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「ウルトラQ ~dark fantasy~」がつまらない

昨日、久しぶりに「ウルトラQ ~dark fantasy~」を観る。もはやテレビを観る、という発想が思考の中にほとんどなくなってしまっているため、しょっちゅう観忘れるのだ。それでも半分ぐらいは観ていると思う。
はじめの何回かは結構面白いと思った。草刈正雄の、江川宇礼雄を意識したと思われるケレン味たっぷりの演技もよかったし。
しかし、その後は草刈の演技もフツーになってしまったし、話もどんどんひどくなっているように思う。
この日の「カネゴンヌの光る径」もひどい。オリジナルの山田正弘が脚本を書いたリメイクだが、こういうリメイクならしない方がいい。
どうみても1960年代の風景を21世紀、と強弁する演出センスは評価するが、評価できるのはそこだけ。
なぜ、ハナエがカネゴンヌにならなければいけないのかのさっぱり分からない。「カネゴンの繭」の加根田金男がカネゴンになるのは「自業自得」あるいは「因果応報」の一言で説明できるが、一家の中でいちばん金銭に淡白だったハナエがなぜカネゴンヌ化するのか。
また、父が家を出た一家がずっと豊かになっているのはなぜか。ハナエの父がいかに生活能力、というか金銭能力に乏しかったとしても、少なくとも稼ぎ手が1人減っているのである。何百万円のブランド物を買いあさるどころではないだろう。
ストーリーはまさにリメイクで、金男をハナエに、その友達を男から女に置きかえただけ。しかも、ラストの「大人になるって、カネゴンヌになることなのね。」などという、拝金主義批判がテーマです、みたいな言わずもがなな台詞も邪魔なだけ。
我々が観たいのは、新しい「ウルトラQ」なのである。現代の映像技術を生かした、現代の世相にマッチした、それでいてオリジナルのエッセンスを感じさせる「ウルトラQ」なのである。オリジナルの劣化コピーを観たいのではないのだ。

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