳垣、加藤崇之、斉藤“社長”良一、佐藤研二。編成(とメンバーの半分)はEmergency!と一緒。先にも書いたとおり、この裏では大ホールでギター・サミットというプログラムがおこなわれているが、こちらも怪物級のギタリストが二人。というか、筆者にとってはこちらの方がずっとすごい。
にもかかわらず、入りはよくない。キャパの3割ぐらいか。なぜだ。ジャズプロといえば、かのVincent Atmicus発祥イベントではないか。なのに、どうして芳垣さんのユニットがこんなに不入りなのだ。などと思ってしまう。
そのうえ、演奏がはじまると、何人かの客が出ていってしまう。まあ、それは予想のうち。予備知識なしに聴きにきてしまった人の中には、逃げだしたくなる人がいてもやむをえまい。なにしろ大轟音で変態ギターが2本だ。
曲目は、フリー~「Run & Run」が29分。曲名不明27分。この段階で14時49分。終演予定時刻は14時50分。ゆえにここで終わりだと思ったら、さらに「皇帝」をやって、終了は15時5分。聴いている筆者はうれしいが、スタッフは気が気じゃなかっただろうな。
社長のギターはいつもにましてさえ、加藤さんも大変態な演奏。あとできいたら、加藤さん、この直前までべろんべろんに酔っていたらしい(MINGAの楽屋に真っ赤な顔であらわれたのが目撃されている)。それにもかかわらず、か、それゆえに、か、壮絶な演奏だった。

つづいてKさんとつれだって大ホールに移動。酒井俊グループだ。こちらは15時の開演。ほぼ時間どおりに開演したらしく、すでに始まっていた。場内くらくて席とかがよく見えないので、うしろの方にすわる。で、しばらくしてから気がついたのだが、となりにすわっていたのがK子ちゃんだった。
場内はほぼ満員のようだったが(くらいので正確にはわからないが)、客の出入りが結構はげしい。
出演は酒井、太田恵資、坂本弘道、田中信正、松永義孝、岡部洋一。田中は脚を骨折していて、松葉杖をつかって出入りしている。いたいたしい。ピアノのペダルは片脚でしかふめなかったんだろうなあ。
曲目はいっぱいなので省略。
個人的におもしろかったのは、坂本のチェロ。フォスター・メドレー(「Beautiful Dreamer」~「Jeanie with the Light Brown Hair」~「Old Black Joe」)のときは、いつもとはうってかわって美しくひいていたのだが、「買い物ブギ」になると、いつもどおりのアバンギャルドな演奏になって、その幅の広さを見せつけられた思いがする。
アンコール(「満月の夕」)までふくめて、終演予定時刻の16時40分ほぼ丁度に終了。芳垣さんとちがってお行儀がいい。まあ、もともと枠が100分あるからなあ。

さて、つぎ。峰厚介クインテットにでも行こうかな、と思っていたのだが、それが終わってからでは、夜の板橋文夫グループは混んではいれないかもしれませんよ、とのKさんのことばにしたがって、やめ。Kさん、K子ちゃんと近くの中華料理屋で食事。
食べ終わってぶらぶらとドルフィーまで歩く。18時ごろ着いたら、会場は18時45分です、といわれて、整理券をわたされる。15番。若いようだが、われわれ3人で1枚の整理券なので、先客もその2~3倍いるのだろう。峰クインテットをあきらめてよかった。
開場まで時間があるので、スターバックスあたりで時間をつぶそうとしたのだが、みつからない。マクドナルドがあったので、ここで桃シェイクを飲んで時間つぶし。スタバより安上がりでした。桃シェイクもおいしかったし。

18時40分ごろドルフィーにもどる。やっぱり開場おし。待っているうちに雨もふってくる。19時5分開場。
店内、やっぱり超満員。テーブルをはずして、椅子のみでぎゅうぎゅう。最前列の一番上手(かみて)がわが丁度3席あいていたので、すわる。
19時25分開演。出演は板橋、片山広明、田村夏樹、太田恵資(酒井俊とつづけての出演。さすが太田さん)、井野信義、小山彰太、外山明、後藤篤。本当は吉田隆一も出演予定だったのだが、結核(!)で入院、とのことで欠場。吉田さん、病弱でやせてしまった、冷え性になってしまった、とかいっていたら、冗談ごとでなく、病気になってしまったらしい。かげながら快気をお祈りいたします。
演奏は前半55分、休憩17分、後半51分で21時28分まで。曲目は「ハバリガニ」とか「ジャンボ!オブリガード」とか(あとはよくわからん)全6曲。途中、外山のセットがちょっとくずれたりのハプニングも。
筆者の目の前は後藤。低音部ではトロンボーンが顔の直前までのびてくる。先日(10月3日)のアルコといい、音ばかりかビジュアルまで迫力な位置だ。Kさんもなんかズボンに風があたる、と思ったらバスドラの音圧だった、とか。とにかく、そういう大迫力環境で大迫力の演奏を堪能させてもらった。
演奏終了後もアンコールの拍手がなりやまず、板橋が出てきて「もう時間オーバーしているんだから。」(予定では19時~21時)といいつつ「渡良瀬」をソロでやって全終了。

というわけで、トータル5時間半にわたって濃ーーーいライブをおなかいっぱいに楽しんだ。たいへんコストパフォーマンスのいい一日だった。

Kさんはこの日は横濱箔。方向がおなじK子ちゃんと一緒に帰る。

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