« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005年9月に作成された記事

9月26日 芳垣安洋4 at Buddy

出演は芳垣安洋(Ds)、鈴木正人(B)、塩谷博之(Sax,Cl)、青木タイセイ(Tb,Pianica)。顔ぶれからすると、Bobby4の別バージョン、といったところか。
19時25分ごろ着。大テーブルの一番まえにすわる。入場者数は、開演後入場者もふくめて20人ぐらい。Vincent Atmicusのときなどとくらべて、この差はなんなんだ、と思ってしまう。
19時45分開演。まずメンバー紹介を5分ほどかけてたっぷりと。塩谷は芳垣とは20年来の付き合いだそうだ。
1曲目は「いつもは大きなバンドで演奏されている曲をこの人数でやります。」といって「皇帝(校庭)」(加藤崇之)。15分。
2曲目は「Re-Baptizum(re-boptism)」(芳垣)。10分。
3曲目「Little Umbrelas」(Frank Zappa)。8分。
4曲目に「僕のEmergencyという音の大きなギターの人が二人いるバンドでやっている曲で。」とまえおきして「Emergency! Walkin'」(芳垣)。10分。。
つぎに「僕らの社会派の側面をしめすために、ホー・チ・ミンにささげられた曲を。」といって「平和に生きる権利」(Victor Jara)。メロディはスローに、ドラムスはファストでの演奏。たいへんすばらしい。15分。
休憩25分。
後半1曲目は「“魚鳥”とフンデルトヴァッサー・ハウス」(芳垣)。Vincent Atmicusでやっている曲を少人数用にシェイプアップした、との由。28分の長尺。
2曲目は3月31日のBobby4でもやったDon Cherryの曲(曲名不詳)。11分。
3曲目に「さて、佳境にさしかかってきました。佳境といえばこの曲。」といいつつ「ROMA」(鈴木)。11分。
ラストに「いつものとおり」といって「愛の歌」。11分。
アンコールに再登場すると「アンコールしてもいいんですよね。うしろできいていると微妙な感じだったんですが。」拍手が小さかったわけではないと思うんだけど。手拍子のようにならず、ほとんど拍手のままだったから、かな。曲は「Toledo」(Elvis Costello & Burt Bacharach)。6分。22時32分終了。
曲目、演奏形態からいって、Bobby4の別バージョン、というのは、まあ当たってたと思う。
演奏についてすこし補足しておくと、塩谷は「皇帝(校庭)」、「平和に生きる権利」、「ROMA」、「Toledo」でクラリネット、ほかはソプラノサックス。
青木は「Re-Baptizum(re-boptism)」、「Emergency! Walkin'」、Don Cherryの曲ではピアノも使用。「“魚鳥”とフンデルトヴァッサー・ハウス」では曲の前半は16分にわたってピアノのみ、その後ピアニカ、ふたたびピアノ。「Toledo」ではピアニカとトロンボーン。他の曲ではトロンボーンを演奏。
終演後、オルケスタ ナッジ! ナッジ!の「バトゥカ」を買う。「KIRIE」もおいてあったが、買っていたかどうか記憶がさだかでないので、とりあえずやめ。帰宅後確認したら、まだ買っていなかった。つぎの機会に買おう。
「バトゥカ」にサインをもらう。その際、「Nudge! Nudge!って、もとはモンティ・パイソンですか。」ときいてみたら、やっぱりそうだった。あとでライナー・ノーツをみたら、そこにも書いてあったが。
帰宅したら、スタジオ ウィーからSALTの「86,90,91」が、Amazonから「陽~ひなた~ 小倉優子」がとどいていた。後者は佐川メール便で、Amazonの梱包が大きくて郵便受けに入らないので、ポリ袋に入れてドアノブにかけてあった。DVD1枚なんだから、Amazonはメール便使用のときは梱包をみなおして、郵便受けか新聞受けに入るようにあらためたほうがいいと思う。

なにをさわいでいるのやら

村上ファンドが阪神電鉄株を大量取得したことに関するZAKZAKの記事。
投資ファンドが上場企業の株式を取得したって、それ、当然のはなしじゃないの。ホリエモンがニッポン放送株を取得したときは時間外取引をつかう、という裏わざみたいなことをやったわけだけど、今回はそういうのもなし。投資家がもうかりそうな株に投資してなにが悪いのかね。
第一、村上氏、まだタイガースはおろか、電鉄本体についてもどうこうしろとも言っていないじゃない。
こんなことでいちいち大騒ぎするのなら、株式上場をやめるか、いっそのこと資本主義をやめてしまったらどうかね。「士道不覚悟」ならぬ「資本主義不覚悟」だね。

9月23日 Electric Nomad at JIROKICHI

でかけるとき、どけいをしていこうとしたら、とめがねの針の部分が折れてしまった。ついていない。とほほほ。
19時30分ごろ着。もう満席。しまった、Nomadはこむんだった。うっかりしていた。3355ならこの時間でも余裕のはずなのだが、Nomadのこみかたを失念していた。そんなわけでひさしぶりに立ち見になってしまった。とほほほ。そのうえ、泰三さんのライブのときにかぎっておこる怪奇現象まで発生。もひとつとほほほ。
入場時、5月19日のNomadライブのCD-Rを売っていたので買う。トールサイズのDVDケースにはいっている。ジャケットは泰三さんの手作り(パソコンからのプリントアウト)だそうだが、色ちがいで2種ある。派手な方を買う。CD-Rのタイトルは「無怒快楽」。ジャケットに大きく泰三さんの字で書いてある。一瞬、鬼怒無月、に見えてしまい、なぜ?とおもってしまった。
中を見てみると、CD-Rが2枚はいっている。ホルダーにひっかけて1枚+不織布の袋にはいって1枚。それにレーベル面にはるためのステッカーが1枚。んー、なんでCD-Rは2枚なのにレーベルステッカーは1枚なのだろう、どっちがdisk1でどっちがdisk2なんだろう、とおもったら、1枚はおまけのスペシャルラフミックス「3355」CD-Rなのだそうだ。これはメンバーにもだまってつけた、今回分(50枚)のみのおまけだそうだ。
20時5分、メンバー登場。酒井がセッティングとかに時間をとられている間、佐藤がつなぎをかねてメンバー紹介。このしゃべりの臨機応変さは佐藤の持ち味。さらに、酒井がくすりを飲みわすれた、と一旦楽屋にさがったので、佐藤が「はい、チャンスタイムです。太田さん、佐野さんへの質問コーナーです。」などとつなぐ。
もどってきた酒井に「くすり、飲んできましたか?」 酒井「キメてきました。」 佐藤「またそういう誤解をまねく発言を。」等々。それにしても、あの事件から3年半もたっているのに、まだくすりが飲まなきゃいけないんだね。大変だな。とおもっていたら、9月25日のTAIZO'Z VOICEによると、いまでもあまり興奮すると発作が出かねないらしい。御自愛くださいね。
さて、演奏開始。19分で2曲やって、CD-Rの話(上に書いたことなど)。
そのあと、また酒井がチューニングをはじめ、数秒沈黙がつづくと太田が「佐藤さん、出番ですよ。」爆笑。完全につなぎMC担当になってしまった。
で、「Suna-Kaze」を16分やって、休憩(30分)。
2nd set、21時27分登場。ふたたびCD-Rの話。さらに「今日のライブもCD-Rにしようかという話もある。」「みなさん、これからライブのたびにCD買わされますよ。」「今後ははじめからチャージを2,000円高くして、CD-R付き、ということにしてしまえば。」「まるで悪徳商法だ。」云々。
演奏はまず、30分で3曲。で、いろいろMCしている中、太田が「話が弾んでいますが、無理矢理私の国にいってしまいます。」といって歌いだす。「太田のトルコ」だ。冒頭、ボイスのみで3分+演奏部分13分。太田をはじめ、全員大爆発。
もう1曲やって、22時30分ごろ2nd set終了。
アンコールの拍手がなるが、しばらく出てこないので、客電が一旦つきかかる。が、ちゃんと登場して、「China Town」。9分。でおわりとおもったら、気分がよかったのか、もう1曲(8分ぐらい)とアンコールも充実。
終演後、今日はCD-R購入者にサインをする、というのでもらった。随分沢山文字を書いている。よんでみると、「Taizo Sakai on Guitar Benten Rose Electric Nomad」だった。
そのあと、カウンターを見ると、「無怒快楽」のとなりにもう1つ、トールサイズケースが。「三三五五 type deep live 『舞』『酔』」というタイトル。昨年12月27日の3355の2枚組みライブCD-R。これも買って帰る。

9月22日 鬼怒無月「Wild Life」CD発売記念ライブ at 新宿Pit Inn

こういう名目だが、実はCoil+勝井祐二である。
19時15分ごろPit Inn着。もうすでに開場まちの人が結構いる。
19時30分丁度に開場。入口の近くに移動して名前がよばれるのを待っていたが、なかなかよばれない。予約受け付け初日に電話したはずなのに、おかしいなー、とおもっていると、名前をよんでいるS店長もおかしいとおもったらしく、「予約してますよね。いつもはやくに予約入れてますもんね。(予約者リストをめくって)もれちゃったかな。」と言って入れてくれた。まあ、不幸中のさいわい、か。そんなわけで、いつもほど前のほうではないが、4列目にすわる。
この日は8割ぐらいの入り。Coilライブとしては、ちょっとないぐらいの大入り。レコ発ゆえか、ゲストゆえか、メジャーレーベルの力か。
物販にSALTの「86,90,91」があったので買おうとしたが、物販担当者が売価の確認ができないので、あとにする。その直後気がついたのだが、これ、スタジオ ウィーからのリリースなんだね。とすると、直販なら特典CD-Rがつくんじゃないかな、と。
さて、ライブ。20時7分に鬼怒登場。1曲ソロで4分ほど。アンプラグドのアコースティック・ギター。鬼怒さんはアコギといっても、エレアコがほとんどなので、PAをとおさないまったくの生音はめずらしい。
つづいてCoilメンバー登場。1st setはCoilのみで、とのこと。「Wild Life」収録曲から5曲。45分ほど。+新曲「バスタード」を6分で、休憩。
休憩中、早川さんが出てきていたので、SALTのCDの話。今日はCD-Rは持ってきていないというので、(後日なんとかする、と言ってくれたが、余計な手間をかけてもわるいので)スタジオ ウィーから案内メールがきたら直接買うことにする。
21時30分ごろから2nd set。今度はCoil+勝井。
「Caminante」(15分)、「Wild Life」(12分)と、CDから2曲。
つぎに鬼怒自信作の「5/4」。12分。
4曲目に「Little Black Dress」。もとは「Pere-Furuのテーマ」だったそうだが、カルメン・マキさんが詞をつけて(今日はインストだが)このタイトルになったそうだ。11分。
ここで宣伝コーナー。鬼怒が中山に振り忘れて、メンバーから指摘され、平謝り。「俺の記憶力の容量がCoilのときは4人分しかなくて。」
で、ラストナンバー「Earth Man」。これが今日の白眉だとおもう。Coilは4人になってからも、ギターとキーボードのツートップの役割分担がかならずしも明確になっていない感じもあり、キーボードがギターの陰になりがちな感もある。4人用の曲がふえていくにつれて徐々に改善されていくのだろうとはおもいつつ、ちょっと勿体ないなとおもっていたのだが、今日の「Earth Man」のアレンジは絶妙。アンサンブル、ソロとも各パートのバランスもばっちり。それにしても「Earth Man」はいい曲だなあ。愛知万博のサイトにある動画にもこの曲の演奏場面が収録されているが、きっと万博の担当者も気に入ったんだろう。
この曲がおわった時点で22時50分をすぎていたが、アンコール。「別の曲もやろうかとはおもっているんですが、よる年波のせいで歌詞がおぼえられないので、いつもの曲を。」といいつつ「Spoonful」。10分。終了は23時3分と、質・量ともに圧倒的だった。
帰ってメールをチェックすると、「SALT」の案内、実は数日前にきていた。ここんところいそがしくて(この日も出張がえり)、しっかりメールチェックしていなかったので、見のがしていた。早速註文。

9月12日 黒い羊はお茶の海で泳ぐ夢を見るか at イシモリホール

なんのこっちゃなタイトルだが、チラシによると、「avant pop chamber music tea-pool + black sheepによる不思議な演奏会。」である。
両者とも吉田隆一(bs)のユニット。吉田以外のメンバーは、tea-poolが壷井彰久(vln)、立花泰彦(b)、永田利樹(b)。black sheepが後藤篤(tb)、スガダイロー(p)。
特にtea-poolはなかなか興味ぶかい人たちなので、一度行ってみようと思いつつ、行きのがしてばかりだったユニットだ。これをもう一つのユニットともに聴けるのはお得、と思い、出向いたわけだ。
ところでこの日はURGAで早坂紗知さんのセッションがあり、永田さんはそちらにもブッキングされている。ということは、tea-poolが先出で、永田さんは終わり次第URGAへ駆けつけるのだろうか。とか、URGAも面白そうだなあ、どちらに行こうか迷うなあ、とか思いつつ、こちらにした。
18時45分到着。前回のことがあるので、大久保駅から地図でしっかり確認しつつ歩いた。でも、いきなりああいう細い道にはいっていく、というのはわかりにくいよなあ。
先客は2名。開演までには十数名。一番前のテーブルにすわる。
19時15分、tea-pool登場、かと思いきや、6人全員出てきた。MC用以外にはマイクもアンプもなしの完全生音。そのため、吉田が「うしろの方のお客さん、できれば前のほうへいらしてください。音が全然ちがうと思います。」とアナウンス。
1曲目「最初の話といまだ定まらず」。5分ぐらい、だったか。
ここで吉田がから日のライブについての説明。「チラシにはtea-poolとblack sheepの二つの名前が書いてあったので、前半後半で2バンド、と思ったでしょうが、一緒にやります。はじめはblack poolという名前を考えていたんですが、メンバーからダサい、といわれたのでこんな名前にしました。」 すると壷井が「ダサい、じゃなくて、浅いといったんです。」 吉田「そっちの方がショックだな。今日のタイトルはおわかりの方もいるでしょうが、フィリップ・K・ディックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、映画化タイトル『ブレードランナー』のもじりです。だから今日のテーマはSFです。」 メンバー各々「知らなかった。」
2曲目「切り取られた空と回転する断片」。約20分。
吉田のMC。「今日は9時までにはおわります。もし、おわらなければ、メンバーが一人消えます。」永田さんのことだろう。「一人消え、二人消え……。そんなことはないか。」
3曲目、「猫の旅」を10分ほどやって休憩。
休憩中、永田さんに「このあとはURGAですか。」ときくと、「よく知ってるね。吉田君に何時におわるの、ときいたら9時ごろおわる、というから、URGAも2nd setから参加することにしたんだ。こっちは生音だから、URGAには先にアンプのセッティングをしてある。一緒に行きます?」と。昨日(というか今朝)、開票速報をおそくまで見ていて眠いので、ハシゴはやめましたが。
休憩中をあまり邪魔しても悪いので、席にもどったのだが、永田さんが筆者の席まで来てくれて、後半開始まで雑談。一昨日の池袋ジャズフェスティバル(筆者は行こうと思いつつサボってしまった)のはなしとか、フェローン・アクラフとの宝国寺レコーディングライブのはなしとか。ちなみにこのCDはおーらいレコードから出るそうだ。また渋いところから出ますねえ。
20時10分から後半開始。
1曲目は「ソネット」。15分。ミュートをきかせたトロンボーンが印象的。
2曲目は「忙しくて暇」あらため「風を待つアスファルトの夢」。8分。
3曲目は「南から」。琉球音階を取り入れた曲。17分。
吉田のMC「今日はバースデー・ライブにしたかったんですが、本当は今日が誕生日じゃありません。16日です。その日はリハーサルがあります。」 すると壷井がピチカートで調子はずれに「Happy Birthday to You」をひく。 「もう一人誕生日の近い人がいます。永田さんが6日です。」 壷井が今度はアルコで「Happy Birthday to You」を美しくひく。 それをきいて吉田が壷井に「今後の処遇について話し合わなきゃいかんな。」
そして、ここにきてやっと、個々のメンバー紹介。それによると、今度後藤がmissing linkに加入するそうだ。ということは、中根さんが抜けるのかな。
そんなことをしゃべっているうちに21時をオーバー。ラストに「安曇野」を6分で、21時10分終了。
曲者メンバーによる響きのいい会場での完全生音ライブはなかなかに「よい」ものであった。tea-pool単独にもちゃんと行かなければいけないな。
帰り際、吉田さんに「今度のここでのmissing linkもまたアコースティックですか。」ときくと「そうだと思う。PA通すからセミ・アコースティックだけど。」との返事。中根さんが抜けるのかどうかは聞きそびれた。

9月8日 ALTERED STATES アローン at 新宿Pit Inn

アルタードステイツ16周年記念プログラム最終目。アローンといっても、初日、二日目とちがってALTERED STATESの3人だけでやるという意味であり、RUINSアローンのように一人でやるわけではない。って、わかってるか。
ほぼ時間どおりに開場。入りは初日とおなじぐらい。2列目にすわる。これで3daysで1→3→2列目にすわったことになる。別に意図したわけではないけれど。
20時6分開演。内橋が「昨日、弾きすぎて手がいたい。昨日で魂が抜けてしまったような気がします。でも、今日また、別の魂がおりてくるんでしょうか。」とMC。
そのあと20時46分まで、1本勝負。はじめはスローに、終盤派手に。
休憩約30分。
後半は30分+33分の2本勝負。いつものALTERED STATES。
アンコールされたが、ギターアンプがこわれた、ということで、不本意な演奏はしたくないので、とパス。「次回、そのぶん長くやります。」
今日も客席には同業者が何人か来ていたようだ。筆者が見たかぎりでは、立花秀輝さんと津上健太さんがいたように思う。同業者に人気のALTERED STATES、か。それと、物販は今日も高良久美子さんだった。

9月7日 ALTERED STATES プレイズ サンタナ!!!!! at 新宿Pit Inn

アルタードステイツ16周年記念プログラム2日目。
19時25分ごろPit Inn着。店の前はむし暑い。Kさんと雑談しながら開場まち。開場は19時40分。今日はサンタナの完コピとのことだから、リハがおしたのかもしれない。
今日も入場時は自動オーダーになってしまった。昨日も書いたとおり、カウンターでは2人が平行してドリンクをつくっているので、今日も一歩まちがうと、コーラを取ってしまうところだった。いや、さすがに気づきますけどね。
3列目にすわる。ほぼ満席。昨日より入りはいいようだ。
ミュージシャンの客多数。気づいただけでも鬼怒無月さん、勝井祐二さん、酒井俊さん。ついでに物販の担当は高良久美子さん。
20時15分開演。今日の出演は、ALTERED STATESにくわえて、岡本洋(Or,フェンダーローズ)、岡部洋一(Per)、サム・ベネット(Vo,Per)。セッティングは岡部のパーカッションがフロントの真ん中にドン、とならんでいる。今日の主役は岡部さんだったのか(とあとで本人にいうと、苦笑いしていたが)。
今日は「ロータスの伝説」を可能なかぎり再現、というのがテーマだそうだ。だから、確認していないが、曲目も「ロータス」と同じだろう。冒頭に1分間の黙祷が入ったということは、曲順はLP版準拠、か。
1st set54分、休憩27分、2nd set52分+アンコール10分、という構成。2nd setではサム・ベネットがお香をたいたりもしていた。よく知らないけど、「ロータスの伝説」のライブのときにもお香がたかれたのだろうか。
アンコールの前になって、内橋がこの日はじめてメンバー紹介をしたのだが、本名ではなく、全員サンタナのメンバー名で紹介という凝りよう(遊びよう?)。メンバー紹介の最後に「そして僕がヨンタナです。」とベタなネタも。
ALTERED STATESとしては、何年かぶりにスタジオを借りてリハーサルをした、というだけに大変感動的なステージだった。鬼怒さんなんかは自分のサイトのBBSに「あれは良いライブでしたね。ちょっと涙出そうになりました。」と書いていたぐらいだ。
ちなみに筆者にとっての今日のベストは岡部さん。フロントの大部分を占領したため、でもないだろうけど。

9月6日 ALTERED STATES & ZU at 新宿Pit Inn

アルタードステイツ16周年記念プログラム初日。ダブルバンド、と銘打たれているとおり、ZUというイタリアのプログレバンドと共演。
19時20分ごろPit Inn着。数人が店の前で立って待っていたが、筆者が着いた直後、S店長が出てきて店の前に椅子をならべだした。おかげで座って待つことができた。
ほぼオンタイムで開場。今日もまた入場時、オーダーする前にカウンターのおねーちゃんに「ジントニックですね。」といわれてしまう。出てきた紙コップをもって席につく。最前列。ふと紙コップの中身を見ると茶色い色がついている。あれ、とか思いながらも口にすると……烏龍茶だった。カウンター内では2人の店員が平行して作っていたので、入れ替わってしまったらしい。面倒くさいので、そのままにしておいた。飲みにきているのではなく、聴きにきているのだし。とはいうものの、しばらくするとものたりなさを感じてしまったのはしかたがない。筆者はまったくの下戸だが、やはりライブのときは少しはアルコールがほしい。
客の入りは8~9割というところ。多いのか少ないのか。悪い入りではないと思うが、4月30日にくらべると少ない。ダブルバンドなのに。
開場はオンタイムだったのに、なかなかはじまらない。20時13分にやっとALTERED STATESの3人が出てくる。5分ほどMC。なぜ16周年記念かというと、別に意味はない、いや、本当は15周年記念をやろうと思ったら1年すぎていた、と。でも、MCによると、1990年結成、とのことだから、15周年が正解じゃないのかなあ。
それから、ALTERED STATESのPit Inn初出演は何年だったかを記憶をたどりながら。「たしか1992年でしたよね、梅津さん。」と、開場にいる梅津和時さんに同意をもとめる(ALTERED STATESのPit Inn初出演は梅津さんの招きによるもの)。
「そのときはまだ移転前の旧店舗でしたよね、Nさん。」と、今度は常連客のNさんに。
また、16周年を記念して、7年ぶりの新譜が出た、10月末発売だが今日売っているので、全員買ってください。この3daysをのがすと10月末まで買えません。また、この機に1stと4thを少しだけ再プレスしたので、持っていない人は買ってください、と宣伝。
それから共演するZUについての説明。RUINSにサックスをプラスして、すこしスローにしたような感じ、と内橋。結構はやい曲もあるよ、とはナスノ。
そのZUは「いま、クアトロで内職しています。ファントマスの前座をやっています。」とのこと。それで開演を遅らせたのか。「僕らの方が先にブッキングしたのにけしからんね。ギャラをダンピングせなあかんな。」
というわけで、とりあえずALTERED STATESのみで演奏開始。3人ともいいノリで、音もでかいでかい。あっというまに耳がおかしくなる。20分。
この1曲目がおわる直前にZUメンバーが到着。ALTERED STATESの演奏が終わるのを待ってステージにあがったZUに、内橋が紹介をかねてZUの意味などをきく。「え、日本語の『図』のこと?ホンマに?え、ちがう?」実はuncleの意味らしい。芳垣が「内橋はいま、ヨーロッパに住んでいるんですよ。」とつっこむ。内橋が「まわりはドイツ人ばかりだから。」といいわけ。芳垣「ほー、そら楽しみやな。今度ドイツ人が来たときには通訳してもらおか。」 内橋「勉強しときます。」
などとやりとりがあって、6人での演奏がはじまる。ZUの編成はドラムス、エレキベースにくわえて、サックスはサックスでも、バリトンサックス。人数が2倍になって、音量もほぼ2倍。むちゃうるさい。25分の演奏。
ここで休憩25分。その間に物販コーナーに行って新譜「BLUFF」を買う。スタジオ録音の完全インプロ2枚組み。150分録って、そのうち130分収録したという、男らしいというか、ALTERED STATESらしいもの。内橋さんがいたので、早速サインをもらう。そういえば内橋さんにサインをもらったのははじめてだが、なんか絵か記号みたいなものだった。ちかくに梅津さんが座っていたので、挨拶。
後半最初はZUのみで1曲。その演奏を聴くかぎり、さきのRUINS+サックス、という説明は納得。RUINSとちがうのは、ドラマーがうたわないこと、1曲が長いこと。あと、ベースがネックを壁や床におしつけたり、シンバルにふれたりなども。15分。
つづいて全員で。17分+20分の2曲。
アンコール。「なにやろうか。なんか曲をやろうか。ZUは(オリジナルの)曲があるけど、僕らはそれ、できへんしなあ。じゃあ、なにか『曲』をやるということで。」なにか「曲」をやる、って結局は即興でしょうが。10分。22時35分終了。
それにしても音量も演奏も壮絶なものだった。初日からぶっとばし気味。ちなみにvsとしてとらえれば、今日はALTERED STATESの勝ち、というのが筆者の感想。ZUもよかったんだけど、ALTERED STATESの3人、特に芳垣さんがすばらしかった。
その芳垣さんとナスノさんにもサインをもらって帰る。
帰宅すると、先日ヤフオクで落札したRCサクセションの「ザ・ロックン・ロール・ショー80/83」がとどいていた。このDVDのイラスト等は小松ソウルカッター氏だったんですね。しらなかった。

9月1日 SALL GAVEAUスペシャル at Buddy

鬼怒さんのサイトのスケジュールにSALL GAVEAUスペシャルなるものが出ていたので、行ってみることにした。ちなみに、掲載もれだったらしく、一週間ぐらいまえにのったばかり。
行く途中、西武線が東長崎-江古田間で停車してしまう。異音がした、とか。すぐに動くかと思ったが、なかなか動きださず、ちょっとあせる。調べた結果、特に異常はなかったそうだが、10分ちかくとまっていた。
そんなわけで、かつ田でおおいそぎで食事をし、19時30分ぎりぎりにすべりこむ。
二十数人の入り。大きいテーブルの一番前にすわる。
19時40分にメンバー登場。
このとき、時刻を再確認しようと腕時計(実は腕時計型万歩計。もちろん時計機能もついている)のライトボタンを押すと、ライトがつきっぱなしになると同時に表示が消えてしまい、一切の操作ができない状態になってしまう。そのあと、なんとかなおらないかとボタンをいじっていたら、ボタンがとれて、どこかに行ってしまい、再起不能になってしまった。なんか今日はついていない。まだ買って半年ぐらいなのに。まあ、つけて歩くのにもそろそろ飽きてきたころではあるのだが。
閑話休題。
まず、「アローイ」を演奏。つづいてメンバー紹介。
SALL GAVEAU(サルガヴォーとよむ。フランス語だそうだ)って、きいたことないな、鬼怒さんの参加しているユニットでそんなのあったかな、と思っていたのだが、このメンバー紹介をきいていて、やっとわかった。Play Post Tango & Moreに、いつのまにかこういう名前がついていたらしい。
今日は鳥越啓介が欠場。そこで、ゲストに林正樹を依頼し、「スペシャル」ということだったのだが、昨日やったリハーサルのときにメンバー入りを希望し、正式参加することになったそうだ。とすると鳥越の欠席は怪我の功名、みたいなものか。
そのあと、「パレード」。3曲目に「板橋区」(喜多)。
つぎに「カルカッタ」(林)。タイトルの由来は、軽い曲をつくろうしたから。
5曲目に「タンゴロック」。鬼怒はこの曲で今日はじめてエレキギターを使用。喜多の弓がささらのようになる。
ここで1st set終了。50分強、かな。
休憩30分ぐらい。
2nd set最初は、鬼怒のソロインプロ。鬼怒によると曲がたらないから、だそうだ。
全員登場して「1/19タンゴ」。勿論假題。
3曲目に「ワルツ」。これも当然假題(さきの「タンゴロック」も假題だが。「パレード」もかな)。情感があってよい曲。ききようによってはメロドラマのBGMのようでもあったりして。
宣伝コーナーをはさんで「7 Step to Post Tango」(佐藤)。2nd setは60分強、か。
アンコールにまたまたタイトル未定の曲。假題は一応「かわいい曲」となっているそうだ。
以上、作者名を記していないのは、すべて鬼怒の曲。
終演後、鬼怒さんに「Wild Life」にサインをもらう。ソロアルバム(というかリーダーアルバム)ではメジャーデビューなので、あらためておめでとうございます、というと、「でも、予算とかはまぼろしの世界とあんまりかわらないんですよ。」とのこと。「宣伝してくれるのはありがたいけど。」と。枚数はまぼろしの世界よりは多いんでしょ、ときくと、「すこしは多いが、驚異的に多いわけではない。」そうだ。メジャーも大変なんだね。「でも、どこのレコード屋でも(すくなくとも註文すれば)買えるわけですし。」「売れるといいんですけどね。」などと話す。
ちなみに後日、石丸電気SOFT3と同本店で「Wild Life」をみかけた。SOFT3はジャズフロアで。本店は(ジャズコーナーではなく)J-POPコーナーで。さて、あれはジャズなんでしょうか、POP(ロック)なんでしょうか。

8月24日 Vincent Atmicus at 新宿Pit Inn

19時22分、Pit Inn着。Pit Inn前は思ったほどは混雑していなかった。
数分おくれで開場。場内は椅子のみ6列(下手は太田さんのスペースがステージからせり出しているので、5列)。立ち見多数。さすがVincent Atmicus。
20時10分、出演者登場。メンバー紹介がいきなり宣伝コーナーになってしまう。
1曲目「Eatborfa」。11分。EatborfaとはAfrobeatのアナグラムだ、と芳垣が種明かし。メンバーからもしらなかった、の声があがる。芳垣「敵をあざむくにはまず味方からと。」 メンバー「敵ってだれだ。」
つぎに「Parade」Part1とPart2をメドレーで。16分。
つづいて「Dancin' in Your Head」。オーネット・コールマンのではなく、芳垣のオリジナル。メドレーで「Cool Running」。あわせて19分。
1st set最後は「くつわむし」。太田のソロが絶妙。7分。
休憩前に場内アナウンス。外出券を発行するので、外に出てもいい、と。先日のBLUESセッションと同様な話。
休憩25分。
2nd set最初は「眠れぬ夜のために」。13分。
2曲目は「Lester B」。レスター・ボーイにささげた曲。11分。
3曲目は青木の「Colombian March」。6分。
4曲目は「MBIR-VA」。13分。終盤、芳垣と岡部のデュオが絶妙のユニゾン。
ラストは「Mugi Dance」。太田の譜面立てが客席方向へたおれるハプニングあり。6分。
アンコールに「屋上の飛行機凧」。7分。
今日ははげしめの曲が中心で、全体にオリよし。特に太田さんのノリがよかったような気がした。
「ヴィンセントIII」に芳垣さんのサインをもらって帰る。

8月23日 Coil at JIROKICHI

あまり広くはないJIROKICHIでCoilなのだから、混むだろうと思い、早めに行くつもりが、勤務先で時間をとってしまって、店についたのが19時20分。もう、ほぼ満席(30人ぐらい?)だったが、前のほうに空席をみつけて、すわる。
カウンターに早川夫人がすわっていて、目礼されたので、挨拶にいき、すこし雑談(骨折のことなど)。
19時30分丁度にスタート。「Cadena」、「Red Shift」、「Prodigal Song」、「Caminante」をほとんどMCなしで演奏。各曲とも10分内外。
もう1曲、タイトルがよくききとれなかった曲を6分ほどやって、前半終了。
休憩20分ちょっとで、後半。
まず、鬼怒がアコギのソロで1曲。タイトルはよくききとれなかったが、アラブの曲らしい。6分。
全員登場して、「Wild Life」7分。
つぎの曲に行こうとするのだが、鬼怒のエフェクタの調子がおかしくて、調整にてまどる。大きなノイズが出たりしていたが、数分格闘しているうちになんとかなる。
「Sand」11分、「The Wind of Light」11分。
つづいてドラムソロ~「Land」。この演奏が圧巻。終盤にふたたび長めのドラムソロ。14分と、この日一番の長尺演奏。
アンコールにおなじみ「Spoonful」。10分と、「Spoonful」としては長めの演奏。
21時50分終了。開演が早かったために、終演も早め。

8月22日 missing link at Grapefruit Moon

19時50分着。最前列真ん中に陣取る。入りは15人程度。
例によって、以下、当日配布のプログラムの転記。

1st set

1,heavy8(T.Watanabe)
~2,Looking After Life On Mars(isotope217)
~3,K's Walk(T.Watanabe)

4,marguerite(T.Watanabe)
~5,North-kniferidge(T.Watanabe)
6,N-FUNK(T.Watanabe)
7,riot(T.Watanabe)

2nd set

mari's improvisation
~1,tribal funk(T.Watanabe)
~2,yeti's run(T.Watanabe)
~3,DANCE(T.Watanabe)

4,corason vagabundo(C.Velso)

5,pop8(T.Watanabe)
~6,The spell was cast(T.Watanabe)

7,Carnival Baby(T.Watanabe)

20時5分開演。
1st-1~3で23分。ラストの長めのパーカッション合戦がききもの。それにベースが、さらにギターがくわわり、一層スリリングに。
ここでNaveさんによるメンバー紹介。早川さんは「年に2回ぐらい見る気もしますが。早川withギプス。」と紹介される。フロント陣のかげになっていて気がつかなかったが、そういえば早川さんの左うでにギプスが。
つづいて1st-4~7をつづけて演奏。30分。
30分弱休憩。
後半はまず、「Dance」までつづけて30分。関根ソロの部分は7分ほど。アフロビートの曲をつづけて3曲、というならべかた。おわりごろのベースソロが骨折を感じさせないよさ。
つぎに2nd-4を10分。
ここで恒例の長めのメンバー紹介。Naveさんによると、「メンバーにたいへん不評ですが、やります。」
早川さんの骨折は、自転車のトレーニング中、とびだしてきた老人を避けて転倒したとのこと。そういえば数年前にもとびだしてきた子供を避けて骨折したことがあったな、と思ってきいていると、前回も今回もCoilのツアーの直前だった、と。ともに骨折をおして、ツアーに参加した。今回は参加があやぶまれて、鬼怒さんはベースのトラとして、ナスノミツルさんを手配までしたが、なんとか参加したらしい(ナスノさんの件は、あとで早川さんのサイトで読んで知ったのだが)。
そのほか、中根さんは夏風邪ひいているとか、吉田さんは冷え性になってしまったとかのはなし。関根さんも靱帯が切れて、そのままになっているとか。まるでけが人、病人の集団だ。そのわりに演奏は元気だが。
この「メンバー紹介」は10分強。
そのあと、2nd-5~6を16分、2nd-7を11分。
以上で終了、の予定だったようだが、アンコール。このときすでに22時50分。Grapefruit Moonは23時までしか演奏できないので、おなじみの曲をみじかく、といって「平和に生きる権利」を4分やって、終了。
ところで、プログラムに書いてあった次回ライブは「9/27(tue)大久保 石森楽器B1Fホール」。なにもアナウンスはなかったけれど、ひょっとすると、またアコースティックでやるのだろうか。

(附記)中山さんの使用楽器は1st setはギター、2nd setは6,までオルガン、7,とアンコールがギターだった、と思う。1stと2ndで完全にわけるつもりなのかと思った。

自民党、1議席を社民党に進呈

ライブがらみの記事をだいぶんサボってるんで、日付け順にはならないけど、生ものなので、総選挙の話題を。
今回は自民党が強い、強いといわれていたけど、ここまで圧勝するとは思わなかった。いや、筆者だけではなくて、当の自民党でさえも思っていなかったのだろう。
なにしろ比例区の北関東、南関東、東京各ブロックでは、捨て駒のような順位の候補まで当選している。それだけ小選挙区で勝ちまくった、ということだね。かつては民主党の金城湯池のように思われていた都市部で自民党が勝ちまくったのだな。
そのため、比例区東京ブロックでは、名簿搭載者が全員当選、という、すごいことになっている。このうち比例区での当選者は7名。
んー、ちょっと待てよ、ドント方式で計算すると……自民党の当選枠は8人になるじゃないか。比例区東京ブロックにもう1人候補者を立てていれば、もう1議席とれたわけだな。
かわりに1議席ひろったのは社民党。社民党は自民党に感謝しなければいけませんね、これは。

※自民党の得票数 2,665,417票
 社民党の得票数 300,782票
 2,665,417÷8=333,177.125
 ついでにいうと、民主党は1,962,225票で6人当選だが、
 1,962,225÷6=327,037.5
 で、自民党の「8人目」のほうが民主党の6人目より数値が上になる。

8月20日 Bondage Fruit + Yae at アサヒ・アートスクア

帰省からもどったその足で早速ライブである。というより、これにあわせてもどってきたのだが。
ボンフルのライブはオールスタンディングが多いのだが、スタンディングは体力的にしんどいので、ついつい避けてしまう。しかし、アサヒ・カフェナイトは着席だろうから、これをのがす手はない、ということだ。
17時55分着。そこそこの長さの行列。18時丁度に開場。予約者優先入場なので、まずまずの位置にすわれる。さらに前のほうには、いてしかるべき人たちの顔あり。
開演前に物販コーナーで佳村萌 with 鬼怒無月 勝井祐二「うさぎのくらし」、「ボンデージフルーツIII recit」(リミックス再発版)、「Wild Life」を買う。鬼怒さんらのライブの物販で「うさぎのくらし」を売っているのを見たのははじめて。Lady Janeであつかっているらしいので、同店にいく機会があれば買おうとおもっていて、その機会なく、やっと買えた、という感じ。
席にもどって開演をまっているあいだ、ふと腕時計(文字盤にでじこ)を見ると、ガラスに傷がついている。新幹線で窓枠に手をついているときにこすったのかもしれない。
18時45分開演。前半はボンフルのみで。「Three Voices」(22分)、「I/O」(6分)、「Rath」(14分)、「Dear Gazelle」(10分)。すべて「ボンデージフルーツVI」からの曲。
後半はYaeを加えて。20時から。
1曲目、曲名不明。鬼怒の曲。13分。
2曲目、「ジャコ」。スペイン古歌。6分。たいへんよし。
3曲目、「Locomotive」。12分。
長め(約8分)のMC。新曲のエピソード。さんざんしゃべっておいて、実はその曲は次の次。
で、4曲目「南の風の祈り」。Yaeの曲。5分。
5曲目(ラスト)がさきのMCの新曲。假題「Yae1」。これを書いたとき、鬼怒は調布から鴨川のYae宅まで、クルマで打ち合わせに行ったそうだ。
そしてアンコールに「飛行する子」。前半とは逆に(というべきか)ファーストに収録のなつかしい曲。21時15分終了。
鬼怒さんにひとこと挨拶して帰宅。帰省中にあった地震で部屋がどうなっているか心配だったが、李紅蘭ドール改(メイドバージョン)がたおれていたぐらいで、大きな被害はなかった。とんでしまった紅蘭の眼鏡もすぐに見つかったし(7月23日の地震のときは眼鏡をさがすのに結構時間がかかってしまったのだ)。

帰省中の記

8月14日から20日まで、恒例の夏の帰省。
某難病(特定疾患121種のうちのひとつ)をわずらっている父が元気そうで安心。年末年始はかなり状態がわるかったのだが、薬をかえたところ、それがあっていたらしい。もっとも、つよい薬なので、血中濃度を測定しつつの投薬とのこと。まえの薬もそうだったのだから、これはしかたがない。
おもしろいのは、薬をかえてから、父の髪の毛がふさふさになったということ。うちはそもそも髪の多い家系だが、さすがの父も60歳をこえたころからはうすくなってきていた。そのうえ、まえの薬が抗癌剤の研究からスピンアウトしてできた薬のためか、飲みはじめてから相当うすくなってしまっていた。ところが、薬をかえてから、どんどんはえてきたらしい。毛の色は白いが、量だけは30~40歳台なみになっている。とてもあと数箇月で70歳とは思えない。この薬を研究すれば、発毛剤ができるかもしれない。でも、さきに書いたとおり、副作用の問題があるから、むずかしいかも。ちなみに免疫抑制剤系の薬だそうだ。
15日は漫研OB会。まえから疑問におもっていた、最近よく見かける「○○大学大学院教授」という肩書きについて、某大学教授の某先輩に質問。いろいろ教えてもらう。なるほど、あとでしらべてみたら、筆者の母校の教員の肩書きも、のきなみ「大学院教授」とか「大学院助教授」になっている。いつのまにか世の中、こんなふうに変わっていたのだな。ついでに東京都立大学がなぜ首都大学東京に変わることになったかの裏話も。笑う。
某日、弟一家と会食。甥(0歳児)が夏風邪で熱を出してしまったが、なんとかなる。
帰省中はひまなので、近年ほとんど読まなくなってしまった(フィクションに対する興味がきわめてうすくなってしまったため)小説を2冊読む。
1冊目は志津三郎「鳥居元忠」。9年前に買って積読だったもの。駄作、というよりは愚作。小説としてのわくわく感等皆無。文章も読みにくく、まともに読んでいると、すごく時間がかかる。史料の使いかたなどもきわめて恣意的。家康に関する各種のエピソード(印地打ちの話など)を口をきわめて否定するのみならず、このような話を信じるから日本は道を誤ったのだ、というような説教まがいのことまで書いている。その一方で、桶狭間のおり、蜂須賀小六らが百姓に変装して、今川の陣にご機嫌伺いにいって油断させた、などという「武功夜話」(偽書の可能性がきわめて高い)のヨタ話をそのまま書いていたりする。御丁寧に献上品の内容までひきうつしている。書いていて、戦国時代の尾張に唐芋があるだろうか、という疑問が頭に浮かばなかったのだろうか。
ほかにも事実関係は無茶苦茶。元忠が四十いくつまで独り身だったり、馬場美濃守の娘が正室だったり、嫡子忠政が馬場美濃守の娘の子だったり。馬場美濃守の娘が元忠の側室になったのは武田氏滅亡の天正10年(1582年)、忠政が生まれたのは永禄9年(1566年)。いくら小説(フィクション)とはいえ、歴史ものなのだから、これぐらいの事実関係はまもってほしい。
そのうえ、元忠や参河武士たちを持ち上げるためか、家康を凡将、というより愚将としてえがき、彼らの補佐によってなんとかその身をたもっていたように書いている。家康が天下を制したかげには参河武士団の力が大きくあずかっていたことは粗忽亭も否定しないが、家康がここでえがかれたような優柔不断の愚将であれば、天下を取れたわけがない。粗忽亭は元忠の縁につらなる(母方の先祖)ものであるが、こんなかたちで顕彰されてもうれしくもなんともない。積読のままにしておけばよかった。
ちなみに著者の志津三郎氏、歴史小説家というわけではないらしい。調べてみたら、時代小説を中心にスパイ小説やらアクション小説やらミステリーやらなんでもこい、な作家のようだ。それにしても、そういう人がどうして鳥居元忠のような地味な人物を題材にえらんだのだろう。
「鳥居元忠」に時間を取られてしまって、帰省中はもう1冊しか読めなかった。桐生祐狩「物魂」。こちらは1年前に買ったもの。と学会での某事件がベースになっており、と学会会員がモデルの登場人物がつぎつぎと殺されていく、というのに興味をおぼえて買ったのだ。桐生氏がと学会員かどうかは知らないが、モデルとなった会員たちに許可を求めたら、みんな「できるだけひどい殺されかたにしてくれ」と要求したというのは彼ららしく、さすが。そういう余計な興味を別にしても、充分水準作のホラー。読んでいて、つぎの展開が気になる、エンターテインメントとしての役割をはたしている。小説はこうでなければいけない。

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2017年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

ninja