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2004年7月に作成された記事

日本郵船吊り広告余話

日本郵船の磯野フネ(正確な表記は磯野舟、らしいが)さんの手拭い広告のことを書いたら、そのへんの検索語でこのブログにアクセスする人が結構いた。私もついでに、この広告ことを書いたほかのブログをいくつか見てみたのだが、やはり、おおむね好評のようだ。だが、中には「なんの意味があるのか」といったようなことを書いているブログもある。一般消費者と直接関係しない企業が、企業イメージ広告を打つ、というのはそんなに珍しいことじゃないと思うのだが。
さて、ここからは直接的な悪口になるので、ブログ名やURLは示さないが、中でもあきれた(というより、ちょっとびっくりした)のが、
「この広告で一体何が言いたいのでしょうか
多分代理店にそそのかされてとりあえず出しておきましたと言ったところだと思いますが。
インパクトだけでなく、まずは日本郵船とはなにかを紹介する方が先なのではないかと思った」というやつ。
日本郵船とはなにか、をいまさら紹介する必要があるのだろうか。と思ったのだが、考えるに、これを書いた人自身が日本郵船を知らなかった、ということなのだろう。他のブログでも、日本郵船とはどんな会社か調べてみました、とか書いていたところもあったし。
言うまでもないが、日本郵船というのは日本一の海運会社であり、世界でも有数の海運会社だ。海援隊を後藤象二郎が、つづいて岩崎弥太郎が引き継いで作ったのがこの会社だ。さらに、この会社をベースに発展していったのが、三菱財閥だ。いわば、日本の近代と資本主義を作った会社、と言っても過言ではない。極端な言い方をすれば、日本中の会社というものは、すべて日本郵船の余慶を受けている、とさえ言える。その会社が「代理店にそそのかされてとりあえず」広告を打つとは考えられない。昨日今日できたぽっと出の会社ではないのだ。
その会社を知りませんでした、とブログに書いてしまうのは世界中に(と言っても日本語でだから、まあ、日本中に、か)自分の無知を公言したようなものだと思う。
まあ、無知なのはしかたがない。誰しも森羅万象を知っているわけではない。私だって知らないことはいくらでもある。だが、高みから見下ろして、皮肉ったような、馬鹿にしたようなことを書いた分、もろに自分に跳ね返ってしまっている。
文章を書くこと、そしてそれを発表するということは、恐ろしいことだ。もって他山の石としたいと思ったのであった。

そういえば昔、ニュースにツッコミを入れるサイトで、久原大河画伯の初めての個展の記事に添えられた作品例(梅津和時さんがカルピスの黒人になって、ストローのかわりにサックスをくわえている絵)に対して、「パクリじゃないか!」とか書いていたところがあった。これなども、えらそうにこき下ろそうとして、「私はパロディーというものが分からない大馬鹿者です」と満天下に公言したごとくであったなあ。

7月23日 こまっちゃクレズマ at MANDA-LA2

MANDA-LA2のスケジュールには「こまっちゃクレズマー」と記載されていたが、「正しくは「こまっちゃクレズマ」のはずである。
暑さのせいか、入りは寂し目。開演時で20人弱、その後、終了までに何人か入って、20人を超えたかな、というところ。
5分ほど遅れて開演。1曲目「海を渡る風」(関島)。2曲目「ミザルー」。こまっちゃ初演。何の曲かは知らないが、有名な曲らしい。
3曲目は曲名聞き取れず。梅津さんがサーキュラー・ブリージングを長々と。
4曲目は涼しげな曲を、ということで「満月の花」(張)。
5曲目は、「涼しげな曲をやっても、やっている方は全然涼しくないことが分かりましたので、暑苦しい曲を。」ということで「コンノートのくつみがき」(関島)。
つづいて「アラターク」と「Cigany Himnusz」。ここまでで1st set終了。55分ぐらい。
休憩は12・3分と短め。
2nd set最初はアテネオリンピック記念でギリシャ・カラマティアーノ地方の民謡「マンティリ・カラマティアーノ」。8分の7拍子の結構難しい曲。始まってすぐ、スピードが違ったのと、譜面が落ちそうになったので、梅津さんが演奏を止めてやり直し。短い曲ながら苦戦した模様。
2曲目は「今度は楽な曲で。」ということで、「うっ!ちゃんた」(多田)。
3曲目はまたもやこまっちゃ初演の「黄金のパゴダ」(新井田)。新井田UNITでやっていた曲だ。
4曲目「KIKI BANDでもこまっちゃクレズマでもやっている曲です。」で、「IAZUMOYA」(梅津)。
5曲目「HAVA NAGEELA」。多田さんが客席1周。また、新井田さんのソロが聴きもの。
6曲目「七夕まで」(張)。こまっちゃ初演。タイトルのせいか、7拍子。
ラストは「ALE BRIDER」。梅津、張、多田の3人が客席に降りてきて、あちこちで演奏。ここまで約50分。
アンコール、「チェブラーシカ」から「テーマ」と「空色の汽車」をやろうとしたが、「空色の汽車」の譜面が見つからない。結局、「誕生日の歌」「ケーナのテーマ」「チェブラーシカのテーマ」をやる。5分ほど。
というわけで、21時45分ごろには終了。随分急ぎ足だったのは、この後、店内で軽い打ち上げでもやる模様。だもんで、急いでアンケートを書いて退出。
やはり、こまっちゃはホールなどより、こういう狭いところの方が良い。ステージ上もぎっしりとした密度感があるし、ステージと客席が近いところも良い。もともと、旅芸人仕様なのだから、ステージから遠く離れて見るよりは、周りを取り囲むかのように、プレーヤーと聴衆が近い方が、雰囲気が出ている。
ところで、この日は新聞販売店の古新聞回収の日。古新聞を回収のお知らせの紙とともにビルの1階に出しておくと、その紙の上にトイレットペーパー1巻が置かれている。ところが帰宅すると、お知らせ紙だけ残って、ペーパーなし。誰かが持っていってしまうらしい。こういうことが、しばしばある。2回に1回以上か。おそらくビル住人のしわざ。ビルに出入りした人間の可能性もあるが、結構かさばるものを持って行きはしまい。それにしても、わずか数十円ぐらいのものを盗まんでも。軽い気持ちでやっているのだろうが、泥棒は泥棒。泥棒と同じビル内に住んでるのかと思うと、たいへん気分が悪い。こういうのも日本人のモラル低下の現れの一つだろう。

7月22日 ミンガセネガル at バレルハウス

終業後、池袋へ。東武百貨店の地下をしばらくうろうろ。先日、たまたま「AJANTA」のサイトを見たら、同店の地下に出店していることになっていたからだ。十数年前に西武の地下を改装したとき以来、池袋に店はないと思っていたのだが。
ネットで検索してもみたのだが、少なくとも数年前には、売店(イートイン不可)があったらしい。でも、最近そこで買ったとかいう記述は見当たらない。だけど、カレー店のリストを載せているサイトにも出ているんだがなあ。
それで、確認してみようと思ったわけだ。池袋は比較的立ち寄ることの多い街なので、もし、今でもあるのなら便利だなー、と。
結論としては、今はない、ようだ。サイトの方は見直してみると、何年も更新せずにほったらかしのようだ。いかげんだなー。さすがにインド風の悠久の時間がたゆたっていたりするのだなあ。
しかし、デパ地下というところは、売っているもの売っているものみんながおいしそうに見える。手ごろな値段の弁当類、惣菜類もあり、しかもこの時間だと、値引きになっていたりもして、いくつか買いたくなってしまう。このまま帰宅するのであれば、絶対に何か買っているが、今日はそういうわけにもいかない。それにしても近所のスーパーやコンビニの弁当、惣菜とくらべてバラエティの豊かなことよ。池袋に住んでいたころにはデパ地下には寄らなかったが、もったいないことをした、といまさらながら後悔。
19時50分ごろバレルハウス着。このあいだ書いたサッポロラガーがいつの間にかなくなっていて、黒生にかわっている。残念。仕方ないので、エビスの生中と、夕食を取る時間がなかったので、また、鯨の竜田揚げを注文。前回ちょっと驚いたほどのボリュームではなく、常識的な量になっている。今日は事前に何も食べていないので、ちょっと残念。
入りは、用意された席がすべて埋まるぐらいで、丁度よし。今日の客は若い人が多い。Think Tank経由で紗知さんを知ったクチのようだ。筆者と同じ最前のテーブルに座っていた男2人+女1人のグループも然り。いろいろなきっかけで紗知さんらのリスナーが増えるのはうれしい限りだが、ヒップホップのファンが紗知さんらの音楽をも楽しめるというのは、感覚的には、いまひとつ分からない(悪いと言っているわけではない)。MINGAはリズムが最前面に出ているユニットだからだろうか。
今日のメンバーは早坂紗知(as,ss)、永田利樹(b)、ワガン・ンジャエ・ローズ(サバール,コンガ)、アブドゥ・バイファル(ジャンベ)。
20時7分ごろ開演。1st setは45分強で5曲。オリジナル(「nbagi」)あり、スタンダードあり、アフリカの曲あり。5曲目の「LIGEYOU NDEYE DOM」でのセネガル・コンビの打音が耳を直撃。鼓膜が震えているのがよくわかる。
休憩35分ほどで、2nd set。1曲目に「サマータイム」。紗知さんのサックスは、この曲が一番さえていたと思う。というか、スタンダード中のスタンダードだけに、個性がもっともはっきりと現れる、ということかもしれない。
次にセネガルの曲。アブドゥの指導で、客も歌う。でも、スワヒリ語(だと思う。他のアフリカ言語かも知らんが)なんてさっぱり分からないから、まるで長い呪文を憶えるようなもので、たいへん難しい。憶えるそばから忘れていく。カウンターの中からも「難しい!」との声が。
次に「お母さんごめんなさい」。
そして「Lucifer's Bebop」。またまたセネガル組のパーカッション炸裂。鼓膜が破れるかと思った。
最後に「舟が出る」。これも客に歌わせる。こちらは日本語詞でやったので、それほど難しくない。
ここまで50分ほど。アンコールがかかったので、「舟が出る」をさらに続ける。紗知さんの希望でアブドゥがダンスを披露。狭い場所でだが、さすがはセネガル国立舞踊団。ジャンベも歌もよいが、ダンスもすばらしい。アンコールは3分ほど。
今日はパーカッションが、西洋系、ラテン系が皆無で、アフリカ系ばかりだったので、全体的にきわめてアフリカ色の強い印象の演奏であった。
また、終演後、永田さんや紗知さんとも話したのだが、サバールやジャンベの直撃を食らうと、もともと通信手段としても使われていた、というのが実感としてよく分かる。この音なら何キロも先まで「向こうのほうから象がー来ーたぞ、みんなーでーやっつけよーおー」((c)タモリ)と伝わるわけだ。紗知さんが言うには、狭い店内なので、これでも音は抑えていた、とのこと。フルスロットルでやると、どんな感じになるのだろう。そういう機会があれば、ぜひとも(もうちょっと離れて)聴いてみたい。

日本郵船の吊り広告

今朝、電車で見かけた吊り広告。日本郵船の企業イメージ広告なのだが、2スペース取った横長で、コピーは「今、フネが熱い。」。で、磯野フネさんが扇風機にあたっている絵が描いてある。そんでもって、広告そのものが紙ではなく、手拭いふうの布(註1)。久しぶり大いに感心した、イキな広告であった。(註2)
註1。ちょっとさわってみたが、手拭いそのものではなく、もう少し安そうな感じの、ガーゼのような布だった。
註2。テレビのCMにもイイのはいろいろあるのだろうが、筆者は「おはよう日本」ぐらいしか見ないので、全然知らない。

7月18日 ピンポイントアワー/サノバラウド9 at 新宿Pit Inn

いやー暑い暑い。これだけ暑いと外出する気力もおきない。書店まわりをしたいところだけど、この暑さじゃ、不要不急の外出はする気になれない。
夏が暑いと、ビールが売れたり、エアコンが売れたり、電力使用量が増えたりで、消費が伸びて景気がよくなるというけど、筆者みたいに買い物に出るのもいやだ、という輩の消費減退というマイナス効果もありそうな気がしてくる。
表題のライブも前売りを買っていなきゃ、出かける気になれなかっただろう。それにしてもこの暑さ、東南アジアなみで、ライブの内容にふさわしいのかもしれない。

出演はデワ・アリット(ガムラン楽器)、梅津和時(cl,bcl,ss,as)、外山明(ds)、藤乃家舞(b,ワイヤフォン)、吉田大吉(シタール)、小谷野哲郎(スリン)。会場は満席のうえ、立ち見も相当数。結構酔狂な催しだと思ったのだが、こんなに入るのかとびっくり。
進行役は藤乃家さん。演奏は全篇まったくのフリー・インプロ。1st setは70分1曲。2nd setは40分やったあと、時計を確認してもう1曲。25分。ガムラン楽器を間近に見られて、その演奏を聴けたのは貴重な体験だと思う。
新井田耕造さんの姿を見かける。「サノバラウド10」に出演するからであろう。
終演後、物販コーナーにいた大河画伯とちょっと雑談。していると梅津さんが来たので挨拶。多田さんもいたので挨拶。今日も先日のこまったかよろしく下町あんちゃんふう。「夏はやっぱりこれよ。小寅と呼んで。」だそうだ。

青山ブックセンター、倒産かあ

青山ブックセンターに対して栗田出版販売から破産の申し立てがあって、16日で営業を中止したそうだ。六本木名物がひとつ消えてしまう。
筆者は六本木には滅多に脚を向けないし、品揃えも筆者の好みとはあまり合致していないので利用したことはほとんどないのだが、一個の本好きとして、名物書店がつぶれるのはやっぱり寂しい。それにしても、warehouseのインストアライブの、まさに前日につぶれるとは。二重にびっくり。
ここ数日、CO2は解散するは、安東ウメ子さんは亡くなるは、青山ブックセンターはつぶれるはと、寂しいニュースばかり。嗚呼。
ところで前項に書いた片山さんのLIVE日記、7月13日付に直っていることを付記しておきますです。

7月13日 CO2 at 新宿Pit Inn

19時20分ごろPit Inn着。開場を待つ間に来月の「梅津和時 夏のぶりぶり2004」の通し券を買う。
ほぼ時間通りに開場。物販では加藤崇之さんの絵(直筆)を売っている。入りはチラッと見回した感じではごく普通(30~40人?)ぐらい。
20時8分ごろ開演。1st setは3曲で48分。近頃やたら長いライブばかりだったので、たいへん短く感じる。
2nd setは21時33分ごろから。4曲で48分ぐらい。そのあと、一旦下がりもせずに、というより、拍手も終わらぬうちに、アンコール1曲。
それにしてもCO2はいいなあ。格好いい音楽とはこういうやつのことを言うのだと思う。
2nd setの最後(アンコールの前)にはCO2では珍しく、「NAADAM」を演奏。渋さ知らズともNAADAM(こちらは林さんのバンドのこと)とも感じのちがう、CO2の「NAADAM」。これが今日のベストだったと思う。「NAADAM」という曲は、演者によって幾通りにも姿を変える、本当に面白い曲だ。
ところで、片山さんのLIVE日記に、(間違って7月12日付になっているが)「案の定と言うか、ヤッパリと言うか・・・CO2は本日をもって解散致しました。ジャズの宿命かな?、やってられないもんね。」とあった。本当に解散なんですか。今日も結構楽しそうにやっていたのに。ツアーの赤字がこたえたのかな。それにしても残念。大好きなバンドがひとつ、消えてしまった。

7月11日 山本正之コンサートVOL.24 ザ・ブライトスタンダードショー「あなたの命」 + CD、DVDで大散財

参院選の投票に行ってから、秋葉原石丸電気SOFT 3 MUSiCへ行く。
6階で「アニメジャパンフェス 2003」(2枚組)、「特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム 特捜サウンドファイル1」、「美少女戦士セーラームーン オリジナルアルバム DJ MOON2」、「美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム ディア マイフレンド」、「スーパーヒーロークロニクル スーパーロボット主題歌・挿入歌大全集I」(3枚組)、「ジ・アニメタル・リバース・ヒーローズ」(以上CD)、「MASKED RIDER LIVE 2004」、「美少女戦士セーラームーン」(実写版) 3、同4、「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン 火球王妃降臨 THE SECOND STAGE FINAL」(以上DVD)、「ANIMETAL THE PSYCHO MARATHON」(DVD3枚+CD4枚組)を買う。「ROBONATION SUPER LIVE スーパーロボット魂Vol.1」を見かけ、前回買ったのを完全に忘れていて、また買ってしまった。なんか、毎度のようにこういうことをやっているな。おたく系CD・DVDは、似たようなタイトルばかり買っているので、筆者の記憶力ではフォローできなくなりつつあるようだ。それでもコレクター気質ゆえ、買わずにいられないのだな。
ちなみにこれは、以前、CDで出ていたもののDVD化。DVDの方がCDより、わずかながら安いのはなんとなく納得いかない。いや、安いにこしたことはないのだが。
「アニメジャパンフェス 2003」は半分衝動買い。たしか以前、見送ったような気がする。戦隊シリーズの曲が結構多く収録されているので、つい、買ってしまった。
なんだか本人もあきれるぐらい大量に買っているが、実はこれでも、見当たらなかったために買えなかったものもある。
5階で小倉優子「ゆうこりんのぜんぶのせ」(DVD)を買う。
2階で水野正敏・難波弘之・青柳誠「Duo Duo」(CD)を見つけたので買う。
石丸本店でMD生ディスクを買い、JRの駅へ向かう。
駅前ではメイド服の娘がティッシュを、綾波レイふう制服の娘がビラを配っていた。もらわなかったので、なんの宣伝かは分からない。まあ、前者はそのままメイド喫茶ではないかという気がするが。
ほかにスイングジャズをやっている十数人の楽隊。これは東芝のキャンペーンらしい。通り過ぎたときにロゴが見えただけなので、東芝の何かまでは分からないが。
新宿朝日生命ホール。開演(17時)10分前くらいに着。とりあえず「ライヴ刊・山本朝廷」31を買い、席へ。当然のごとくデオドラント・ガールズ出没。着席の数分後、イントロ流れ始める。
朝日生命ホールの座席はY列まであり、筆者はR列。ここまでは結構入っているが、そのうしろはガラガラ。前売り開始日に買ったのだが。ほとんどの入場者が発売当日に買った、ということか。もっとも今回は5社を通しての発売だったので、扱い業者によっても売れ方の違いはあろうが。現に筆者の2列前が、数人分固まって空いていた。通路のすぐ後ろという、見やすいロケーションだったのだが、もったいない。
今日は終演後、セットリストは配布されず、かつ、ベラ・ボー エンタテインメントのサイトに掲載されているので、曲目は略。
本日の「ザ・サスクハナ」は藤原いくろうとタバタマユミなる女性。いくろうさんの弟子だそうだ。正之さんが「タバサ」と命名。リトルピンクか。いくろうさんは今日はスタインウェイ・ピアノ。
しかし、(いくろうさんは別として)なぜ、いつもバックを半素人にやらせるのだろう。金銭的にも人脈的にも、プロのキーボーディストに頼むのは容易だと思うのだが。
今回、DMはめずらしく、フルカラーだったが、それはこれで朝日生命ホールを使うのは最後にするつもりなので、気合を入れてみたのだそうだ。ところが、朝日生命ホール自身が10月に閉鎖することになったそうだ。まるでシンクロニシティ。
印象に残ったことその1。「ピアノのチューニング」と言ったあと、「チューニングってことはないですね、調律ですね。」と言いなおしていたが、単に英語か日本語かの違いではないか。わざわざ言いなおすほどのこともあるまい。確かにピアノについては「チューニング」とはあまり言わないが、慣用的なものだろう。
こんなことにこだわったかと思えば、「キーボーダー」などと言って平気でいたりするのはいかがなものか。
その2。アンコール1曲目の「夕涼み」で、演奏前にさんざんキーを気にした挙句、間違ったキーで始めてしまった。いわゆる「意識しすぎ」か。
19時55分終演。いつもながらたっぷりである。
数年ぶりに翔壱書店に寄る。小倉優子写真集「恋のシュビドゥバ」と、なんとなく桜木睦子写真集「ちかづきたい!」を買う。他にまほろさんにしかられてしまいそうなDVDを何本か。

7月8日 ERA CD[TOTEM]発売記念ライブ at MANDA-LA2

ほぼ満席。5日の渋さのときよりは椅子、テーブル数が少なかったようで、窮屈さは感じない。まあ、理想的な入りかた、といえようか。
19時40分開演。1st setはERAの2人のみで。曲目は「TONO」(壷井)、「Take Me to Your Leader」(鬼怒)、「Arena」(鬼怒)、「Foghorn」(鬼怒)、「Haf」(鬼怒)の5曲。55分。例によって鬼怒さんがタイミングをはずすようなMCで壷井さんをいじる。その他、曲名にまつわるSFの話など。
鬼怒さんは結構SFを読み込んでいるようだが、さすがにSF大会に参加したことはないだろうな。壷井さんはSFにはあまり興味ないようだが、SF大会にゲストで参加したことがあったりする。某国首相ではないが、「人生いろいろ」である。
休憩は15分。短い。
2nd setはゲストをからめて。
最初は+佐藤芳明(accd)で「I Was a Teenage Werewolf」(鬼怒)。
2曲目は+柏木広樹(vc)で「Dizzy Blank」(壷井)。柏木さんを聴くのは初めて。鬼怒さんがライブ・イマージュで知り合ったそうだ。
3曲目、+太田恵資(vln)で「Gadget」(壷井)。
4曲目は5人全員で「Under the Red Ground」(壷井)。ここまでで1時間弱。
さらに全員で「Crawler-A」(鬼怒)。演奏が始まる直前、太田さんが別のバイオリンに大慌てで持ちかえ、爆笑。取りかえるのを忘れていたらしい。この曲が25分の長丁場。それぞれ、ソロ場面では見せ場あり。
そしてアンコール。ERAの2人はすぐに出てきて、鬼怒さん曰く「俺って、“タメ"ができないんです。他のメンバーはおいおい出てくるでしょう。」
ということで5分ほど、2人のMCでつなぎ、全員そろったところで「Left Window」(壷井)。鬼怒さん「随分長くやったので、もういい加減にしろ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、また、好きなだけやらせてもらいます。」ということで、25分近く。これも大熱演。
爆音、爆音、また爆音の昨日とはかわって、1st setは静かなERAであったが、2nd set、特に4曲目以降は昨日ほどではないにしろ、大音量系となった。どちらも心地よし。それにしても、今日も長かった。まさか昨日より長くなるとは思わなかった。
ストリングス・アーギュメンツの「ファーストライブ」とKBBの「フォー・コーナーズ・シーズン」買う。「フォー・コーナーズ・シーズン」と、持参した「トーテム」に壷井さんのサインをもらう。ストリングス・アーギュメンツの方は、今回は遠慮しておいた。さすがに一度に3枚にサインをもらうのは……、と思ったので。ずうずうしいくせに、変なところで遠慮深い小心な性格である。

7月7日 鬼怒無月Birthday Live at Buddy

入りは、7・8割。50~60人といったところか。
出演は鬼怒(g,vo)、早川岳晴(b)、田中栄二(ds)、中山努(key)、灰野敬二(,vo)、勝井祐二(vl)。灰野と勝井がゲスト扱い。中山はなぜちがうのかと思ったら、6月6日のPit Innでのライブを機にCoilの正式メンバーになったらしい。
記録を確認してみると、Coilのライブは1月以来行って(行けて)いないのだな。約半年ぶりか。そんなに間が開いていたとは思わなかった。筆者にとって、もっともなじみのあるバンドの一つなので、しょっちゅう聴いているような気になっているらしい。
開演前から場内で鬼怒さんや早川さんの姿を見かける。鬼怒さんは夏向けか、髪を随分短くしていた。
19時37分開演。1st setはCoil中心のステージ。
はじめにCoil4人で4曲。40分。
次に勝井が加わって、「Killing Floor」を演奏。10分。鬼怒、演奏中エキサイトしすぎで譜面たてを倒す。
つづいて鬼怒+早川+田中+灰野で1曲。13分。灰野がマイクスタンドを倒さんばかりに絶叫。
20分ちょっとの休憩の後、2nd set。こちらは各種取り合わせ、とでもいうか。
最初は鬼怒+勝井のpere-furu。pere-furu名物2人のトークが7分ほどあって、演奏。1曲8分。
次に鬼怒+灰野。15分。
つづいて鬼怒+灰野+勝井のブラックステージ。3年ぶりぐらいらしい。筆者も生で聴くのは初めて(CDは持っている)。13分。
ここで鬼怒がステージから下がり、灰野+田中+早川のトリオで1曲。12分。
次に鬼怒+勝井+中山+田中。12分。
ラストに全員で「Spoonful」。18分。特大音量。
アンコール。まず、Coilメンバーが出てきて花束贈呈。鬼怒、驚く。勝井、灰野が出てきて全員で「Mojo Walking」。演奏前に勝井がモニターのボーカル音量を下げるように依頼。「ソウルフルな歌が心に突き刺さる前に耳に突き刺さってしまってますので。」10分。
演奏+MCでトータル約2時間40分というたいへん長丁場、充実のライブであった。
終演後、鬼怒さんにおめでとうを言いたかったのだが、姿見えず。早川さん夫妻にだけ挨拶して帰る。

7月5日 渋さ知らズ劇場 at MANDA-LA2

MANDA-LA2に行く前に吉祥寺駅前の吉野家でめし。向かいのカウンターに座っていた兄ちゃんが、えらく細く長いあごひげ。先っぽが白くなっていたけど、半熟玉子が付いていたのではないか。筆者は近視なので、よくは見えなかったが。
18時50分ごろMANDA-LA2着。並んでいたのは2人だけ。開場まで、この3人のみ。開演までにも今ひとつ入らず、椅子も2・3割空いていた。これならそう急いでこなくてもよかったな。まあ、聴く方としてはゆったり聴けていいのだが。
出演は、不破大輔(b)、片山広明(ts)、泉邦宏(as)、小森慶子(as)、立花秀輝(as)、鬼頭哲(bs)、辰巳光英(tp)、大塚寛之(g)、中島さちこ(key)、倉持整(ds)、岡村太(ds)、関根真理(per)、室舘アヤ(fl)、高岡大祐(tuba)
1曲目は「行方知れズ」。40分。不破のアコベにはかなりエフェクトがかけてあるようだ。大塚、小森のソロがたいへんよし。サビでの倉持のドラムも迫力。
2曲目は「At Last I Am Free」。10分。室舘のボーカルはまるで超音波。
30分の休憩をはさんで、「大沼ブルース」。25分。
次に「犬姫のテーマ」。13分。不破は途中でエレベに持ちかえ。以降ずっとエレベ。 岡村がたたきまくり、小森がさらに煽る。
つづいて「ライオン」。15分。これも大塚と倉持の二人が大車輪の活躍。
それから「NAADAM」。12分。最後に「仙頭」を1分ほど。
いつもながらノリも音量も充分(以上)でたいへん快。メンバーも楽しそうだった。
帰りの電車でガン黒へそ出し女が優先席に座ってばたばたと化粧。その上、携帯電話で話すのを見てたいへん不快。
それにしても、優先席に座って携帯電話を使用(メール等も含めて)するやつが多いのはなぜか。電車内での携帯電話は、話す以外は優先席付近以外では解禁されたのだから、場所を選んで使え。日本人の公徳心は地に堕ちたと言わざるを得ない。実際にペースメーカー使用者が、身の安全を求めて優先席付近を選んで乗っていたらどうするつもりか。それで死にでもしたら、立派に業務上過失致死だぞ。
この日、メガハウス キューティーモデルセーラームーン セーラーマーズ落札。

7月2日 本田珠也GROUP at 新宿Pit Inn

事務所レイアウト変更のため、17時半ごろにはパソコンも使えなくなってしまい、早々に退勤。
時間が大量に余ってしまうので、地下鉄構内の本屋に寄る。あまり時間つぶしにならず。「VOW全書(7)」を見つけ、買う。知らないうちに7巻まで出ていたのだな。5・6巻を買い逃している。どこかで見つけて買わねば。
それにしても「VOW全書」の編集のいい加減さは相変わらず。ただ単に単行本2冊を1冊にすればいいというものではない。○ページ参照、とか書いてあっても、その表記は単行本時代のままなので、まったく役に立たない。合冊文庫化したときのページ数に書きかえるぐらいの手間は惜しまないでほしいものだ。
さらにボークスとイエローサブマリンで時間をつぶす。イエローサブマリンは、いつもどおり6階でエレベーターを降りたら、なくなっていてびっくりした。いつの間にか5階に統合されていた。
19時20分ごろPit Innの前へ。まだ誰もいない。開場までにはあと一人来ただけ。開演までには十数人。
今日は、先日の「ZEKオーケストラ plays レッド・ツェッペリン」での本田のドラムが印象深かったので、一度聴いてみようと思ったのだ。メンバーは本田(Ds)、和泉聡志(G)、荒武裕一郎(P)、米木康志(B)。本来は臼庭潤(SAX)がいるのだが、欠。「心に雲がかかってしまっていて、晴に戻している最中」とのことだ。和泉は以前、mingaで聴いたことがある。なかなかいいギタリストだったと記憶している。
感想は……長い!とにかく長い!
20時5分に開演、まずサン・ラの「Call For All Demons」と本田の「ダーティ・ハリー」を続けてやったのだが、これでもう、45分。ここでメンバー紹介などがあり、つづいてビートルズの「I Want You」を15分。
これで休憩かと思いきや、さらに本田の曲(よく聞き取れなかったが、「レッド・スレッド」?)を15分。さらにさらに本田の「ナイト・イン・ジゲン寺」を15分。こりゃ、一気にワンステージでやるのかなと思ったら、ここで休憩。ここまで90分。これでまだ後半戦がある!
さすがに終演時間を危惧したのか、休憩中に客数人が帰る。休憩時間も、30分弱、しっかり取っていたので、2nd setが始まったのは22時過ぎ。
後半最初は本田の「Body Talk」から。20分弱。
次に本田の「キーマン」とチャーリー・ハンターの曲(タイトル聞き取れず)を続けて。あわせて30分強。
それからロバータ・フラックの懐かしいヒット曲「Killing Me Softly With His Song」を35分。これで終了。休憩を別にしても約3時間。
フェスティバルとか対バンありとかなら、これぐらいの長さは結構あるが、ワンマンで3時間というのはちょっと珍しい。それだけやりたいことが多いということか。
演奏については、本田のドラムソロは文句なしであったし、和泉も記憶どおり、たいへんよかった。和泉はプラグで絃をはじいたり、プラグに手を触れてノイズを出したりという試みも行っていたが、悪い意味でアバンギャルドになりすぎておらず、面白かった。
それにしても疲れた。週末でもあり、終わりの方は眠気と戦いながら聴いていたような感じであった。

7月1日 ログイン8月号など

5月15日の「寺島令子 Un-official HP第6回全国統一off」のことが「墜落日誌2」に描かれているので、「ログイン」8月号を買う。発売から1週間もたってしまった。
それ以前に職場近くの書店を何件か探したのだが、やはりこの手の雑誌はビジネス街の小さな書店では見つからない。自宅の最寄駅前の書店はいつも置いていたはずなので、早めに帰宅したときに寄ったら、丁度移転のため休業中。閉まったシャッターを見たときは愕然としてしまった。森下のらくろードの書店にもなかったし。
そんなわけで、自宅の一つ手前の駅で途中下車し、駅前の中規模の書店に寄る。
雑誌・新刊フロアに数冊ある。ほかに小倉優子写真集「ひとりの夜」を見つけ、買う。
コミックフロアでは森下裕美「COMA GOMA」(5)、みなもと太郎「風雲児たち 幕末編」(4)、いしいひさいち「フン!」を買う。「COMA GOMA」(5)と「風雲児たち 幕末編」(4)は、やっと、だ。長い間大型書店に行くのをさぼっているからだ。もっとも、新宿紀伊國屋でも見つからなかったのだが。
「フン!」は、なぜかこれだけビニールがかかっていなかった。さらに、帯が傷んでいたので、少々躊躇したが、まあいいや、ということにして買った。
文庫・新書フロアでは立花京子「信長と十字架」といしいひさいち「大問題'04」を買う。藤原明「日本の偽書」は発見できず。
帰宅後、「墜落日誌2」を読み、さらに「風雲児たち 幕末編」(4)を読む。「雲竜奔馬」からの流用のコマ多し。どういう使い方をしているか、「雲竜奔馬」と比べながら読んだりする。阿部正弘の装束が長上下から衣冠束帯に描きなおしてあったりして面白い。この機に「雲竜奔馬」を読み直してしまったり、武家の式服を調べなおしてしまったりする。

6月30日 梅津和時こまっちゃクレズマ+おおたか静流 下町ライブ! at 森下文化センター多目的ホール

半年ぶりの「こまったか」だ。
18時30分開場のところ、18時40分ごろ着く。物販コーナーに大河画伯。昨日の大河展のノートの書き込みを読んだようで、来場の礼を言われる。
開場では2列目に着席。まだ結構すいていたが、開演までにはほぼ満席。というより、チケットの売れ方にあわせて椅子を並べたのであろう。地元の人が多いみたいで、いつもと少々客層がちがう感じ。ざっと見回しても知った顔が見えない。
19時5分ごろ開演。梅津さんとおおたかさん登場。二人で「音戸の舟唄」。
おおたかさんが下がり、張さんが登場。アコーディオンに合わせて梅津さんが歌いだす。「ツンバラライカ」である。他のメンバーが次々に現れて演奏に加わっていく。多田さんはアロハシャツにパナマ帽、手ぬぐいで下町のあんちゃんスタイル。TPOをおもいっきりわきまえたスタイルで面白い。帽子は多田さんのステージでは必須のアイテムだが、こういう手で来るとは。
つづいて軽い演奏をしながらメンバー紹介。そのまま「JINTA」(張、浦山秀彦)に入る。
おおたかさんが再登場して「ウスクダラ」。おおたかさんは洗濯板を熊手で鳴らしたり。
こまっちゃで2曲。「コンノートのくつみがき」(関島)と「Cigany Himnusz」。
こまったかで「おもいとげねば」と「Vietnamese Gospel」(梅津/おおたか)。
ここで休憩。あまり時間がないので、休憩はなしかと思っていたのだが。ここまで約50分。
アナウンスどおり、15分の休憩をはさんで第二部。まず、こまっちゃで「月下の一群」(関島)、「満月の花」(張)、「HAVA NAGEELA」を続けて。「HAVA NAGEELA」のとき、梅津さんはクラリネットを持って客席を一周。
次におおたかさんを加えたボーカル4人娘(?)による「ダンスの楽園」(佳村萌)。3人だと「平成のキャンディーズ」とか言っていたけど、4人だとどうなるんだろう。「平成のセイント・フォー」とかか。
次に「ダイアリー」(おおたか)。アンネ・フランクに捧げた曲。
つづいてこまったか名物の「ガボット」。
それから「あんまりあなたがすきなので」。おおたかさんが絶叫している。
ラストに「アロハオエ」。第二部も約50分。
アンコールに「花―すべての人の心に花を」(喜納昌吉)。さらにおおたかさん以外の全員がステージの下におりて、「ぴっとんへべへべ」。アンコールは10分ちょっと。
感想として、こういうホールでは、こまっちゃ(こまったか)だと濃密感が少し足りない感じがした。JIROKICHIとかMANDA-LA2あたりで、ちょっとぎゅうぎゅうなぐらいの方が向いているように思える。この広さならベツニ・ナンモ・クレズマーの方が向いているだろう。特に第一部では少し散漫な印象を受けてしまった。第二部でだいぶ取り戻した感じだが。
終演後、メンバーはサインで忙しそうなので、大河画伯(彼も物販で忙しそうだったが)にだけ挨拶して帰ろうとしたら、知り合い何人かを発見。中でも世界一のおおたか静流追っかけのかもめさんとは、スイートベイジルSTB139でのmingaのレコ発以来だから、丁度1年ぶりだ。しばらく立ち話。豪雨のため、新幹線をあきらめてクルマで来たそうだが、首都高で渋滞に巻き込まれて第二部からになってしまったそうだ。でも、二部のほうが内容はよかったし、おおたかさんも二部での出番が多かったのが不幸中の幸いであろう。

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