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2005年1月に作成された記事

朝日の渋さ記事

朝日新聞のおとといの夕刊にのった渋さ知らズのライブレポ?があちこちでえらい言われようですな。中でもたまおしり師匠などは

> 「不破以外のメンバーはそのつど変わり」って・・・
> それで「ライブごとに評判が高まる」演奏が出来たら誰も苦労しないよ・・・

って。あの記事の筆者が言いたかったのはメンバーが固定していないってことだろうから、これは言いがかりとまでは言わないにしても、誤読だよな。
私の感想は「言いたいことはわかるけど、力はいりすぎ。あそこまで大上段に振りかざさなくてもいいのに。エンタテインメントなんだから、もっと肩の力を抜いて書けばいいのに。」というものでした。まあ、あれだけのスペースで知らない人にもなんとなくわかったような気になってもらうのは難しいだろうけどね。音楽は根本的に百読は一聴にしかず、だから。媒体が朝日新聞、ということではりきりすぎたんじゃないでしょうか。
ちなみに私がもっとも印象に残ったのは、すぐとなりに、おなじスペースで一噌幸弘さんの記事が出ていたこと。そのスジの音楽の記事がふたつ並んでいて、おもしろかったのだ。

1月13日 早坂紗知・永田利樹・大儀見元 at バレルハウス

19時40分ごろ着。先客はまだ1人だけ。だが、開演までに満席となる。どころか、開演と同時に入ってきた一団によって、楽屋がわりの席までうまる。どうかするとPit Innでやるときよりも多いぐらいだ。なんにしろ盛況なのはご同慶のいたり。
開演前、紗知さんと2.26の話など。山下さんに加えて、ワガンも出られなくなるかもしれないらしい。父ドゥドゥとの仕事がはいりそうらしい。その場合、かわってイバが出るとか。「顔そっくりで、見分けつかないし。」そりゃそうですがね。だまっていれば分からないかもしれない。
2.26のチケットを買って、ついでにStir Up! CLUBの会員更新もしようとしたのだが、会員用前売券を用意したはずなのに忘れてきたらしい。よって、26日のPit Innの際ということにする。
開演は20時23分。1st setは48分で4曲。休憩30分。2nd setは46分で5曲。+アンコール1曲。紗知さん、永田さんのオリジナルに、スタンダードやブラジル曲をまじえた内容。後半にブラジル曲を2曲やったのだが、これが特にすばらしい出来。早坂・永田組もよかったのだが、ラテン系の曲となると、やはり大儀見さんがすごい。こういうものを間近で見られるのはしあわせ。
全体に(私が行くものの中では)ストレートなジャズでありました。この店はロック・ブルースバーなのだけど。
この日未明、HOPPER'S DUCK「FAR OUT」落札。

1月11日 佐々木彩子・早川岳晴デュオ at なってるハウス

20時すこし前に着。あまり入ってないかと思ったが、ほぼ満席。といってもなってるハウスで、なので、13人だが。
このデュオなら早川さんはアコベかな、と予想して行ったら、はたしてステージにアコベがドン、とおいてある。ちゃんもMCで「早川さんは1年に4・5回しかアコベをひかないのに、そのうちの1回をもう使ってしまいました。」と。ちゃんはショートカットで、なんだかMEGUMIみたい。そういえば声も似ているな。
20時8分にステージに上がるが、最後に入場した客のオーダー処理中なので、それが終わるまで待っている。ベースをかかえている早川さんはいいとして、ちゃんはハンドマイクだけを持って立っているので、居心地悪そう。
20時10分に開演。演目は全曲ちゃんのオリジナル。ハンドマイクで歌ったり、ピアニカを演奏したり、ピアノを弾き語りしたり。
ちゃんのMCから、いくつか記す。(括弧内は筆者の感想)
・このデュオははじめて。(意外)
・早川さんはなってるハウス初出演。(意外)
・なってるハウスで、ステージ上がウッドベースのみ、というのははじめて。
・早川さんと初めて会ったのは「あおいとこ」のレコーディングのとき。プロデューサー兼ディレクターの不破大輔さんが3曲、ベースを弾いたときに、たまたま居合わせた早川さんがかわりにディレクターを頼まれた。
前半は6曲で43分。「後半、2回目の気分で、たくさんやるため15分ほど休憩します。」
休憩は実際は22分だった。
で、後半。前半でもそうだったのだが、ちゃんの歌はハンドマイクで歌に専念しているときより、ピアノを弾きながらのほうがずっといい。と思っていたら、後半8曲目はハンドマイク使用だったのだが、良くなっている。曰く「ハンドマイクの使い方がやっと分かってきた。」なれないので歌いにくかったらしい。
そこで9曲目も、もともとは弾き語りの予定だったのだが、ハンドマイクに変更。これで後半終了。70分。
アンコールになる。が、用意した曲は全部やってしまったので、なにをやるかで6分ぐらい。結局、ちゃんが持ってきた譜面のなかから1曲、ということになり、渋さ知らズでよくやっていた曲(はげ頭に空を映して、というやつ)をやっておひらき。
年頭から大音量な渋さ知らズのライブが2本続いたが、今日は渋さ知らズに縁のふかいメンバーながら、静かで美しい世界だった。
帰りぎわ、早川さんに挨拶。久しぶりにアコベが聴けてうれしい、などと言っていると、よこからちゃんが「おじゃましてすみませんでした。さんざんやっておいていまさらですが。」 ご自分の企画でなにをおっしゃいます、大体私、「あおいとこ」も持ってますし、CHAN BANDを聴きにいったこともありますよ。とそのとき言えばよかったのだが、とっさのことに「楽しかったです。また機会があったらやってください。」と月並なことしか言えなかった。われながら機転のきかないことである。
この日、先日ヤフオクで落札した明田川荘之・林栄一「長者の山」届く。

1月10日 渋さ知らズ at 新宿Pit Inn

ちょっと(ほんのちょっと)かぜ気味のようだけど、チケットを買ってあるので、Pit Innへ出かける。大編成渋さは、去年は一度も行かなかったので、1年1ヶ月ぶりだ。
すこし早めに着けたので、例によって神戸らんぷ亭で腹ごしらえ。食べていると、吉田隆一さんがはいってくる。とか思っていると、大塚寛之さんが、つづいて北陽一郎さんが。この店、かなりの部分、Pit Innの客と出演者でもっているじゃないかと思ってしまう。
すこし遅れて開場。最前列にすわる。当然、椅子のみのセッティング。数えなかったけど、10列あるなしか。立ち見多数。
出演は不破大輔/川口義之/小森慶子/立花秀輝/佐藤汎/吉田隆一/鬼頭哲/辰巳光英/北陽一郎/高岡大祐/太田惠資/勝井祐二/芳垣安洋/関根真理/渋谷毅/中島さちこ/須賀大郎/ヒゴヒロシ/さやか&ぺろ/ウォルティ/室舘彩/片山広明/大塚寛之。不破さんは指揮専念。
20時数分前からパラパラとメンバー登場。2分前に、早くも北さんのソロが始まる。不破さんの指示で、未登場の片山さん以外のサックスが客席を歩きながら吹く。そうこうしているうちに片山さんも登場、「火男」が始まる。さやか&ぺろ登場。ぺろちゃんは私の目の前、1メートルと離れていないところでダンス。ダンスで起こる風が顔に当たるぐらい。あの悩ましい表情も間近でみられる特等席。34分。途中、太田さんのソロが印象的。
2曲目「ライオン」。さやか&ぺろ退場。26分。大塚さんのソロがすさまじい。今日も歯弾きあり。
3曲目「股旅」。ふたたびさやか&ぺろ登場。25分。
不破さんが「15分ほどトイレ休憩します。」とアナウンス。この間、13日のO-EASTの宣伝など。15分といいながら、実際には10分で後半突入。
大郎さんソロからはじまり、片山さんがくわわり、さらに芳垣さんがトランペットでくわわる。さらに他メンバーがくわわって、「犬姫」になる。さやか&ぺろ登場。今度はさやかさんが目の前。途中で2人の位置は交代。大郎さんがとてつもなくすごい迫力のソロをとる。私の目の前でぺろちゃんが踊っているのに、それを通りこして、視線が大郎さんに釘付けになってしまうほど。27分。
つづいて彩さんボーカルによる「ひこうき」。14分。大郎さん、先ほどとうってかわって美しいピアノ。
後半3曲目「Space Is The Place」。今日の白眉。川口、小森、立花、ウォルティが場内を吹き歩く。さやか&ぺろが椅子伝いに後方に移動、椅子上でのダンス。ぺろちゃんが椅子にのぼるときに頭をおさえられる。役得。じゃないな、場所得、か。さらに彩さんも場内へ。片山さんがソロで「一月一日」その他をメドレー。太田さんはハンドメガホンでがなりまくり。23分。
次に「Pちゃん」。不破さんが「片山さん、さっき(ソロで遊ぶのを)やっちゃったけど。」 片山「じゃあ、帰る。」 と言いつつもまたソロ芸。それに小森さんがからむ。片山さんが古い曲を吹いて、小森さんがちょっと戸惑うと、「年代が違うから。」 16分。
そして「本多工務店」。15分。+「仙頭」。終了は23時9分。休憩をのぞいても、演奏時間実に3時間。いやー、長かった。けど、圧倒的にすばらしい演奏だった。かぜもふっとんだような。
さやか&ぺろの金粉銀粉が服や手に結構ついてしまった。

追悼(一噌幸政さん)

今日の朝刊によると、一噌幸政さん(能楽一噌流笛方)が昨年12月29日になくなっていたそうだ。一噌幸弘さんのご父君である。つつしんでおくやみ申し上げます。

1月5日 渋さ知らズ劇場 at MANDA-LA 2

あけましておめでとうございます。
今年のブログもライブ鑑賞のはなしからです。
開場時刻の19時に8分ほどおくれて到着。丁度ならんでいた人の入場が終わろうとしていたところのようだ。ならんでいた、といっても5・6人のようだが。おかげで一番まえの真ん中にすわれた。ラッキー。年明け早々のためか、客も少なめ。開演時点で出演者の2倍前後、といったところ。
さて、その出演者は次のとおり。
不破大輔(b)、片山広明(ts)、小森慶子(as,ss)、辰巳光英(tp)、磯部潤(dr)、倉持“植木”“スラッシュメタル”整(dr)、関根真理(perc)、中島さちこ(key)、須賀大郎(p)、高岡大祐(tuba)、大塚寛之(g)、斉藤“社長”良一(g)、松本和志(バスtb)。
20時6分ごろから出演者がステージに上がりはじめる。まずメンバー紹介。メンバー名をわざとまちがえたり(北…じゃなくて辰巳光英、とか、関島…じゃなくて高岡大祐、とか)する。
20時8分ごろからなしくずし的(?)に演奏がはじまる。「行方知れズ」だが、途中に「バルタザール」をはさんだりしている。たまおしり師匠をはじめ、全員すばらしい盛り上がり方、というか、はじけ方。特に社長のはじけ方がすごく、演奏開始10分にして絃を切ったかと思うと、その20分後にはいかにも社長らしい、たいへんムボーなソロを披露。かと思うと曲の終わりごろ、また絃を切る。
演奏がおわったのが20時58分ごろ。不破さんが時間を確認して「すみません。こんなにやるとは思っていませんでした。休憩します。」
25分ほどの休憩をはさんで2nd set。このセット、不破さんはエレベにもちかえ。
1曲目「股旅」。演奏開始7分ごろの須賀さんのソロがすばらしい、というかすさまじい。辰巳さんが、つづいて片山さんが思わずふりかえって須賀さんの方を見るほど。26分。社長はまた絃を切る。
2曲目「反町鬼郎」。10分目ぐらいに社長・須賀デュオ。これがまあ、なんというか壮絶。おたがいやりたい放題。たいへん凶悪である。大塚さんも負けじと弾きまくり。歯で弾いたりも。片山さんもソロでいろいろ無茶を。時期はずれの「ジングルベル」を吹いたりする。社長、またまた絃を切る。24分。
3曲目「ナーダム」。社長、またまたまた絃を切る。とうとう5本目。今日のギャラ、ほとんど絃代に消えてしまうのではないか。しかし、絃を切るということは、それだけ演奏に熱がはいっている、ということでもある(少なくとも社長の場合は)。というわけで、この曲でも社長のソロが圧倒的。もう、悪の限りをつくしている、といった印象。どれぐらい極悪かというと、カブトロングのショッカースクール計画なみに極悪非道である。それにしても何度も書いているが、「ナーダム」はいい曲だなあ。テーマの部分聴いていると、涙出そうになってきたよ。20分。
そして、メンバー最紹介のあと、いつものとおり「仙頭」を1分ほどやって終了。
年明け1発目から力の入ったいいライブを聴けてたいへん幸せ。それにしても2ギター、2ドラムスでこの顔ぶれだからなあ。さっそく耳がおかしくなってしまった。

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