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日本郵船吊り広告余話

日本郵船の磯野フネ(正確な表記は磯野舟、らしいが)さんの手拭い広告のことを書いたら、そのへんの検索語でこのブログにアクセスする人が結構いた。私もついでに、この広告ことを書いたほかのブログをいくつか見てみたのだが、やはり、おおむね好評のようだ。だが、中には「なんの意味があるのか」といったようなことを書いているブログもある。一般消費者と直接関係しない企業が、企業イメージ広告を打つ、というのはそんなに珍しいことじゃないと思うのだが。
さて、ここからは直接的な悪口になるので、ブログ名やURLは示さないが、中でもあきれた(というより、ちょっとびっくりした)のが、
「この広告で一体何が言いたいのでしょうか
多分代理店にそそのかされてとりあえず出しておきましたと言ったところだと思いますが。
インパクトだけでなく、まずは日本郵船とはなにかを紹介する方が先なのではないかと思った」というやつ。
日本郵船とはなにか、をいまさら紹介する必要があるのだろうか。と思ったのだが、考えるに、これを書いた人自身が日本郵船を知らなかった、ということなのだろう。他のブログでも、日本郵船とはどんな会社か調べてみました、とか書いていたところもあったし。
言うまでもないが、日本郵船というのは日本一の海運会社であり、世界でも有数の海運会社だ。海援隊を後藤象二郎が、つづいて岩崎弥太郎が引き継いで作ったのがこの会社だ。さらに、この会社をベースに発展していったのが、三菱財閥だ。いわば、日本の近代と資本主義を作った会社、と言っても過言ではない。極端な言い方をすれば、日本中の会社というものは、すべて日本郵船の余慶を受けている、とさえ言える。その会社が「代理店にそそのかされてとりあえず」広告を打つとは考えられない。昨日今日できたぽっと出の会社ではないのだ。
その会社を知りませんでした、とブログに書いてしまうのは世界中に(と言っても日本語でだから、まあ、日本中に、か)自分の無知を公言したようなものだと思う。
まあ、無知なのはしかたがない。誰しも森羅万象を知っているわけではない。私だって知らないことはいくらでもある。だが、高みから見下ろして、皮肉ったような、馬鹿にしたようなことを書いた分、もろに自分に跳ね返ってしまっている。
文章を書くこと、そしてそれを発表するということは、恐ろしいことだ。もって他山の石としたいと思ったのであった。

そういえば昔、ニュースにツッコミを入れるサイトで、久原大河画伯の初めての個展の記事に添えられた作品例(梅津和時さんがカルピスの黒人になって、ストローのかわりにサックスをくわえている絵)に対して、「パクリじゃないか!」とか書いていたところがあった。これなども、えらそうにこき下ろそうとして、「私はパロディーというものが分からない大馬鹿者です」と満天下に公言したごとくであったなあ。

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