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2005年3月に作成された記事

3月22日木村くんと三宅くんと梅津くん at 新宿PIt Inn

「梅津和時プチ大仕事2005」4日目。
19時30分丁度に開場。最前列にすわる。テーブル・セッティングは意外にも普通(若干前後の間隔がせまいかもしれない)。昨年末のときはテーブルなしだったのだが。満席+立ち見。
配布されたフライヤーを見ていると、5月11日の「狂った未来信者のための音楽」のそれが、昨日までの文字だけから大河画伯のイラストいりになっている。アブドゥール・ワハハさんがメガホンでさけんでいる絵。なんとなく笑える。
20時3分開演。梅津ソロ、梅津+三宅で各1曲、梅津+木村で2曲。木村のギターはアンプ直結。木村は例によって水割りを飲みながら。それを見て梅津が「ちょっとうらやましい気がしますね。……私も薄めで1杯ください。今日はクルマじゃないから。」
その後、3人で4曲。前半は前回とちがう曲がほとんど。曲名もわからないのが多いので、略。20時57分1st set終了。
休憩20分。後半は前回やった曲ばかり。
「嘘は罪」、「びんぼうワルツ」、「金持ちのオッサン」、「It's All Right」、「シカゴバウンド」とつづく。
つぎの「ロックンロールプラネット」ではまた「雨上がりの夜空に」入りで。今回は1コーラス目と2コーラス目のあいだにはさんで。
つづいて「胸が痛い」、「何もなかった日」で2nd set終了。22時24分。
アンコールで3人が出てくる。梅津が「やろうか。(客が)うごく気配ないもんね。」 木村が「気配といえば毛はえ薬。」
その後、梅津の語りにあわせるように演奏がはじまり、いつのまにか「夢は夜ひらく」になっている。さらに2曲やって、終了。22時50分。
このユニットではPit Inn以外でも何回もやっているので、さすがによくなじんできているようだ。

3月21日ベツニ・ナンモ・クレズマー at 新宿PIt Inn

「梅津和時プチ大仕事2005」3日目。
Pit Innまえで開場まちをしているとき、近くにいた女性二人づれの会話がきこえる。片方がイエローサブマリンの袋をもっていて、もう一方に買ったものを見せたりしているようだ。アニメイトがどうとか、エヴァンゲリオンがどうとかときこえる。Pit Innのついでにイエローサブマリンに寄るようなのは儂くらいかとおもっていたが、ほかにもいるのだなあ。
そういえば、一昨年、オパビニアのレコ発のとき、イエローサブマリンでみつけたチョコラザウルスのオパビニアフィギュアを清水一登さんに進呈したのだが(大よろこびして「家宝にします。」といわれた)、そのとき、芳垣安洋さんに「それ、どうしたんですか。」ときかれたので、Pit Innとおなじビルにイエローサブマリンというホビーショップがあって云々と説明すると、「ああ、ありますね。」と反応していた。行ったことあるかどうかはともかく、芳垣さんはその存在を認識していた、ということだな。
数分おくれで開場。入場時にメニューボードを確認すると、今日はちゃんとジントニックがある。一昨日はなんだったのだろう。
最前列にすわる。今日の客席は普通のセッティングで、大体満席。配布されたフライヤーに目を通す。なぜかダブり多数。
20時丁度、メンバーが客席後方から演奏しながら登場。BNKやこまっちゃではときどきあるパターンだ。
そのあと2曲やって、メンバー紹介。梅津、中尾勘二、多田葉子、関島岳郎、細川玄、北陽一郎、向島ゆり子、四家卯大、張紅陽、佐野康夫、永田大和、永田砂知子、フライヤーでは予定となっていた立花泰彦、フライヤーには名前のなかった大熊ワタルである。松井亜由美はパスカルズのヨーロッパツアー中なので、欠。
そのあと4曲。この最後の曲(登場時の曲からかぞえて7曲目)で梅津ボーカル。
ここで巻上公一登場。「メセチーナ」、「はじめてのワルツ」、映画「キャバレー」から「ガッチョディーロ」。
これで前半終了。21時10分。休憩前にCD販売の宣伝。「おめでと。」も少しある、「おめでと。」のポストカードは沢山出てきたので、何枚でもご自由にお持ちくださいと。やっぱりいろいろ出てきている。
休憩中、物販コーナーを見にいく。「おめでと。」はあっという間に売り切れ。もともと2枚しかなかったのだが。ちなみに筆者は持っている。が、今日は紙袋入りバージョンだった。筆者のはプラケース入りなので、これはちょっとほしかったかも。発売当初は紙袋入りがあつかいにくいということで売れにくかったそうだから、皮肉なものだ。ポストカードを数枚もらう。
Kazutoki Umezu&VLADIMIR VOLKOVの「PLAY TIME 休憩」が1枚だけある。持っているかどうか記憶がさだかでなかったのだが、買う。
21時30分ごろ、多田、向島、四家の弦楽器部隊が登場。3人で1曲。
そのあと、巻上をふくむ全員が登場して1曲。
つぎの曲(「もう二度とやらないでよデビット」というそうだ)は巻上のソロからはじまり、おもちゃをならしたり、指揮をしたり大活躍。
つぎの「悲しき天使」では巻上が1コーラス目をロシア語でうたい、2コーラス目を多田が日本語でうたう。主のないボーカルマイクが立っていたのはこのためだったのか。
巻上が退場して2曲。
巻上再登場して「ツンバラライカ」ほか1曲。
巻上が退場して1曲。梅津、多田、大熊が3人ともバスクラリネットをふく。バスクラ3本というのもめずらしい。これで後半終了。
アンコールは「ALE BRIDER」。勿論全員で。サビの部分は当然場内大合唱。うごける楽器は全員場内を一周して、大団円。22時40分。
終演後、梅津さんと雑談し、「PLAY TIME 休憩」にサインをもらう。
帰宅してCDラックを確認したら、やっぱり持っていた。なんか見覚えがあるような気がしていたんだよなあ。ほかに買う人もいたろうに、1枚しか置いてなかったのを買ってしまって、悪いことをした。というわけで、ほしい方には梅津さんのサイン入りで原価+送料で譲ります。って、前にも同じようなことを書いたような気が。

3月20日グレートインプロ at 新宿Pit Inn

「梅津和時プチ大仕事2005」2日目。出演は梅津、佐藤允彦、サム・ベネット。
2~3分おくれで開場。2列目にすわる。入りは30人ちょっとか。ごくフツーのPit Innのライブ、という感じの入り。プチ大のなかで、一番地味なプログラムだからな。
20時丁度(というか、1~2分ぐらい前だったような気もする)、3人登場。いきなり演奏をはじめる。15分、7分、25分の3曲(というのか、3インプロというのか)演奏したところで、はじめてMC。「どうも皆さんこんばんはー。休憩します。」いきなりこれかい。メンバー紹介して休憩。
2nd setは21時10分から。簡単なMCとふたたびメンバー紹介。「First Deserter」のポストカードが沢山出てきたので、何枚でもご自由にお持ち帰りください、とアナウンス。いろいろ出てくるんだな。生向委写真集は今日も引き続き配布中。(最終日までずっと配布していた。)
10分、21分の2曲。そのあと、梅津が花粉症のはなしをはじめ、そのまま演奏に突入。花粉症のことを語りながらの演奏。7分。
ここまでで2nd set終了。
アンコールは2分ぐらいのごく短い演奏。てなわけで、22時まえには終了。まあ、インプロのときはこんなもんだ。
今日、一番印象的、というか、目立ったのは、サム・ベネットが金属製のパーカッション(なんていうのかは知らない。シンバルじゃないけど、金属製のまるいモノ)のうえにバイブレーターをのせて音を出していたところ、かな。梅津さんにも「子供のおもちゃ、大人のおもちゃ、いろいろ持ってきています。」と紹介されていた。
終演後、前出のポストカードを何枚かもらう。昨日買った「舞浜」にサインをもらう。(昨日はめずらしく梅津さんが終演後、出てこなかったのでもらいそこねた。)
この日朝、浪漫堂コレクションドール 藤原はづき落札。

3月19日キングサラマンダース・スウィング at 新宿Pit Inn

午前中、皮膚科受診。先週は結構状態がわるかったのだが、いまは大分おさまっている。おさまるのはいいけれど、わるい状態を医者にみせられないことを考えると良し悪しではある。
なんか精神的疲労感が大きく、帰ると横になり、半醒半睡で読書。
夕方、「梅津和時プチ大仕事2005」初日のキングサラマンダース・スウィングのため、外出。去年までBLIZZARD SESSIONといっていたモノにいつのまにか名前がついて、バンドになったらしい。でかける際にちょっとしたトラブルがあって、電車が1本おそいのになってしまった。
5分おくれで開場。オンタイムだとあぶないところだった。
入場時、いつものごとくジントニックをオーダーすると、ボードを示されて、「こちらのメニューからおねがいします。」といわれてしまう。なんで今日にかぎってないのだ?先日の一噌幸弘GROUP スペシャルセッションのときのような超満員ライブのときは、さきに作ってある中から持っていく方式で、そのときはジントニックがないのはいつものことなのだが。いつのまに変わったのだ。1月のMINGAのときはあったのに、と思いつつ、しかたがないのでジンジャーエールにする。頭韻をふんだわけではなく、単に喉がかわいていたからごくごく飲めるものがほしかったため。
最前列にすわる。場内のテーブルのセッティングはいつもどおり。客入りは満席+補助椅子少々、といったところ。
開演も開場にあわせたわけではないだろうが、5分おくれ。出演者は念のため書いておくと、梅津和時(as) 片山広明(ts) 谷中敦(bs) 上村勝正(bass) 斉藤良一(g) 藤乃家舞(bass,etc) クハラカズユキ(ds) 。今日は社長が上手(かみて)、藤乃家が下手(しもて)。前2回は逆だったような気がするが。
梅津さんがMC。「やる曲は1回目からと全然かわっていません。前回、タイトルをつけた気がするのですが、忘れてしまいました。」ということで、タイトルはリセットされたらしい。
まず、「その1」。演奏がはじまってから、「メンバー紹介をしていませんでした。」ということで、演奏しつつ紹介。梅津・片山のコンビネーションがさながらブルーデイズ・ホーンのごとし(特に動きが)。社長や藤乃家のソロのとき、サックス3人が立ってならんでいると(下手から梅津、片山、谷中)、身長が丁度ななめまっすぐになり、しかも身長と楽器の大きさが比例しているごとくで、なんとなくおかしい。
2曲目、タイトルアナウンスなし。社長・藤乃家の対決あり。あまりの高音にわらってしまう。
3曲目もタイトルアナウンスなし。片山のアドリブはさすがである。また、社長のソロ(他のパートは全員休みの、本当のソロ)がすばらしい。
4曲目、「その5」。途中、全演奏が一旦止まり、梅津が片山にソロをうながすが、片山が気がつかず?数秒止まったりする。それはそれでいとおかし。片山+梅津(ピアニカ)デュオがよい。
ここで1st set終了。その前にアナウンス。「生向委写真集が押入れから大量に出てきました。売るのもなんなので、ただで配ります。ほしい方はお持ちください。でも、できれば打ち上げ代の足しに、10円でも20円でもカンパしてくれるとうれしいです。」
早速もらいにいく。財布をみると、ちょうど百円玉がなかったので、五百円玉ひとつカンパする。また、ザ・シックス・ウィンズの新譜「舞浜」があったので、買う。
休憩30分ほどで2nd set。
まず、「その3」。演奏前に梅津さんがソロの順番を全部ばらしたりする。
2曲目、タイトルアナウンスなし。谷中のソロ~バラードふう。途中、社長はギターのプラグをアンプ直結にかえたりする。
ここで宣伝等。その際、今年はこのバンドでもCDを作りたい、でも、ギャラとかむずかしそうだな、でも、作ります、と宣言。
3曲目は「Coming Home Babyに似たような曲」。これまた社長のソロがすばらしい。梅津は真ん中の通路に出てきて演奏。谷中と片山がピンマイクのコードを伸ばしているが、梅津、真ん中ぐらいまでで戻ってしまう。谷中・片山の行為に気がつかず、途中でマイクがひっぱられてはずれそうな感じがして、もどったとのこと。「来年はうしろまで行きます。」
最後に「その8」。ふたたび社長vs藤乃家対決がアツい。
ここまでで22時20分。
アンコールがかかる。「もう曲がありませんので、お客さんからアンケートをとります。拍子(ひょうし)は1拍子、2拍子、3拍子、4拍子のどれがいいでしょう。」と言って、拍手(はくしゅ)の量で3拍子に決定。つぎにテンポ。60、80、100、120、160、200(だったと思う)の中から。はじめの方のには全然拍手がおこらない。梅津「早いのやらせようとしているな。」 そのとおりで、圧倒的多数で200に決定。
同様にキーをきめる。Gマイナー。
それでみじかいインプロ。梅津「やるんじゃなかった。これはあまりよくないことがわかりましたので、正反対でやります。Fメジャー、4拍子、テンポ60。」 で、またみじかいインプロ。
「やっぱりよくないですね。決めごとがないほうがインプロにはいいことがわかりましたので、フリーでやります。」といい、今度は4分ぐらいのインプロ。終了は22時33分。

大河画伯とちょっと雑談して、帰る。よほど空気が悪かったのか、アルコールもはいっていないのに頭痛少々。帰宅早々に寝る。
この日、「To Heart2」のソフマップ特典抱き枕カバーを落札。

山本直樹さん、ちがいます

私は大学時代は変態音楽愛好家ではあまりなかった(※1)。当時、私が一番エネルギーを投入していたもの、それは吾妻ひでお先生の漫画と、そのファン活動だった。公認ファンクラブに2つも加入し、その会報・会誌に原稿を書き(※2)、毎月、片道約2時間かけて例会にかよい、はてはその前日に例会場ちかくの会員宅に泊まりこみ、唯一の黙認ファンクラブとも友好をむすび、SF大会に参加し、その中で企画やイベントをやり、そのための自主制作アニメにかかわり(※3)、それ以外の独立のイベントにもかかわり、という具合であった。
その吾妻ひでお先生の新刊「失踪日記」がたいへん話題になっている。いま、googleで検索してみたら、約70,700件もひっかかった。当然、このブログでもこの本にはふれなければならないのだが、まだ入手できていない。AmazonでDVDなんかと一緒に注文しようと思っていたら、いつのまにか「通常4~6週間以内に発送します。」になってしまっていたのだ。
というわけで、「失踪日記」を取り上げるのは後日。そのかわり、というわけではないが、「オリンポスのポロン」1、2と「ななこSOS」1がハヤカワコミック文庫から出たので、取り寄せた。もちろん、もとの本(※4)は持っている。だが、吾妻先生の本は、新装版などが出れば、それもかならず買うことにしているのだ。
今回のハヤカワ版には、一部、描き下ろしのおまけマンガなどが入っている。それだけ目を通そうとして、結局、あちこち読んで(読みなおして)しまった。吾妻先生の新装版を買ったときはいつものことだ。
あらためて思った。吾妻先生というのはまぎれもなく天才だ。なにをいまさら、と言われそうだし、自分でもそう思う。でも、やはりそうなのだ。今までに何度そう思ったことだろう。吾妻先生の作品というのは、読みかえすたびにそう感じてしまう。
「きまぐれ悟空」(※5)のサン・ワイド・コミックス版が出たときにも、なんておもしろいんだ、と感動した記憶がある。はじめに読んだときにはそれほどとは思わなかったのだが、あらためて再読して、その価値に気がついたのだ。
「ふたりと5人」も、かつてはたいしたことのない作品だと思っていたが、1995年~1996年に新版が出たときに読み返してみたら、おもしろかった。「ふたりと5人」は傑作、「きまぐれ悟空」は大傑作といっていいレベルの作品だった。ところが、「不条理日記」や「メチル・メタフィジーク」や「やけくそ天使」や「スクラップ学園」や「陽射し」や「どーでもいんなーすぺーす」や「ネムタくん」や「みだれモコ」や「翔べ翔べドンキー」や「やどりぎくん」といった超傑作群を同時並行に読んでいた身には、比較のうえで色あせて見えていただけだった、ということだ。
話をもどす。今回のハヤカワ版の書き下ろし部分を読むと、たしかにかつての、天才とよばれたころに戻りつつあるのを感じる。なによりも荒れ放題だった絵が、最盛期のレベルにほぼ戻ってきているのだ。
ところで「ポロン」の2巻には山本直樹さんが解説を書いているが、そのなかで山本さんが初めて読んだ吾妻先生の作品のタイトルを「レットイットビート」と書いている。それも2回も。
山本さん、違います。あの作品のタイトルは(そして主人公の名前は)「エイト・ビート」といいます。解説文そのものはいいことを書いているんだから、こういうところをまちがわないでください。神は細部に宿るのです。しかし編集部もちゃんとチェックしてほしいよなあ(※6)。
それから「ななこ」の1巻には、当時のLPレコード「ななこSOSドラマ篇」(※7)と連動して描かれた「悪魔のような貴男」がフルカラーで収録されているのはよいのだが、その初出が『ななこMYLOVE』(????年??月)となっている。編集部よ、しっかりしてくれ。同書の出版年月ぐらい、ちょっと調べればわかるはずだ(ちなみに1983年11月)。
早川書房は、奇想天外社とならんでSFギャグ漫画家としての吾妻先生を世に知らしめた出版社だ。奇想天外が「不条理日記 SF大会篇」をSFマガジンが「メタル・メタフィジーク」を載せなければ、私は吾妻ファンになっていなかったかもしれないのだ。それだけに、早川書房にはしっかりしてもらいたいのだ。


※1 山下洋輔さんや難波弘之さんのファンだったので、またっくなかったわけではない。
※2 今とは筆名はちがう。
※3 技術があるわけではないので、トレスと彩色だが。
※4 「ななこSOS」は光文社JUST COMICSで1983年~1986年に全5巻で(正確にいうと5巻は光文社コミックス)、マガジンハウスMAG COMICSで1996年に全5巻で出ている。「オリンポスのポロン」は秋田書店プリンセスコミックスから1979年に全2巻で、また、「おちゃめ神物語 コロコロポロン」は双葉社100てんランドコミックスから1983年に出ている。筆者はすべて出た当時に買っている。
※5 これは3回出版されている。
※6 吾妻先生も事前に解説文は読まれなかったのだろうか。
※7 当時放映されていたアニメ版のレコードとして出た。

3月15日 Play Post Tango & More at Buddy

Play Post Tango & Moreはひさしぶりだな、とおもって記録をしらべたら、おととしの9月に1回いったきりではないか。このときって、Play Post Tango & Moreのごく初期のライブだ。初ライブ、だったかもしれない。もともとライブ回数がおおくないうえに、たいてい都合のわるい日とかさなっていたんだな。こういうのもちょっと珍しい。
しかも鬼怒さんのライブも今年はじめて。こちらも風邪でまぼフェスいけなかったり、いろいろあったからなあ。それにしても去年22回、一昨年34回行っている(リーダーライブ以外もふくむ)人のライブが、今年は3月なかばにしてはじめて、というのも我ながら珍しいことだとおもう。
Buddyに行くまえにちかくのかつ田で夕食。いつになく混んでいて、注文の品が出てくるまでに結構時間がかかってしまい、ちょっとあせる。そのため、Buddyに入るのが19時35分ごろになってしまった。Buddyのライブって、はじまるの早いときは早いからなあ。
もうちょっと混んでいるかとおもったが、着いた時点での入りは20人弱。もっとも、その後もぱらぱらと入り、中には2nd setがはじまってからきた人もおり、最終的には30人ぐらい。顔見知り数人。
19時43分、開演。1曲目、「アローイ」(鬼怒。以下、名前の記載のない曲は鬼怒の曲)。
2曲目に行くまえに、喜多さんが「譜面、2枚目をわすれた。」と、楽屋に取りにもどってしまったので、鬼怒さんが「今日はあまりしゃべらないでやろうと思っていたんですが、間がもたないので。」と言って、メンバー紹介。
2曲目は「ミニマルタンゴ」(假)。
「おなじような曲がつづくことにやっていて気がつきましたので、急遽曲順をかえます。」といって、3曲目「板橋区」(喜多)。
4曲目、「アールデコ」(假)、5曲「1月29日タンゴ」(假)で1st set終了。20時31分。
休憩30分。ふたたびメンバー紹介のあと、後半戦。
まず、「7 Step to Post Tango」(佐藤)。タイトルの由来は七拍子だから。
つぎが「パレード」。
3曲目は「タンゴロック」(假)。假タイトルどおり、タンゴでロックな曲。そのためか、ギターは今日一番のひずませかた。
このあと、曲のタイトルの付けかたのはなし。「みなさん、どうやってタイトル付けてるんですか。俺はむかし、ボンフルの3のころまでは凝ったタイトル付けてたんですよ。気に入った絵や短編小説のタイトルをストックしておいて借用したり。最近は曲の内容を假タイトルにするだけで、『アフロ』なんて曲は2,3とあったりして、レコーディングのときにそんな曲ばかりでたいへんなんです。」とかなんとか。
4曲目はこれまた假タイトルで「ワルツ」。たいへん美しい曲。
ここで各自の告知。喜多さんが4月7日にスィートベイジルSTB139で、Dusan Bodanovic(g)と小沼ようすけ(g)とやる、というはなしに鬼怒さんがえらく興味をしめす。
そして、ラストナンバー「クレーター」。
終了後、アンコールの手拍子がおこると、鬼怒さんは椅子から立ちもしないで、「はい、わかりました、やります。」 さがりかけていた他のメンバーがうろうろしてしまい、鬼怒さんが「一度さがってもいいよ。」
で、アンコール曲は「La Danza De La Pasion (情熱の踊り)」(鳥越)。終了は22時7分。
「ボンデージフルーツVI」を買う。物販のSさんにdisk unionのレコ発、行きます?と聞かれる。行くのなら、unionで買って、整理券をもらったほうがいい、ということだろう。すみません、その日は梅津さんのプチ大仕事に行きます、あ、場所は近いですね、などと話す。
早速鬼怒さんにサインをもらう。ついでにすこし雑談。いま、むちゃくちゃいそがしいらしい。ライブイマージュもありますもんね、というと、ライブイマージュははじまっちゃうとむしろ楽なんだとか。
電車でKさんと雑談しながら帰る。

学生言葉?

Yahoo!ニュースの「公務員制度改革」のカテゴリからもリンクされている<国家公務員はこんなもんですよー>というサイトがある。現役の霞ヶ関の国家公務員が、公務員の実態を述べたり、意見・主張を書いたりしているサイトだ。
その内容には「なるほど」と思うこともあれば、「勝手なことを」と思うこともあるが、それはまあいい。
ここのコンテンツに「3.霞ヶ関を目指す方へ」>「(4)最初ですからこれくらいは・・」>「(3)言葉遣い(電話)」というのがある。そのなかに「『あした』とか『きのう』など、学生言葉を電話でいつまでも使っているのは相手から軽く見られるものです。」と書いてあるのだけれど、「あした」とか「きのう」とかって、学生言葉なのか?私は日本古来の和語だと信じていたのだが。
ということで広辞苑をひいてみた。両方とも普通にのっているなあ。しかも「あした」は平家物語から、「きのう」は古今和歌集から例文がひかれているのだが。
これって、平安時代の人や鎌倉時代の人が学生言葉をしゃべっていたということか?それとも、日本国の官庁では和語(本来の日本語)は一人前の人間がしゃべる言葉ではないとみなされているのか?うーん、なぞだ。
とすれば、「など」とか「使っている」とか「軽く見られる」もマズイんじゃないかなあ。「等」とか「使用している」とか「軽視される」って書かなきゃ。

よほど苦情が多かったんだろうなあ

東京エムケイタクシーの社長が駅員をなぐって傷害容疑で逮捕された事件。
業界の風雲児たるエムケイのオーナーの息子で、重要なグループ企業の社長の起こした事件なのだから、充分ニュースバリューはあるはず。実際、新聞・放送各社は取り上げていたが、朝日新聞は紙面でもウェブでも取り上げず。
どう考えても不自然で、その背景をいろいろ邪推したくなる。
そこで、なにゆえ報道しないのか、朝日新聞社に問い合わせてみた。
その回答の一部。
「他紙を見てみますと、判断がばらばらで、毎日、東京には載っていますが、読売、産経には載っていません。ニュース判断が微妙な事件だったということがわかります。逮捕は厳然とした事実ですが、その内容を調べ、総合的に判断して、当該セクションが掲載を見送ったのだと思われます。」
たしかに讀賣、産経は紙面にこそ載っていないが、ウェブではちゃんと報道している。にもかかわらず、「うちだけじゃないよ。」と言わんばかりの回答はいかがなものか。とりあえず返信があった点だけは評価するが、内容はごまかしと断ぜざるをえない。
とか思っていたら、15日12時13分付けで今さらのごとくasahi.comに載った。オーナーの謝罪の会見を報じるかたちで。(15日付夕刊には当該記事なし。ちなみに毎日は事件の記事は14日付け夕刊に、謝罪会見の記事は15日付朝刊に載っている。)
当該セクションが報道する価値なしと判断したのなら、今になって、しかもこんなずれたタイミングでこの事件を取り上げるのはきわめて不自然だ。思うに、この事件をまったく報じなかったことによほど批判、苦情が多かったのだろう。それで今さら逮捕のことだけを記事にするわけにもいかないので、こういう姑息な方法をとったのだろう。
なんとも定見のないことよ。朝日新聞って、日々だめになっていっているように思えてならない。

附記 16日付朝刊にもやっぱりこの記事は載っていなかった。

3月10日 木曜ゴールデンライブ at なってるハウス

タイトルはなんのこっちゃですが、OKIDOKIとパワートリオのジョイントである。
銀座線から日比谷線へののりかえは上野だが、なぜか勘ちがいしていて、浅草まで行ってしまう。上野までもどってもよかったのだが、まあいいや、と浅草から歩くことにする。以前、途中に寄るところがあったので、歩いたこともあるし。
とか思ったのだけど、浅草からだとやっぱり距離ありますな。おまけに入谷からとは反対方向からなんで、方向感覚がおかしくなって、近くに着いてからちょっと迷ってしまった。おかげでいい運動になってしまいました。
そんなわけで19時55分ごろ、とぎりぎりの到着になってしまった。テーブル席2列目の最上手(かみて)があいていたので、すわる。開演までにカウンター席も、下手(しもて)側の補助席(?)も満席。
まずOKIDOKIから。20時10分ごろから。45分ほどの長いインプロ。終盤の多田のアルトソロがなかなかかっこいいい。
「このあとパワートリオがあるけど、無理やりもう1曲、歌をやります。」ということで1曲。5分ほど。関島のチューバがここちよい。
休憩。この間、チラシ等が配られたのだが、入場時にもらったものとおなじ。配布されていないと勘ちがいしたのかな。加藤崇之さん発見。この休憩中にやってきたんだと思う。
休憩は15分ぐらいで、パワートリオ。
ここまではとりあえずいつものように書いてきたが、ここからは筆者の力では文章化できるかどうか心もとない。でも、なんとか書いてみる。
パワートリオの演奏(インプロ)はとりあえず30分ぐらいなのだが、これで1曲、といっていいのかどうか。はじめ、松本のテナーにあわせて、つの犬やかわいが音を出す。「音をだす」という、曖昧な表現をしているのは、いわゆる「演奏」ではないからだ。松本のテナーも「演奏」というよりは「音を出」していると表現した方がよい感じなのだが、つの犬はドラムセットの下に身をしずめるようにして、手だけ上にだして、ドラムやシンバルをスティックでこするようにしている。かわいは鈴やらなんやらの鳴り物を振ったり落としたりしている。
まあ、その後だんだんと演奏らしくなってきて、つの犬は普通にドラムをたたくし、かわいもおなじみのブリブリベースをひく。
そうこうしているうちに、つの犬が演奏しながら「毎度ばかばかしいおはなしを」とか言い出し、演奏ともトークともつかないようなものになる。内容はなってるハウスのまえで犬の糞をふんだとか、ピンチはチャンスだ(チェンジマンではない)とか、なんとか。
そこで1曲おわったんだか、つづいてるんだか、つの犬が「しのぶちゃんの歌が聴きたい。多田さんも歌ったんだし。」と言い出し、かわいがピアノを弾きながらついていないヒポポタマスの歌だかなんだかを。かわいさんの歌声は結構萌えます。
このあと、OKIDOKI、パワートリオ合同での演奏になるのだが、これがまた難物(文章であらわすのに)。
即興らしきものをやっていたのだが、演奏をはじめてから18分ぐらいしたところで多田が「回文が聞きたい。」と叫ぶ。そういえば今日は回文名人が二人もいるのだな。
松本が「新聞紙」、多田が「寿司死す」と言ったあと振られたつの犬が「トマト」。駄目を出されて「サルサ」。
いよいよ大御所ということで関島に振られるが、「長いんでおぼえていない。じゃあ、一番みじかい県庁所在地『津』。」とか言ったあと、思い出したのか、やたらと長いのをひとつ(長すぎてとても憶えきれない)。
つぎにかわいに振られ、「じゃあ、作ったけど放送禁止になったのをやります。」と言って「リウマチ糸瓜売り」「ぼんさんサンボ」。
関島が「じゃあ、こっちも放送禁止のを。」と言って「儂の股の玉の皺」。
とかやってるところ、加藤さんが用事があるのか「盛り上がっているとこ、悪いけど。」と言いつつ帰る。つの犬が「あれ、加藤さん、いたんですか。」気がつかなかったらしい。
そんなこんなでライブなんだかそれ以外のなにかなんだかわけがわからないうちに終了。まあ、大笑いしたことだけはまちがいない。22時13分。
その数分後、つの犬さんが「ちょうど大熊(ワタル)さんからメールがとどいた。」ということで「虹の架け橋・品川入管ほっかほかの日」のアピール。さらに例の高尾山を圏央道のトンネル建設からまもる運動の紹介。こちらでもまたイベントをやるらしいが、いま現在、サイトには情報なし。
多田さんとつの犬さんとRさんとすこし立ち話をして帰る。
この日、セーラーヴィーナスのガレージキット完成品を落札。

3月9日 一噌幸弘GROUP スペシャルセッション at 新宿Pit Inn

実は一噌さんがメインのライブを聴くのははじめてだ。CDなら「東京ダルマガエル」をもっているのだが。
それならメインでないライブを聴いたことがあるのか、という疑問がでてこうようが、これが、ある。それは、いまから17・8年くらい前、いまはなき六本木Pit Innでだ。Sence of Wonderのライブであった。
いわゆる「予定された乱入者」としての出演。難波弘之さんが「若い能管のお師匠さんです。」と紹介して、客席からステージにのぼったのが、まだはたちそこそこの一噌さんだった。
これって、ポピュラー系ではほとんどデビューに近いステージだったのではないか。当然、客席でその名前を知っている人はほとんどいなかっただろう。筆者も勿論初耳。能管師が、プログレのゲスト?えらい場違いだな、と思った記憶がある。
ところが能管を駆使してのあの超絶プレイ(いうまでもないと思うが、当時から一噌さんはすごかったんです)。どぎもを抜かれてしまった。1・2曲やって一噌さんが退場したあと、難波さんが客席の反応を見て、「ね、すごいでしょ。」と満足そうに言ったのが印象にのこっている。
そんなわけで前々から一度生で聴かねば、と思いつつ、実現していなかったのだが、今回は場所がおなじみのPit Innだし、壷井彰久さんは出るし、山下洋輔さんまでゲスト出演なので、いい機会だと思って聴きにいくことにしたのだ。
19時20分ごろ、Pit Innにつくと、店の前は大混雑。うわ、こんなに入るのか、予約しておいてよかった、と思う。
5分ぐらい遅れて開場。筆者は予約開始日だったか、その翌日だったかに電話予約したのだが、名前が呼ばれるまでに結構あった。熱心なファンが多いらしい。それでもなぜか2列目に空席が結構あったので、わりといい席で聴くことができた。ちなみに今日の客席はテーブルなしで、椅子の前後間隔もかなり狭め、後ろのほうには補助椅子ありで、さらに立ち見も結構出るという大盛況。また、NHK-BSで一部放映されるとかで、ビデオカメラが1台入っていた。
20時8分、一噌、壷井、茂戸藤浩司(和太鼓)の3人が登場。一噌が滑舌悪く(風邪で調子がわるいらしい)メンバー紹介したあと、「ズーター」。9分。
山下が登場して、4人で「角笛即興曲第二番」。16分。
3曲目、「すいすい」。一噌、曲名を言ったあと、壷井、茂戸藤のほうを見て何度も「いいですか。いいですか。」とくりかえしたあと、自分がMC用マイクを持ったままなのに気がつき、「あ、笛を持たなきゃ。」 壷井に「マジボケですか。」と突っ込まれる。9分。
この曲のラスト直前でバイオリンの絃が切れたので、壷井が張りかえる。 一噌「どれぐらいかかりますか。」 壷井「2分ぐらい。」 一噌「ええっー!替えのバイオリンはないんですか。」 壷井「なに今日はそんなに急いでるんですか。いつもはもっとしゃべっているのに。」
といわれて、つぎの曲「たうたうひー」の意味の説明をはじめる。曲のはじめの部分を能の唱歌(しょうが。平たくいえば口三味線のようなもの。ヲヒヤリの類。)で表現した、とのこと。その説明の途中で弦の張りかえがおわってしまうと、「はやいね。中途半端だな。話がおわるころにおわってよ。」
てなことがあって、「たうたうひー」。15分。壷井のソロがまさに超絶。絃張りかえ効果か。(そんなわけありません) ここで1st set終了
休憩32分ほど。
2nd set。一噌、壷井、茂戸藤が登場。この3人で13.5拍子の曲。多分題未定。14分。茂戸藤の和太鼓がこの変拍子をみごとにたたく。たいへん力強い。
つぎは一噌と山下のデュオで「ヤマアカガエルの悲しみ」。もともと山下とのデュオ用につくった曲だそうだ。曲名の由来は、飼っていたヤマアカガエルの前で笛を吹いたら、カエルがびっくりしていきなり産卵をした、こんなことで産卵したくなかったろうな、と思い、カエルの気持ちを思いやってつくった曲、だとか。スローな曲。9分。
以降はまた4人で。まず、曲名未定の曲。ニ長調なので、仮題は「ニチョ」。一噌「ニ長調はバイオリンにとって開放絃が沢山使えたりして、弾きやすいですよね。」 壷井「そうなんですか。そういう曲、やったことないので。」11分。
ラスト、「断末魔 ヂヂ(地地?)」。ヘビトンボがまちがって殺虫剤をかけられて、死ぬような曲、らしい。ラストナンバーだけに、4人とも力の入ったいい演奏。18分。
アンコールに「孫太郎」。「さっきヘビトンボの話をしましたが、ヘビトンボの幼虫を孫太郎というんです。こんなところで話がつながった。」11分。
22時53分終了。
帰りぎわ、Pit Innの入り口のちかくの壁に大河画伯の絵らしきポスターがはってあるので、近づいてみると、まさに今日のライブのポスターだった。大河画伯が、一噌さんが画伯の絵を見てチラシをたのんできた、と言っていたが、これか。入場時にくばられたチラシ群のなかにはなかったな。はいっていた人もいたようだけど。くやしい。
この日、「sunny day sunny」落札。

今月の「社会派くんがゆく!」の明確なあやまり

まあ、あれも一種の与太話なので、あまり厳密に言ってもしかたがないが、個人的に気になるので、メモがわりに書いておく。

その1
「利息だけで堀江は数ヶ月も持たないんだからさ」→ライブドアの発行したユーロ円建転換価額修正条項付転換社債型新株予約権付社債(寿限無だね、まるで)は無利息。無利息で金が借りられるという概念が理解できないらしい。そのための「転換価額修正条項付転換社債型新株予約権付」なのだが。

その2
「セントレア空港」→センター+エアポート=セントレアなのだから、これでは馬から落馬。

その3
(セントレアなんて名前ではなく)「“みかわ空港”とか」「“だぎゃあ空港”とか」の「方が、よっぽどお似合いだと思うけどな~。」→なんで尾張にある空港に「みかわ空港」とつけなければならないのか。「だぎゃあ」も参河弁。

おまけ(これは明確なあやまりというわけではない)
(あびる優騒動に関して)「ネットって、なんでどいつもこいつも、そんなに正義感強くて倫理にウルサイのかね~?」→真剣に怒っているというより、おもしろがっているだけ、という気もするのだが。

余談
分類のしようがないので、「日記・コラム・つぶやき」カテゴリーに入れておくが、「いちゃもん」カテゴリーを作ったほうがよかったかな。

3月4日 フレイレフ ジャンボリー ひな祭り歌姫ライブ at 公園通りクラシックス

Freylekh Jamboreeの春の吉例関東巡業。昨日はエアジンで佐々木彩子をゲストに迎えておこなわれた。今日のゲストはおおたか静流。
公園通りクラシックスははじめてなので、フライヤーの地図をたよりにしようと用意したのだが、それを置き忘れて来てしまう。文字どおり公園通りぞいだったのと、東京山手教会B1Fというのが頭に入っていたので、まあいいや、と思ったのだが、これが見つからない。随分まよってしまって、19時開場で、かつ予約ずみなので19時丁度ぐらいに着く予定が19時15分着になってしまう。教会といっても近代的な建物なので、見のがして通りすぎてしまった。だいたい、もっと奥のほうだと思っていた。パルコPart-1より手前だったとは、不覚。
教会を見つけてからもクラシックスの入り口がわかりにくく、うろうろ。地下駐車場の入り口のところに看板がかかっているので、おそるおそる駐車場に入っていったら、入り口があった。知らないと結構たどり着きがたいような気がする。
到着時、まだ空席多数。最前列の真ん中があいているので、すわる。結局、入場者は十数人で、半分以上空席のまま。大阪から大人数でやってきているのに、しかもゲストまであるのに、これじゃあ大変だ。
あんまりおくれず、19時36分ごろ開演。1st setはFreylekh Jamboreeのみで。チューバとMC用以外、マイクなしの生音。モニターもなし。バイオリンにはピックアップマイクがついていて、小さなエフェクター?につながっていたようだけど。
1曲目は曲名アナウンスなし。2曲目は「Der Alter Tsigayner」。ブルガリアの古いジプシーの曲だそうだ。途中に「東京行進曲」入り。「ご当地ソングということで入れてみましたが、客層が若いのでわからなかったかもしれません。」とMC。でも、年齢に関係なく、フレイレフを聴くような人なら知っているのではないだろうか。
3曲目「イッヒ・エバー・プシット」。これもブルガリアの曲。金子鉄心のソプラノサックスが哀愁をおびつつもユーモラス。
4曲目「Kojak Cecek」。これはマケドニアのジプシーの結婚式の曲。途中、瀬戸信行と三原智行がクラリネットとトロンボーンを手のひらに立てたりする芸あり。このあたりはストリートなどで、演奏以外でも目を引くためにきたえた技。見ていて楽しい。
5曲目「Maori-A Samoan Dance-」。古いラグタイムだ。
つぎに瀬戸信行作曲の「パブール」。トルコ語で「波のきもち」という意味だそうだ。部分的に「ハバナギラ」に似たフレーズあり。
7曲目「土耳古行進曲」。瀬戸信行が「クラシックの名曲」と強調していたが、こうして聴くと、モーツアルトはポピュラー・ミュージックだな、とつくづく思う。勿論いい意味で、だ。
20時27分、1st set終了。
休憩をはさんで20時45分、バイオリンの山口涼子とアコーディオンの藤沢祥衣が出てきて演奏をはじめる。曲はイワノビッチの「ドナウの小波」。おおたかも登場して、うたう。ちなみにおおたかはマイク、モニターあり。
次が「月がとっても青いから」。
ここでおおたかのMC。フレイレフとおおたかは今日の16時に初めて顔をあわせたそうだ。そんなわけで、(リハもそんなにしていないので)ドキドキだ、というような話。
3曲目は「ジャーニー」。フレイレフがおおたかのアルバムから選んだのだが、ステージで歌うのははじめてだそうだ。他人が選ぶとこういうことがあって、おもしろい。
4曲目「パレスチナ」。古いユダヤ人のジャズだが、これにおおたかがわらべうたの「地獄と極楽」および(多分オペラの)「天国と地獄」のテイストの詞をつけてうたう。
5曲目は河村光司のオリジナル「スペイン民謡 うそ」。「スペイン民謡 うそ」でタイトルである。
6曲目は「ばさら」。実は「カルメン」におおたかが詞とタイトルをつけたもの。
7曲目は「ゴンドラの唄」。河村のアレンジ。終盤、アンサンブルがきれいに決まり、まるでコーラスのよう。
最後に「おもいとげねば」。おおたかが「これは駆落ちの歌なんですよ。」と解説、瀬戸信行が「そんなんばっかしや。」
アンコールで「ぴっとんへべへべ」。最近、「にほんごであそぼ」ではほぼ毎回流れているらしい。しかもおおたかさんの振りつきで。ちょっと前まで、あの振りはライブでのオリジナルだったのに。おおたか「ダンサーデビューしてしまいました。」 最近、「ぴっとんへべへべ」で検索してこのブログに来る人がやたら多いな、と思っていたら、そういうわけだったのか。フレイレフ+おおたかの全員で振りつきで歌う。
「本来ならここでさっと消えるんですが、テレビのようなわけにはいきません。そのかわりに。」といって、今度はフレイレフの演奏+おおたかの歌&振りでもう一度「ぴっとんへべへべ」。そういえばこの曲、ライブで演奏つきなのははじめて見た。
終演は21時33分。Pit Innならやっと2nd setが始まろうかという時間。うーん、なんて健全な終了時間なんだ。
帰りに近所のコンビニで「サクラ大戦 帝国歌劇団・花組 2005年新春歌謡ショウ 『笑え!花組』DVDBOX」を予約。

beat beat jazz beat!

前項でふれたとおり、2.26ライブで買った新譜について書いておこう。
早坂紗知、永田利樹の自主レーベルであるNBAGI RECORDの第6弾(N-006)。名義は
早坂紗知/黒田京子/永田利樹/フェローン・アクラフ/ワガン・ンジャエ・ローズ
と参加ミュージシャン名を並列してある。
曲目は次のとおり。

1.I Mean You(Thelonious Monk)
2.Cai Dentro(Barden Powell)
3.Peace Warriors(Ornette Coleman)
4.Intersong(Ornette Coleman)
5.Yoye Boye Balman(Senegal's song)
6.Latin Genetics(Ornette Coleman)
7.In Walked Bud(Thelonious Monk)
8.My Favorite Things(Richard Rodgers)
9.Good Bye(Gordon Jenkins)

見てのとおり、5.をのぞいてスタンダード・ナンバーばかり。もともと、昨夏のフェローン来日の際、フェローンのスケジュールのあきを利用してアルバムをつくろう、そして折角フェローンがいるのだから、ひさしぶりにストレートなジャズをやってみよう、ということでつくられたもの。5.はこれまた折角ワガンがいるから、ということで入ったわけだな。1曲だけいわゆるジャズナンバーではない曲なわけだが、違和感は皆無だ。
演奏はクレジットの5人が曲によって様様な組み合わせでおこなう。4.は早坂とフェローンのデュオだし、6.は永田とフェローンのデュオ、9.は早坂と黒田のデュオ、という具合に早坂やフェローンが参加していない曲もある。ちなみに全員で演奏しているのは2.、5.、7.の3曲。5.には5人のほかにHanullah akLaff(vo)の表記がある。写真から察するにフェローンのお嬢さんだろうか。
できについては「すばらしい」のひとこと。まあ、このメンバーでやって、変なものになるわけはないのだが。ジャズのスタンダード・ナンバー(フリージャズ系が多いが)を、いわば正面から演奏しているだけなのだが、彼らの個性ゆえか、結果として、「ただのジャズ」にはおわっていない。普段ジャズを聴かない人の耳にも新鮮な感覚を呼び起こすのではないだろうか。
演奏のできは各人各曲とも文句なしなのでいちいち書かないが、5.のワガンのサバールは特に印象的。太鼓ひとつでこれだけの表現ができることにあらためて感じ入った。
あと、特筆すべきは音質のよさ。さすがはGOK SOUNDの近藤祥昭だ。夜であったので、音量ひかえめで聴いたのだが、それでもベースの低音も、ドラムスやパーカッションの響き、余韻もみごとに再現されている。
なお、ジャケットとレーベル面のデザインとイラストはおなじみの久原大河画伯。大河画伯らしい、味のある仕上がりだ。
ところで余談ながら誤植を1箇所発見。5.のクレジットでフェローンのところが「Pheeroan akLaff dr dr & vo」とdrがダブって表記されている。おっと、別館のようなネタになってしまった。
早坂のライブで買えると思うが、正式発売は4月10日ごろだそうなので、CDショップや通販で買えるのはそのころからになるだろう。

2.26 早坂紗知Birthday Concert Vol.19 at Buddy

もたもたしていて家を出るのがおそくなり、あわてて準備していると、電話がかかってくる。「グローバリー」とかいう財テク関係の会社。興味もないし、いまから出かけなければならないと言って、けんもほろろに切る。実際問題、知人からの電話でもゆっくり応対している暇はない。それにしてもあまり公にしていない電話番号をどこから手に入れたのだろう。Yahoo! BBの情報もれの際か。
山手線が途中で一旦停止してしまい、ヒヤリ。さいわい2・3分の停止で運転再開。
西武池袋で、電車の乗り口のほうからおりてくる(それも乗ろうとしている人に突き当たるように)ジジイあり。いい歳をして常識もマナーもないのか。こういうのを馬齢を重ねるという。いや、それ以下か。今の若いやつは、とは古代エジプト以来いわれてきた言葉だそうだが、ろくでなしに年齢は関係ない。
19時15分、Buddy着。今年は山下さん欠場もあってか、例年ほどの混雑ではない。とはいえ、まんべんなくよく入っている。前方(ただしかなり上手(かみて)より)に空席をみつけて座る。満席で、開演までには立ち見もそこそこ出る盛況。重畳。
新譜の「beat beat jazz beat!」を早速買う。正式発売は4月の予定だが、2.26に先行発売するべく、いそぎ製作したらしい。デザインとイラストはこれまた久原大河画伯。内容については、次項でふれる予定なので、ここでは略。
入場時配布されたものは紗知さんの今後のスケジュールと、3月20日に新宿OPENでおこなわれる「Minga Presents ~The African Special Night~」のフライヤーと「THE TENGU TIMES」なる小冊子。2.26恒例のアンケートはえらく簡略化されて、スケジュールの下に印刷でキリトリ線があって、感想などがあったらこの裏に書いてくれ、となっている。これでは書く人は少ないのではないか。メールやBBSの書き込みも歓迎となっているが、わざわざあとで書こうという人はなおのこと少ないと思う。本気で感想をもとめるのなら、面倒でもアンケート用紙は作ったほうがよい。
「Minga Presents ~The African Special Night~」のフライヤーのMINGAの紹介文に「現在はセネガル、ガーナ、ドイツ、スペイン、NYのミュージシャンたちが参加し」とある。ドイツはコスマスのことだとして、スペインって、だれだろう。NYって、ひょっとしてフェローンのこと?フェローンはMINGAに参加したとはいえないと思うがなあ。あ、Steve Jacksonのことかな。さらに「HipHop、レゲエ、ジャズとジャンルを問わず今最も注目されているグループである。」と。いやほんと、それぐらい注目されれば言うことないんだが。
今日の出演は早坂紗知(as,ss)、永田利樹(b)、中島徹(p)、イバ・ンジャエ・ローズ(perc)、大儀見元(perc)、つの犬(dr)にゲストとして土岐英史(as,ss)。つの犬は今日は(和太鼓ではなく)普通のドラムセット。とはいえ、太鼓もシンバルも数が多い。シンバルなど、ハイハット以外に7枚もあった。
場内には一脚つきのカメラ1台のほか、ハンディビデオカメラ2台。ビデオカメラはステージにのぼってミュージシャンを接写したりもしていた。前々からライブビデオ(DVD?)を出したい、と言っていたが、いつもの流し撮りではなく、ここまでやるということは、いよいよ実現を意識しているのか。
19時48分、永田、中島、大儀見、つの犬がステージにあがって、徐々に演奏をはじめる。ほどなく早坂が登場して、「Cai Dentro」。早坂はソプラノ。エンディング部分は今日もあっさり。10分。
つづいて土岐が登場。「白夜」。早坂はソプラノ、土岐はアルト。15分。つの犬、千手観音のごとくドラムをたたく。
ここでしばしMCとメンバー紹介。
イバが登場して、「In Walked Bud」。早坂、土岐ともにアルト。師弟でおなじ楽器を吹いているのだが、音の印象が相当ちがうのがおもしろい。ちがいをことばであらわすのは難しいが、あえて言えば土岐は円熟のジャズサックス、早坂はよりとんがった感じか。イバのサバール、するどし。中島とのコンビネーションもよし。ラストの早坂のソロはさすが。19分。
4曲目は「My Little Suede Shoes」。オープンニグのイバとつの犬のデュオがすばらしい。早坂はアルト→ソプラノ。土岐はアルト。いつもよりスローテンポでの演奏。12分。
前半ラストに「ザ・ライト・タイム」(土岐)。早坂はソプラノ、土岐はアルト。前半最後ということでか、ソロまわしあり。それぞれに良いのだが、特につの犬のソロはたたきまくりで笑ってしまった。筆者ばかりでなく、紗知さんも笑っていたが。17分。前半戦終了は21時5分。
休憩36分で、後半開始は21時41分。
イバ以外の全員がステージにあがり、「カフォソルチ」。早坂はソプラノ、土岐はアルト。13分。
つづいて「Cマイナー」(土岐)。早坂、土岐ともにアルト。つの犬がスタートの合図を出すが、タイミングが合わずに笑いがおこり、出しなおし。曲はストレートなジャズ。11分。
ここでおしらせコーナー。ライブの宣伝以外に、つの犬が高尾山を圏央道のトンネル建設からまもる運動の紹介。さきの「THE TENGU TIMES」はそのアピールの冊子であった。
後半3曲目は「Ghost on the clave」(永田)。イバがサバールをたたきながら登場。もう、それだけですばらしい。また、中島が過激にしてリズム感あふれるピアノプレイ。早坂はソプラノ。土岐はアルト→ソプラノ→アルトと、今日はじめてソプラノを使う。12分。
次に「Yaye Boye Balman」。早坂はソプラノ、土岐はアルト。またまたイバと中島が聴かせる。10分。
早坂が、土岐との昔の話をしようと思っていたが、時間がおしているので(開演前と休憩に時間をとりすぎた?いや、演奏時間もとても長いが)また次の機会、とアナウンスし、最後の曲「Jelly Fish組曲」。早坂はソプラノおよび2管吹き。土岐はアルト。先日の林栄一UNITにひきつづき、永田のアルコソロが大迫力。アルコを絃にたたきつけたとき、松やにがけむりとなって飛び散る。みていてびくっとする。22分。
アンコール、前田優子さんがきているとかで、紗知さんが呼び出そうとしたが見つからず。7人で「ジャンガーダ」。今度は早坂と土岐はソプラノ対決。9分。曲の終わりのほうの、演奏しながらのメンバー紹介の際、土岐が名前を呼ばれながらも気がつかず、早坂が一生懸命何度も呼んだりして笑えた。
終了は23時5分。いやー、実にたっぷりの演奏であった。
今年は2.26レギュラーの山下さんがいないので、どうなるか、と思ったが、no problem。実に実に楽しいライブだった。
終演後、紗知さん、永田さんに挨拶して「beat beat jazz beat!」にサインをもらう。永田さんは先日の林UNITのブログ記事を読んでくれたそうだ。よろこんでくれたそうで、さいわい。まあ、ドシロウトが勝手なことを書いているだけなので、妥当性は保証のかぎりではありませんが。でも、思ったこと、感じたことをそのまま正直に書いていることだけは保証する。
林さんもあのライブは気に入っているそうだ。ビデオに撮っていたそうで、音がよければCDにしたいと言っているとか。あの日のライブはその価値は充分にあると思う。あの演奏を聴けたのが10人だけでは、もったいない。
あの日の演奏にはジャズの、いや、音楽の「今」がある。言うまでもないが、音楽の「今」とはミュージシャンのいわば内的必然性から作られるものだ。決してAVEXあたりが大金をつかって作るものではない。ジャズにかぎってもレコード会社がスイングジャーナルに多額の広告費を払って作るものでもない。
そのあと、大河画伯にもサインをもらう。先日のブログでサインをほめたので、「なんのアイデアもありませんけど」などと言いながら書いてくれる。そう言いながらもただのサインではおわらないところはさすが大河画伯である(あんまり書くとプレッシャーになるかも知らんが)。そうそう、大河画伯も今日のライブは良かった、と言っていた。 「イバを聴いたのはじめてですけど、やっぱりすごいですね。あの兄弟はみんなすごいんですね。」とは大河画伯の言。

きのうの「素粒子」

朝日新聞夕刊コラム「素粒子」は、以前、一面左下にあったころは、文型もきれいに3行ずつまとまっており(担当がかわるとしばらくくずれたりした)、内容もまあ、こんなもんか、であったと思う。
ところが題号の下に移ってからは文型も内容もくずれっぱなしで、そのウォッチングを楽しんでいる人も少なからずいるらしい。実際、あのくそつまらないうえにいやらしい文章は特筆ものだ。
だけどまあ、「つまらない」とか、「いやらしい」とかは個々人の感じかたの問題、といえなくもない。しかし昨日のひとつ目のはひどかった。
「やっと名をそそいだH2A。ただし成功率7、8割台では国際的信頼の獲得とは参らぬそうだが。」
「名をそそぐ」ってなんだ。「汚名をそそぐ」だろう。内容にはもう期待しないから、せめてまともな日本語をつかってくれよ。金はらってこんなもん読まされているのかと思うとやりきれない。ほんと、朝日新聞の論説委員の値打ちもさがったもんだ。

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