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8月7日 本いろいろ

大雑把なタイトルだが、なにも伝説のシャクシャインを生で堪能できたため、というわけではない。この日、amazonよりとどいた本について。
とりあえず列記すると、「風雲児たち 幕末編」(7)(みなもと太郎)、「血だるま剣法・おのれらに告ぐ」(平田弘史)、「それがし乞食にあらず 」(平田弘史)、 「小倉優子の秘密遊戯」(真継敏明 撮影)、「徳川将軍家十五代のカルテ」(篠田達明)である。
「風雲児たち」は十数年も以前から愛読しているもの。今回もあいかわらずとてもおもしろい。ただ、「雲竜奔馬」からの原稿流用部分をよむと、「あれ、『風雲児たち』の方ではここ、まだかかれていなかったっけ。」と思ってしまう。しかし、「雲竜」にもほとんど追いついてきた。今後の展開が一層たのしみ。
平田弘史2冊は、たけくまメモで、作品紹介や平田弘史先生訪問記を読んで、気になっていたところ、平田先生筆「萌えTシャツ」(筆者も1着購入)を、平田先生御自身が20着も発注された、ということを聞き、こんなすばらしい先生の本を読まないわけにはいかない、ととりあえず2冊注文してみたもの。いやもう、期待をはるかに上回るすばらしさ。まさに日本劇画界の至宝だ。先生のほかの本もおいおい読んでみることにしよう。
「小倉優子の秘密遊戯」もよい出来。斬新な発想で彼女の新しい面をうまく引き出しているように思う。
一番の期待はずれが「徳川将軍家十五代のカルテ」。歴史事実については、俗説をほとんど無批判に採用しているきらいがある。文章そのものも「おもしろく」書きすぎていて、不満。かつては新書というものは、比較的高度な内容をわかりやすく、そして安価に、というものであったと思うのだが、本書はまるで週刊誌のコラム。そもそも新潮新書は岩波新書、中公新書、講談社現代新書、ブルーバックス、文春新書、ちくま新書等にくらべて軽い傾向にあるのは承知だが(書き下ろしならぬ語り下ろしの「バカの壁」が好例)、これはあんまりな気がする。大昔は「名著を廉価に」であった文庫が「ただのペーパーバック」になったごとく、新書の位置づけもおおきく変わりつつあるのだろう。かつての新書の役割は選書にうつっていくのかもしれない。なんにしろこの本、書店で直接手にとってみたら買わなかったであろう1冊。amazonにたよりすぎるのも考え物だな、と思った次第。

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