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UFJ銀行もと副頭取らは人間のくず

今日の朝日新聞朝刊によると、UFJ銀行のもと副頭取らが例の金融庁検査妨害に関して、同庁の調査に対して、「資料隠しは審査第5部の元次長が独断でやった」と口裏合わせをしていたのだそうだ。つまり、自分で命じておいて、責任を下のものになすりつけたのだ。こういうやつはまったくもって人間のくずだ。つまり、UFJ銀行は人間のくずが経営していた銀行だということだ。逆にいえば、くずほど昇進できるような体質の銀行だったということだ。ちなみにこのもと副頭取は三和銀行出身。三和銀行もバブルの頃は世界有数の大銀行でございます、とイバっていたものだが、その実、くずが経営するくず銀行だったというわけだ。バブル崩壊後、左前になったのは要は化けの皮がはがれた、ということだろう。
だいたいにおいて人の上に立つものは、本来下の者に責任のあることでもみずからの責任として引き受けるのが役目、というものだろう。一種のノーブレス・オブリージュともいえる。
昭和天皇は敗戦直後、昭和20年9月27日のマッカーサー元帥との会見で「敗戦に至った戦争の、いろいろの責任が追求されているが、責任はすべて私にある。文武百官は私の任命するところだから、彼等に責任はない。私の一身は、どうなろうと構わない。私はあなたにお委せする。この上は、どうか国民が生活に困らぬよう、連合国の援助をお願いしたい」(藤田尚徳「侍従長の回想」)とか「自分は今度の戦争に関して重大なる責任を感じている。従つて絞首刑も覚悟している……(中略)……自分の一身はどうなつてもよいから、どうか日本国民をこの上苦しめないで貰いたい」(橋本徹馬「天皇秘録」)とおっしゃったそうだ(黒田勝弘・畑好秀 編「昭和天皇語録」より孫引き)。これこそ人の上に立つものの態度であり、覚悟であろう。まあ、天皇といっても後醍醐天皇あたりは正中の変の責任をすべて臣下に押し付けたりしているが。
政治家も賄賂などが発覚するとすべて秘書のせいにする伝統がある。かつては「経済一流、政治三流」といわれていたのがバブル崩壊後、実は経済も三流だった、といわれるようになったが、この事件で政治・経済とも人間のくずが牛耳をとっているということがよりはっきりしてしまった。
そういえば三菱自動車、三菱ふそうのもとトップも裁判で責任のがれに終始しているが、部下からそれを否定する証言がでてきているなあ。
これが自分の国かと思うと心からなさけない。こういう心情をこそ愛国心、というのですぞ、妙な愛国心を強制しようとしている政治家たちよ。

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