よほど苦情が多かったんだろうなあ
東京エムケイタクシーの社長が駅員をなぐって傷害容疑で逮捕された事件。
業界の風雲児たるエムケイのオーナーの息子で、重要なグループ企業の社長の起こした事件なのだから、充分ニュースバリューはあるはず。実際、新聞・放送各社は取り上げていたが、朝日新聞は紙面でもウェブでも取り上げず。
どう考えても不自然で、その背景をいろいろ邪推したくなる。
そこで、なにゆえ報道しないのか、朝日新聞社に問い合わせてみた。
その回答の一部。
「他紙を見てみますと、判断がばらばらで、毎日、東京には載っていますが、読売、産経には載っていません。ニュース判断が微妙な事件だったということがわかります。逮捕は厳然とした事実ですが、その内容を調べ、総合的に判断して、当該セクションが掲載を見送ったのだと思われます。」
たしかに讀賣、産経は紙面にこそ載っていないが、ウェブではちゃんと報道している。にもかかわらず、「うちだけじゃないよ。」と言わんばかりの回答はいかがなものか。とりあえず返信があった点だけは評価するが、内容はごまかしと断ぜざるをえない。
とか思っていたら、15日12時13分付けで今さらのごとくasahi.comに載った。オーナーの謝罪の会見を報じるかたちで。(15日付夕刊には当該記事なし。ちなみに毎日は事件の記事は14日付け夕刊に、謝罪会見の記事は15日付朝刊に載っている。)
当該セクションが報道する価値なしと判断したのなら、今になって、しかもこんなずれたタイミングでこの事件を取り上げるのはきわめて不自然だ。思うに、この事件をまったく報じなかったことによほど批判、苦情が多かったのだろう。それで今さら逮捕のことだけを記事にするわけにもいかないので、こういう姑息な方法をとったのだろう。
なんとも定見のないことよ。朝日新聞って、日々だめになっていっているように思えてならない。
附記 16日付朝刊にもやっぱりこの記事は載っていなかった。
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